YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

カマキリの脱皮殻

2023-08-25 22:32:00 | 昆虫や蜘蛛など
最近、カマキリによく出会います!

目の前をひらひら〜と飛んで着地した子です↓




なんだか色がはっきりしないのは、ひょっとしたら羽化したばかり?
それとも病気?

そしてこちらは別の場所で発見した脱皮の殻。

見えずらいところにあったので、動かしてみたら、なんだか情けないポーズになってしまいました。



裏返してみると、カマのギザギザまでしっかり残っていてびっくり。
そして触角?

え、え、えぇ〜っ
カマキリの食感ってこんなに長くあんでしたっけ???



こ、こわい…

そういえば自然教育園の「抜け殻展」で飾られていたゲッチョ先生のスケッチでも…



長いんですね!!!!!
勉強になります。




【今夜のおうちごはん】

・炒飯
・中華風卵スープ

明日もいい日になりますように!




酷暑の中にも秋の気配〜お散歩&美術館賞〜

2023-08-24 10:01:00 | 博物館・植物園など
2日ほど前に自然教育園へ行ってきました。



東京都新、目黒区のオアシス!!

室町時代に端を発した屋敷跡。江戸時代には武家屋敷が建ち、明治になってからは陸海軍の火薬庫として使われた経緯があります。

武蔵野の森の面影を色濃く残す森林は、「旧白金御料地」として、国の天然記念物及び史跡に指定されています。



かつてはモミ、スギ、マツといった針葉樹が優占していた林だったようですが、明治神宮が造られる時に大規模な移植が行われたとのこと。

モミジの林は年々広がり、これからの紅葉シーズンには一帯を赤く染めることでしょう。

暑い園内を歩いてみると、秋の気配が少しずつ近づいてきていることに気がつきました。

ススキの根元に咲くナンバンギセル


クサギの花



ノシラン


モミジガサ


コバギボウシ



ナガボノシロワレモコウ


これからは実や種の季節

ノカンゾウの種子


耳をはやしたようなムクロジの青い実


ソクズ


モミジガサ



展示ホールではゲッチョ先生こと盛口満氏と写真家の新開孝士のコラボ展が開催中。



蝉の抜け殻を中心に様々な抜け殻がイラストや写真で展示されていました。







なんて美しいスケッチ!!!
少し前に見た牧野富太郎博士の植物画といい、本当に素晴らしい世界。眼福です。

写真展では、セミの孵化シーンというこれまた激レアな瞬間も!



そして蝉が飛ぶ時におしっこをするのは体を軽くするためではなく、飛ぶ時に筋肉が緩んじゃうからだという事実に笑いました。


そうだったんだ(笑)

散策の後はお隣にある庭園美術館でランチと美術鑑賞!







展示はフィンランドのグラスアートを扱ったものでした。











森と湖の国だけあって、森の木々や鳥、魚、フィヨルドや氷山などをモチーフにした作品も散見され、芸術音痴な私も楽しめました。何より涼しげ。そして、アールデコな建物の美しさとのコラボも素敵でした。会期は9/3(2023年)までだそうです








変な空〜

2023-08-23 13:02:00 | 気象・宇宙
昨日の朝、商店街を歩いている時に空を見上げると…



アーケードから除く空には真っ暗な雨雲、そのすぐ隣、アーケードの外側には青空が広がってました。

なんだかとっても不思議な光景!!
思わずスマホを取り出してカシャリ。

案の定10時過ぎには激しい雨。
スコールのような一瞬の雨でしたが、その後も天候は安定せず。

そして本日の天気予報



お盆も過ぎたのに日本中真っ赤だぁ…。

昨日は北海道の小学校で熱中症による死亡事故が発生。これからの生活スタイルや防災対策など、国を挙げての早急な見直しが必要になりそうな気がします。

カナダでは山火事が多発し燃え広がっているというし…

これだけ気候が変化してくると従来通りの生活では、会社勤めの皆さんも通勤で事故にあいかねません(>_<)

かくいう私も夏バテ気味。
昨日は涼しげなグラスアート展を見てきました。


その話は機会があれば改めて。

皆々様、くれぐれもお身体ご自愛ください。


【昨日の美味しいもの】
目黒庭園美術館のレストランにて♪
贅沢に平日ランチセット¥2750


今日もいい日になりますように!



牧野博士を偲ぶ午後〜練馬区牧野記念庭園〜

2023-08-22 08:47:00 | 博物館・植物園など
ワラーチのワークショップに参加した後、3駅先の大泉学園駅まで足を伸ばすことに。

小石川植物園に続く牧野博士ゆかりの地、「練馬区牧野記念庭園」があるのです。



駅前の商店街を抜け、住宅街を進みます。

街の中は「らんまん」ムード





都営住宅の向かいが牧野記念庭園。
牧野富太郎博士の終の住処があった場所です。





牧野博士が「我が植物園」と呼んだ庭は、博士が亡くなられた翌年の昭和33年から一般公開されているとのこと。



庭園に植えられた約300種類の草木類は学問的にも貴重なものらしく、季節ごとにじっくりと眺めたい庭!

