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YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

真っ赤なカーペット〜念願の巾着田へ〜

2022-09-22 07:30:00 | 植物

巾着田をご存知でしょうか?
「きんちゃくだ」と読みます。



埼玉県日高市にある巾着型の地形。
蛇行する高麗川が長い年月をかけてこんな平地をつくりだしたそうです



昭和40年代に日高市がこの土地を買い取り、川沿いの草藪の草刈りをしたところ、ヒガンバナが大群落で咲くようになったとのこと。

Wikipediaには上流部から球根が流れて来たと書かれているのですが、そんなことってあるのかなぁ…。



ヒガンバナって、通常田畑の脇にひっそりと咲いているイメージ。



名所づくりのために土手に栽培している地域なんかは結構あるようですけど…

もちろん巾着田のヒガンバナもその後、人が手を加え、今では早咲きのものと遅咲きのものを合わせて500万株。日本一の規模を誇る大群落地。

公共交通機関で一番近い駅は西武鉄道「高麗駅」。池袋から1時間弱です。


駅を降りたら、もうヒガンバナ一色。

巾着田までの道沿いにも、至る所にのぼりがはためき、点々と灯るヒガンバナな赤♪







駅前を過ぎるとのどかな田舎道に


水神様の碑↓



そして高麗川を渡ると巾着田です


ヒガンバナ群生地までは田園風景を楽しみながら進みます。









到着〜。


ここで入園料500円を支払い中へ入ると…








目の前に広がる一面の赤い絨毯。
この風景が延々と続いています。500万株は半端ない!!!

こんなに大量のヒガンバナは初めて見ました。








もう、どこを向いてもヒガンバナだらけ!!!

これは一見の価値あり。多くの方が訪れることに納得です。

ただ個人的にはヒガンバナっていうのはこんな感じに咲いている方が風情があって好きかなぁ…↓




道すがらこんなヒガンバナたちも楽しめるのも良いところ♪

むか〜し行った愛知県の矢勝川も良かったなぁ


ヒガンバナは全国各地、だいだいお彼岸に咲くといいます。先週はまだ蕾もありましたので、今週もまだ楽しめそうですね。


規模は小さいですが、野川公園もおすすめ
お天気が心配ですが、週末はお近くのヒガンバナスポットへ足を伸ばしてみてください(*^_^*)




【今朝のおうちごはん】

・米粉パンのオープンサンド
 (きのことハムと卵)
・レンチンカボチャ
・ミニトマト
・梅ジャムヨーグルト

今日もいい日になりますように!







シロップ煮を作りました〜イチジクのお話〜

2022-09-17 07:46:00 | 植物



イチヂクの季節がやってきました。
北多摩の直売所にも並び始めているのですか、夕暮れに行くといつも売り切れ…(T ^ T)




↑これは去年買ったもの。

シロップ煮を作ったのですが、あまり上手にできず、今年はリベンジを狙っていました。

で、ようやく完熟のものを見つけました。

しかし、シロップ煮を作ることに集中しすぎて、写真を撮り忘れましたぁ…(^^;;

出来上がりがこちら



【シロップ液】
砂糖…100g
水…400ml
レモン汁…大さじ1.5

クッキングペーパーの落とし蓋をして、じっくり、ゆっくりコトコト煮ること1時間半。



ヨーグルトをかけて食べました。
甘くてとろんとして、なんで美味しいんでしょう!!

今まであまりイチヂクに興味がなかったのですが、これなら倍量作ればよかった。もっともイチヂクは小ぶりなものが4つで400円と、直売所にしては高級品。

やはり庭にイチジクの木があるってのが、本当の楽しみ方なんだろうなぁ…。うちじゃ無理だけど…。

そういえばイチヂクって「隠頭花序」っていう特殊な花をしてるんじゃなかったっけ?
別名「イチヂク状花序」。

イチジクを漢字で書くと「無花果」。花が咲かないわけではなく、果皮の内側に花をつけています。 



この花が結実すると、真っ赤な果肉と、つぶつぶの種子が果皮の中で熟します。それを私たちは食べているわけです。

さて、イチヂクはアラビア地方が原産で、本来は雌雄異株の植物です。この変わった花の咲かせ方は、イチジクコバチという小さなハチを花の中に誘い込み、小さな穴から抜け出すときに花粉をしっかりつけてもらうための工夫です。そして雌花には脱出口はなく、ハチは出口を探して、花の内部を盛んに飛び回り花粉を媒介します。

なんだかイチジクにしてやられたり…という印象ですが、ハチの方もここで産卵を済ませ、いくつかの子房はイヌビワコバチの食料とおうち(つまり虫こぶ)になるのです。



ということは、イチジクの中には虫がいるってこと???

