雨が降ったり止んだりの、はっきりしない天気が続いています。こんな時には
気も滅入りますが、冬に向かっているわけではなく、春が確実に近づいていると思えば、
元気も出ます。宇野ゆかりの皆さま、それぞれの春はいかがでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
獣ルネサンス
いつからだろう、「地球が暖かくなっている」と、騒がれ出したのは
平均15℃という快適な環境が失われていく・・・本当か!?
ある学者は言う「犯人はCO2だ、証拠がある」
「このままだと、極の氷が解けて島が水没する」危機感を煽った
別の学者が言う「何の根拠もない、むしろ冷えている」
「長い目で見て、今の環境の存在自体が奇跡だ」持論を展開した
歴史認識がぶつかる、真実はどこにあるのか・・・
学者たちの論争に、利権に敏感な政治家たちが反応し
世界の目は、犯罪者を生み出すシステムに注がれた
「これ以上、放置するわけにはいかない」
北の国々が提案する「みな、太古の死骸の利用をつつしむように」と
南の国々が反論する「さんざん使っておいて、勝手なことを言うな」
「まず、古い国々が範を示すべきだ」と
大人どうしの言い争いが続く中、ひとりの少女が核心をつく
どうやって直すか分からないものを、もう壊すのはやめてほしいの
森が失われ、たくさんの生き物が、消えていっているでしょう
大人たちは、子どもにするなということを、なぜしているの
争いはやめよう、話し合いで解決しよう、他人を尊重しよう
散らかしたら自分で片付けなさい、生き物を傷つけてはいけません
みんなで分かち合うのです、そして欲張らないこと・・・
いつも、そう言っている、あなたがたは、
リーダーである前に、ひとりの親なのです、未来ある子どもたちの
静まり返ったサミット会場に英語のスピーチが響きわたった
だが、その静寂もつかの間、大人たちは現実に立ち返る
「だいじょうぶよ、心配しないで」
「できるだけのことはしているから」
12歳の少女の心の叫びの結晶は、ゆっくり流されて沈殿し
いつしか伝説になっていった、地下深くのダイヤの原石のように
「また、俺たちの出番だな」その同じ暗闇で
その獣は、静かに苦笑を浮かべていた、怪しく青白く輝きながら・・・
(宇野誠一郎、つづく)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はっきりしない空模様の中でも、エゾエンゴサクの花が、わずかに
咲き始めました。円山のふもとです。これから5月上旬にかけて一面青くなる
ことでしょう。楽しみです。キャンディーズの田中好子さんの訃報、驚きました。
まだ若いのに、病に耐えての最期の肉声テープ、被災者や周りの関係者への
思い遣りに涙が止まりませんでした。みなさん、生きる勇気をもらったのでは
ないでしょうか、彼女の分まで。
気も滅入りますが、冬に向かっているわけではなく、春が確実に近づいていると思えば、
元気も出ます。宇野ゆかりの皆さま、それぞれの春はいかがでしょうか?
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獣ルネサンス
いつからだろう、「地球が暖かくなっている」と、騒がれ出したのは
平均15℃という快適な環境が失われていく・・・本当か!?
ある学者は言う「犯人はCO2だ、証拠がある」
「このままだと、極の氷が解けて島が水没する」危機感を煽った
別の学者が言う「何の根拠もない、むしろ冷えている」
「長い目で見て、今の環境の存在自体が奇跡だ」持論を展開した
歴史認識がぶつかる、真実はどこにあるのか・・・
学者たちの論争に、利権に敏感な政治家たちが反応し
世界の目は、犯罪者を生み出すシステムに注がれた
「これ以上、放置するわけにはいかない」
北の国々が提案する「みな、太古の死骸の利用をつつしむように」と
南の国々が反論する「さんざん使っておいて、勝手なことを言うな」
「まず、古い国々が範を示すべきだ」と
大人どうしの言い争いが続く中、ひとりの少女が核心をつく
どうやって直すか分からないものを、もう壊すのはやめてほしいの
森が失われ、たくさんの生き物が、消えていっているでしょう
大人たちは、子どもにするなということを、なぜしているの
争いはやめよう、話し合いで解決しよう、他人を尊重しよう
散らかしたら自分で片付けなさい、生き物を傷つけてはいけません
みんなで分かち合うのです、そして欲張らないこと・・・
いつも、そう言っている、あなたがたは、
リーダーである前に、ひとりの親なのです、未来ある子どもたちの
静まり返ったサミット会場に英語のスピーチが響きわたった
だが、その静寂もつかの間、大人たちは現実に立ち返る
「だいじょうぶよ、心配しないで」
「できるだけのことはしているから」
12歳の少女の心の叫びの結晶は、ゆっくり流されて沈殿し
いつしか伝説になっていった、地下深くのダイヤの原石のように
「また、俺たちの出番だな」その同じ暗闇で
その獣は、静かに苦笑を浮かべていた、怪しく青白く輝きながら・・・
(宇野誠一郎、つづく)
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はっきりしない空模様の中でも、エゾエンゴサクの花が、わずかに
咲き始めました。円山のふもとです。これから5月上旬にかけて一面青くなる
ことでしょう。楽しみです。キャンディーズの田中好子さんの訃報、驚きました。
まだ若いのに、病に耐えての最期の肉声テープ、被災者や周りの関係者への
思い遣りに涙が止まりませんでした。みなさん、生きる勇気をもらったのでは
ないでしょうか、彼女の分まで。