中でも、サクラ‘仙台屋’、ヘラノキなどは牧野博士が遠い土地から取り寄せた東京では珍しい植物たち。立派に育ち、「練馬区の名木」にも指定されています。


サクラ仙台屋

原木は高知県高知市内の仙台屋という店の庭にあり、牧野博士によりこの名が付けられました。


ヘラノキ

こちらも牧野博士が名付け親。九州から苗を取り寄せたものがここまで大きく育ったようです。

そして、博士の妻である壽衛さんの名前にちなんで名付けられたスエコザサ。

スエコザサ

仙台の広瀬川沿いで見つかったというアズマザサの変種。葉の片側が内側に巻くのが特徴のようです。

壽衛さんは54歳で亡くなられたとのこと。植物一筋の旦那を支え、家を守り抜いたという功績は博士のそれとも並ぶ素晴らしさだと思います。

同じ年月を生きてきて、わたしはまだ何もやり遂げていないなぁ。


スエコザサの真ん中に建てられた博士の胸像。天国でも仲良く暮らしているといいなぁと思います。牧野ファンだった我が母も会いに行けたかしら?



庭もさることながら感動したのが書屋展示室。鞘堂に守られた内部に、書斎と書庫の一部が保存されているのです。



す、すごい!!
ひょっこりと博士が顔を出してもおかしくないような佇まい!!





あぁ、こうやってここに座ってあっちの本、こっちの本と忙しなく目を通していたんだろうなぁ。

この展示室は昨年牧野富太郎生誕160周年を機に大幅リニューアル。写真などを頼りに蔵書のレプリカを3000冊、その他の小物なども用意して再現されたとのこと。完成度の高さに驚くばかり…。
※本物の蔵書や標本は高知の植物園や大学の研究室へ寄贈されています


座卓の左横には家族を呼ぶときのブザー。

右奥の火鉢は通年置かれていて、暇があると本の背表紙を蝋で手直ししていたそうです。


全国の仲間と手紙で通じ合っていた博士。書いた手紙は「出しておいてボックス」に入れておくと家族が投函してくれたとのこと。

その下にあるガラスの箱は「活かし箱」と呼ばれ、花瓶や鉢植えを入れ、植物を観察するために用いたものとのこと。



博士がここに住んだのは64歳から94歳までの30年間。




たくさんの蔵書や標本(新聞は当時のものらしい)にかこまれ、最後まで精力的に植物と向き合っていたと言います。尽きることない情熱!

ちなみにこの部屋と同じような部屋があと2部屋あったと言います。


牧野記念庭園は練馬区が管理していて、なんと入園無料。

展示室には博士由来のものも展示されていて、見どころたっぷり。









2枚にわたるコチャルメルソウの植物画↓





博士と記念撮影もできる牧野記念庭園。おすすめです!!





【今朝のおうちごはん】

・塩バターロール
・簡単野菜サラダ
・パイナップルヨーグルトwithブルーベリー

今日もいい日になりますように!









ワラーチ2足目

2023-08-21 08:23:00 | クラフト
2年前に作った散歩用のワラーチ(サンダル)を置き忘れてなくしてしまい…

ついに2足目を作るため、ワークショップに参加してきました!



場所は西武池袋線のひばりヶ丘駅にあるオーガニックなカフェの2F
日頃からさまざまな催しをやっているようです


会場に着くと机の上にはカラフルな紐とソールが並んでいました。



この中から自分の好きなソールと紐を選んで作業開始!



あれこれ悩んでこれに決定!
先生に手伝っていただきながら、自分の足型をとります。



ハンドメイドだから実現する自分だけの自分にぴったりなサンダル♪

足型ができたらハサミでジョキジョキと切っていきます。型取りした線を消すのも忘れずに!



あっという間に靴底ができました!!!



これに紐を通す穴を開けます。穴は4ヶ所。



あとは、説明書通りに紐を通せば完成ですが、これがなかなかややこしく…(^^;;

先生と一緒にどうにかこうにか…。

これが1人でできるようにならないと、紐が切れたときに困るんですがなかなか覚えられません。アフターケアもOKというのがありがたい。



紐の先端は焼いて処理していただきました。

完成〜!!!!!



1時間ちょっとで靴ができるってすごいですよね。

紐の色が違うだけでこんなに雰囲気も変わります。



どれもかわいい♪
こんなに簡単なのにマラソンも山歩きもOKなんですよ。

むしろ裸足感覚で、本来の力が発揮できるそうです。

こんなにゆるゆるでも脱げないのが不思議。





運動していない私の足は指が閉じて全く機能してないのですが、これを履いているとちょっとずつ鍛えられるというので期待。



地面を足でしっかり捉えたら転んだりしないんだろうなぁ…。

ワラーチをはきだして、私の足もちょっとは改善された気がしていたのですが、なんだかんだ半年くらいはいていなかったので、また退化したような…
※補足:1足目はアサーチ、2足目はマンサンダルと呼ばれるワラーチ

そんな私にピッタリな足指の「ひもトレ」を教えていただきました。



!!!

体に紐を巻くことで体の連動が促されるんだとか…。
オリンピックの選手とかも、頭や腰に巻いていたりするんですって。

興味のある方はぜひ調べてみてください。

紐を巻いたままワラーチを履いたら、かわいさがアップしたような…(笑)



どこかの民族衣装?

ちなみに講師のゆりちゃんはフォトグラファーでもあります。素敵な写真を撮っていただけるようですよ。
ワークショップ情報もこちらから。

ワークショップ終了後、1Fのカフェでランチを食べてきました。






 
ハーブやアロマ関係の書籍がたくさんあり、そちらのワークショップなども気になる店です!!


【この日のランチ】

・季節の野菜と豆with赤玉ドレッシング
・にんじんとじゃがいものスープ
・厚揚げと仲良しお野菜
・トマトの寒天とじwithハトムギ
・ナスの棒棒鶏〜たかきびごまソース
・ 黒米入りおにぎり〜梅&海苔
¥1500

今日もいい日になりますように!