uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


カネもなければスタッフもなし 高橋尚吾候補の孤独な戦いに迫る

2016-07-22 04:20:02 | 日記
都知事選に立候補した21人のうち、30代の候補者は3名います。

参院選から続けて出馬となる幸福実現党の七海ひろこ候補(32)、

過去に複数回地方選に出馬して異色のポスターで話題を呼んだ後藤輝樹候補(33)、

そして今回初挑戦となる高橋尚吾候補(32)。


高橋候補は届出の直前まで供託金(都知事選は300万円)を支払えるめどが立たず、

いざ出馬してもタスキが準備できたのが3日目。

そんなギリギリの状態で彼は一体何を訴えたくて

どのような選挙を戦っているのでしょうか。

地元商店街を出馬の挨拶に回る本人を直撃してみました。





高橋しょうご@都知事選立候補者 ‎@Shogo_tkhs


午後6時くらいから、地元の荒川区東尾久熊野前商店街

(舎人ライナー熊野前駅近く)にて、

地元の皆さんへ出馬報告の練り歩きを行いたいと思っています。


ささやかな報告ですが、ご都合合う方よろしければいらして下さい。

#東京都知事選挙2016  #高橋尚吾 #熊野前

2016年7月18日 16:24



たまたまゲリラ豪雨が荒川区を襲い、挨拶回りは中止かと思いきや、

商店街のドラッグストアで雨宿りをしている高橋候補を発見。

話を聞くことに成功しました。



◆人もカネもない それでも声をあげなくては


各陣営とも急な選挙だったため

ポスターやビラの準備に時間がかかっていた印象があるものの、

それもある程度で揃って選挙戦が本格化し始めていた選挙戦5日目、

高橋候補は各所に問い合わせて

どうにか安く選挙カーを確保できないか交渉をしていました。


ポスターも500枚ほどを自分で印刷して一部は友人に依頼したものの、

掲示板貼り付けまで自分で行っています。

(ちなみに東京都内の公設ポスター掲示板は約1万5,000か所)

政策を訴えるようなビラのようなものもまだ準備ができておらず、

挨拶回りではタスキの名前を見て覚えてもらう、という方針とのことです。



◆自分の政策を後回しにしちゃう人の良さ


後手に回っているように見える高橋候補。

その理由について聞いてみると、Twitterで問いかけられた問題について、

事実確認のために選挙運動の準備を差し置いて

都内を駆け回っていたためとのことでした。


SNSでは様々な厳しい意見に心を痛めているといった弱音も吐いており、

「限られた選挙期間中はギリギリの状況の中で

それでも出馬した高橋候補本人の思いを押し出すことを優先してほしい」

とついつい選挙ウォッチャーの範疇を超えてアドバイスをしてしまいました。

度を超えて人が良いところが気になったものの、

訴えたい政策、熱い思いは数分間話す中で伝わってきたので、

それが一人でも多くの有権者に伝わるように、

工夫が重ねられて知事選がさらに盛り上がることに期待していきたいです。




-選挙ドットコム 宮原ジェフリー-










選挙公報を読んだ。

連日テレビなどで賑わす都知事候補の話題は

ほぼ3人に限られている。


しかし公報には20人の候補者の紹介と主張が掲載されている。

実際の立候補は21人おり、

(元)学習塾講師の武井直子氏(51)のみが載っていない。



小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏の3人は

露出度が高い分、人柄や政策の主張がある程度見えてきたが、

その他の候補者は、全く見えない。


それで良いのか?


私はそのことに疑問を感じていた。


地盤もカンバンもカバンも無く、

十分な選挙活動もできない一般人が立候補しても

注目してくれる人は少ない。


有権者の本音として、言葉は悪いが、

そんな人に投票しても、死に票になるのが目に見えているから

自分の一票を生かしたいと思うのは人情だろう。

勢い有力候補者に票が集中するのは仕方ない現象だ。



しかし、そういう有力候補者が必ずしも有能とは限らない。

有能であっても、真面目に仕事をするとは限らない。


舛添前知事の例が記憶に新しいが、

知名度があっても、有能であっても、

真面目な仕事を全くしてこなかった事例を見るにつけ、

候補者選びは死に票を恐れず、

誠実さと意欲を感じ取れる人を選びたい。




私は選挙公報を読み、何人か好感を持てそうな人をピックアップしていた。

その中の筆頭が高橋尚吾氏だった。

と云っても、彼の出目については何も公開されていないため、

どんな背景の持ち主かなど、全く分からず

不安要素が多いのも確か。


しかも彼は知名度がない分、選挙活動を最優先にしなければならないのに

別のことに貴重な時間を使うなど、

知事として本当に適格かどうかも怪しい。


しかし彼の主張や行動を見ると、

不器用なまでの純粋さと誠実さを感じる。



選挙と云うのはふさわしい人を公募すること。

力のある人や、お金がある人が選ばれるのも良いが、

彼のように、ただの一般人でも手を挙げる勇気と行動力を持った若者に

心からのエールを贈りたい。


そしてそういう有志がもっと増えると

政治を良くする機運が盛り上がると思う。


何も有志全員が立候補するのではなくても、

応援するとう参画方法がある。


いずれにしてもそういう若者がもっと増えてくれることを

これからも期待する。



誰に一票を投じるかまだ決めていないが、

彼も有力候補と考えているオヤジが一句。





公報も  見ると役に  たつことも





お粗末。