YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

本日十三夜〜ススキの花を観察してみた〜

2022-10-08 07:59:00 | 植物
お月見といえばススキ。
あれって、ススキを稲穂に見立て、豊穣を祝って飾っているんだそうです。

今週の北多摩散歩ではススキの花をたくさん見かけました。ちょっと遅い?

これが花↓



黄色く垂れ下がっているのが雄蕊です。



うっすら見える白いブラシのようなものは雌蕊の柱頭。写真ぶれぶれですみません。

とにかく小さいのです。

受粉後は雄蕊は落ち、雌蕊は茶色くなるようです



ススキの花は雌蕊と雄蕊鱗片状の苞葉(穎ーえい)に包まれています。花びらはなく、小さな花が穂状に集まっています。



花が咲くのが9〜10月。

種子が熟すのが10〜11月ごろで、この頃になると白銀に揺れるススキの原が見られます。

なお、ススキの花は気象庁が毎年開花日をチェックしています。東京の今年の開花日は9/15、横浜は9/22とされています。



鞘から出てきた穂が全体の20%になった時点を開花とするそうです。

ちなみに気象庁が行っている「生物季節観測」は2020年に大幅に種数が削減されることが発表され(ススキは残された植物6種のひとつ)、話題になりました。現在も継続推進派が新たな観測体制を模索中のようです(←すみません。しっかり理解しているわけではありません)。

2020年に書いた記事↓

さてさて、今夜のお月見、晴れるかなぁ???


【今朝の旅ごはん】

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今日もいい日になりますように!