宇野ルーツだより

ご先祖のルーツを探す旅

中頓別町のエゾヒメギフチョウ

2016-02-28 07:30:03 | 日記
 まだまだ寒い日が続きますね。でも、もうじき3月ですから春はそこまで。
  宇野ゆかりの皆さま、変化の激しい時期です。どうぞ体調に気をつけて
  お過ごしください。明日の札幌はまた荒れる予報です。

  昭和初期まで私たちの宇野一家が暮らした道北の中頓別町。春先に
  訪れた際に、びっくりしたことのひとつが、エゾヒメギフチョウとの出会い
  でした。本州にギフチョウやヒメギフチョウという「親戚」がいますが、
  エゾヒメギフチョウは北海道固有の亜種です。しかも札幌には生息せず
  石狩低地帯以北、以東だけで見られますが、どこにもいるというわけで
  はなく、食草のオクエゾサインがある低山地中心です。

  やっと雪が解けた4月下旬から5月上旬にだけ姿を現すので、春の女神、  
  春の妖精、スプリングエフェメラルなどと呼ばれます。ちょうどその頃に
  咲くエゾエンゴサクやカタクリの花に止まる姿は春の風物詩です。どこ
  でも見られるというわけではないので、札幌に住む者にはちょっとした
  贅沢です。北緯45度のエゾヒメギフチョウ…ほとんど北限だと思います。
  地元の方には日常の風景が、意外にお宝だったということはよくある
  ことかもしれません。その意味では、最北のエゾヒメギフチョウは間違い
  なくお宝と言えると思います。

   ピンネシリ山のふもとで出会ったエゾヒメギフチョウです。食草の
   オクエゾサイシンに産卵しようとしていたのかもしれません。ほかにも
   鍾乳洞(これも日本最北!)周辺でも見ましたから、町内のほぼ全域に
   いるのでしょう。天然記念物にして保護してもでもおかしくない存在です。
   今年もたくさん元気に飛び回るといいなと思います。

大雪です。

2016-02-24 18:23:03 | 日記
  今年は雪が少ないほうだな…と思っていたら、ここにきて降り続き
  いつもどおりの積雪になりました。やはり帳尻が合うようになっているん
  ですね。今日の札幌もずっと降り続いています。おまけに気温も低く、
  真冬日に逆戻りです。

  でも、私たちの宇野一家が昭和初期まで暮らした道北の中頓別町では、
  今朝はマイナス28℃まで下がったと聞きました。経験のない寒さ
  です。子どもの頃の札幌では、せいぜいマイナス20℃くらいだった
  と思います。それでも台所に置いた洗面器の水が凍っていたり、銭湯
  帰りに髪の毛がバリバリになったりしました。でも、厳しい冬がある
  からこそ春が待ち遠しいし、素晴らしいのでしょうね。宇野ゆかりの
  皆さま、もう少しの辛抱ですね。どうぞ暖かくしてお過ごしください。

   今日の様子です。一気に20cmくらい降りました。