未来を信じ、未来に生きる。

今に流されず、正論を認識し、社会貢献していく人生を切り拓くブログ道。

愛知県の大同工業大学(名古屋市南区)が非常勤講師の採用内定を一方的に取り消す人権侵害。

2009-03-04 01:58:14 | 労働裁判
非常勤講師
採用取り消し不当
撤回求め大同工大を提訴

--------------------------------------------------------------------------------

 愛知県の大同工業大学(名古屋市南区)に非常勤講師の採用内定を取り消された高森晃一さん(38)は二日、内定取り消しは不当だとして同大学を相手取り、解雇撤回や慰謝料を求めて名古屋地裁に提訴しました。

 高森さんは昨年十一月、同大学に労働条件について問い合わせたことから採用内定を取り消されました。授業案内なども含め、本名ではなく、他大学でも通用しているペンネームを使用して開講したいと問い合わせたところ、大学側は本名で行うよう回答。理由を聞くと、一方的に採用を取り消されてしまいました。

 高森さんは東海圏大学非常勤講師組合を通じて大学側に団体交渉を申し入れましたが、拒否されました。その後、愛知県労働委員会にあっせんを申請しましたが、大学側は解決金を提示するのみで解雇の撤回を認めなかったため、提訴に踏み切りました。

 提訴のあと行った記者会見で高森さんは、「ひどい雇用状況にありながら、声をあげられない非常勤講師はたくさんいます。誰かが声をあげないと、不安定な雇用状況はますます悪化するばかりです。非常勤講師全体の待遇改善をはかっていくためにも、提訴に踏み切りました」と語りました。

(出所:日本共産党HP 2009年3月3日(火)「しんぶん赤旗」)
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自公政権が人間を破壊してい... | トップ | 失業者、求職者あふれる雇用... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マルテンサイト千年鉄の道 (サムライグローバル)
2024-08-04 20:40:19
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
返信する

コメントを投稿

労働裁判」カテゴリの最新記事