未来を信じ、未来に生きる。

今に流されず、正論を認識し、社会貢献していく人生を切り拓くブログ道。

刑事政策学で犯罪の遺伝子のお話ありました

2008-01-05 02:48:33 | 随筆・論説
 Unknown (あゆ)

2008-01-03 22:07:19

刑事政策学で犯罪の遺伝子のお話ありました。遺伝子ないなら環境要因はおおきいですよね。遺伝子がもしあるなら、これは先天的だから本人に責任は問えませんよね。国や社会が治療とか面倒見ることになりません?

どうなんでしょう?

本人を責めるだけでは問題は解決しない (ヤメ蚊)

2008-01-03 23:09:51

…のは間違いないですよね。まずは、収容人員の過剰を解決しないと先に進みそうにありません。

あゆさんへ (東西南北)

2008-01-04 08:20:31

「遺伝子ないなら環境要因はおおきいですよね」

 大きいという量的な問題ではなく質的な問題です。人は生まれながらに犯罪者ではないのですから。完全に社会、経済、政治などの環境が人間を犯罪者にしたという因果関係が成立します。しかし、同じ環境でも犯罪者にならない「強い」人間もいるじゃないか?という俗論がありますが、それは人間が犯罪者になる程度は押しつぶされていないというだけであり、質的にはどの人間も社会、経済、政治が原因して人間性を押しつぶされているのです。個人を潰すのはいつも社会であるが、個人は社会を正す可能性を持っているということであり、ここに生まれながらに犯罪者ではない人間の真実がある。

「遺伝子がもしあるなら、これは先天的だから本人に責任は問えませんよね。」

 犯罪の責任は行為にあるのであり、人間の存在自体にあるのではないですよ。ですから、犯罪が遺伝するという悪質な観念を仮定した場合でも、人間の行為が犯罪であれば責任はあります。が、この場合に問題となるのは、犯罪の遺伝というものが特殊な個人にだけある特質なのか、それとも人類に共通する特質なのか、です。後者であれば、何を犯罪とするかはその時代の社会の合意、多数しか基準はなくなります。治安維持法も合法だとあります。前者であれば、犯罪を実現した場合、刑務所へ隔離して責任をとって貰うことにありますが、もちろん、医療的な治療が必要になるか、または、無期懲役で死ぬまで隔離かのいずれかであり、死刑は必要性がないですね、隔離で社会の安全は保障できるからです。



コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無利子奨学金から10万人締... | トップ | 犯罪抑止力論ー応報刑か、教... »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
憐れみと云う感情 (imacoco)
2008-01-06 11:11:02
私も何十回 何百回、人を殺してやろうと思った事があります。でも、それをせずに今迄来られたのは、単に運が良かったからかも知れません。
しかし、細かく振り返ってみると、そんな荒んだ心を癒やしてくれる存在…人であったり物事であったり…にその都度助けられたからだとも言えます。

死刑囚になってしまう人は、私が感じるに、死刑になっても構うか!と、一線を越え始めるケースが大部分だと思いますね。自暴自棄になる人間には、死刑制度など何の歯止めにもならない!

だから肝心なのは、社会全体が優しく、愛に溢れていたのなら、例え心が荒んむような出来事があったとしても、それを癒やして手当てする状況が必ず、どこかで用意されているのだと思うのですね。

あと「税金を使って犯罪者を喰わしてやる必要があるのか!」と云う「心無い人々」が居ますが、そういうのが「金主主義」です。 憐れみ の感情を培えば、決して、オレの払った税金を犯罪者などに呉れてやるな!と云う考えは出て来ないと思います。
返信する
imacocoさんへ (東西南北)
2008-01-09 07:57:45
 まさしく、その通りなんです。人間に対する家庭での放置、苛め、虐待、職場での人間虐待、支配、教育現場での支配、放置、苛め、その根本原因としての企業支配、国家権力の恐怖と暴力と放置。これらの社会環境が原因となって人間を蝕み、破壊し、遂には犯罪者へ転落するのです。しかし、どこまでいっても人間であり、豚や猿ではないですから、人間らしさを取り戻し、社会へ復帰していくのが自然です。ですから、人間らしい社会環境を整備していくしかないと思っています。

 
返信する
Unknown (imacoco)
2008-01-11 23:00:46
以前、人を殺めて服役していた人と一緒に仕事をしていた時期がありました。

でも、彼らは凄く愛に飢えていると云う感覚がありましたよ。



少し短気ではありますか、我々と同じ人間です。
返信する

コメントを投稿

随筆・論説」カテゴリの最新記事