ご安心ください。上の写真はイヌビワというもので、我々が食べるイチジクは品種改良されて単為生殖する品種。つまりイヌビワコバチが花粉を媒介しているわけではないのです。

ちなみに原産地のアラビア地方では、当然虫が入っているわけなのですが、死んでしまったメスは酵素で溶かされ、卵や幼虫はとても小さいので違和感はないそうです。でも、なんかやだなぁ…(^^;;

…が、そういった理由でベジタリアンの方の中にはイチジクを敬遠される方もいるんだとか。本当かなぁ…。

結論!!
イチジクのシロップ煮は美味しいです!虫も入っていませんから安心してお召し上がりください♪


【昨夜のおうちごはん】

・玄米withキムチ納豆
・ナスと万願寺の南蛮漬け風
・玉ねぎとお揚げとわかめの味噌汁

今日もいい日になりますように!





満開のロウバイ

2022-01-31 07:46:00 | 植物



昨日出かけてきた府中市郷土の森博物館。梅林の一角ではロウバイの花が満開を迎えていました♪

蝋梅(ロウバイ)は字から想像すると、「蝋のような梅」。


肉厚で、かつ光に透ける花びらは確かに蝋細工のように美しいかなと…。

また一説には旧暦の蝋月(師走ー12月の異名)に咲くからとも言われているようです。



花の少ない時期に咲き始める黄色に透ける美しい花。香りも良く、春の訪れを予感させてくれます。





たくさん咲いていれば尚更です。

この梅林には、ソシンロウバイとマンゲツロウバイという園品種2種が植えられているそうです。



原種の蝋梅は花弁も細く小さめで、中央部が赤かなっています。これは、梅林で撮影したものなので、先祖返りした園芸種かもしれません(ごめんなさい。よくわかりません)。

この赤色が入らないのが素心蝋梅(ソシンロウバイ)。

そして、中央部に赤い輪が入るものを月に見立てて、満月蝋梅(マンゲツロウバイ)というそうです。マンゲツロウバイは早咲きで12月末からお正月にかけて咲くことも売りになっているようです。



しかしこの2種、個体差が激しく、最近はソシンロウバイと表示があっても中央部が赤かったり、マンゲツロウバイとあっても、赤色がなかったら…。

ざっと調べたネット情報によると、実生生産のため、変異が大きく、販売者の感覚で命名されている場合もあるとの記事もありました。

というわけで、素人の私は識別を放棄(笑)



名前が分からなくても、美しいものは美しい♪

おうちに植えられている方も多く、お散歩途中に目にすることもありますよね。



まだまだ寒い日が続きますが、いつのまにか冬は終わりを迎えようとしています。



【今朝のおうちごはん】

・ハムエッグ
・自家製ピクルス
・ミニトマト
・ミニチョコクロワッサン
・甘夏とパイナップルのシロップ漬けwithヨーグルト
・コーヒー

今日もいい日になりますように!







100年に一度?リュウゼツランの開花情報届く!

2022-01-27 22:22:00 | 植物


2013年@ペルー

どどーん。
こんばんは。

リュウゼツランという植物をご存知でしょうか。正確にはリュウゼツラン科の植物。

上の写真はマチュピチュのインカトレイル(この後高山病でリタイアしたわけですが⤵︎)で見たリュウゼツランの一種。

漢字で書くと竜舌蘭。
竜の舌が尖っているのかは謎ですが、とても鋭い葉先を持った多肉植物です。蘭と言っても、いわゆるランの仲間ではありません

現地では、生活に役立つ植物でもあります。


@ペルー

このリュウゼツランの繊維はデンタルフロスとして使われているとのこと。

繊維が強いのがこの科の特徴なのか、アフリカに自生するサイザルアサもリュウゼツランの仲間だそうです。
 

2013年@タンザニア

ロープになったり、籠を編んだり…。

そして私でも知っている有名なお酒、「テキーラ」はリュウゼツラン科の一種、アガベ・アスール・テキラーナ(ブルーアガベ)と呼ばれる種の根茎から作られます。



↑このパイナップルみたいなやつが根茎。

そして同じ根茎から作られるアガベシロップはオーガニック甘味料として流通しています。



海外に自生する大型のリュウゼツランを紹介してきましたが、小型のものから大型のものまで300種くらいあるそうです。

日本には自生していませんが、観葉植物として鉢植えや庭植えされている方も多いかと…。ドラセナやユッカもリュウゼツラン科の植物です。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題(笑)

観葉植物って、花が咲かないイメージですよね。でも、植物ですからちゃんと花は咲きます。ただ、咲くまでに時間がかかるんです。

学名からアガベと呼ばれているリュウゼツラン科リュウゼツラン属の仲間は、「100年に一度咲く」なんていう噂から「センチュリープラント」なんて呼ばれることも。

実際は十数年〜数十年で咲くらしいのですが、一度開花し、結実した後は枯れてしまう運命。なかなかお目にかかる機会はなく、まさに「幻の花」なのです。

そんなアガベの開花情報が立て続けに耳に入ってきました。
写真をお借りできたので紹介させていただきます。

まずは沖縄県のホテルで撮影したというこちら

2021.12@沖縄(仕事仲間より)

すごぉーっ。
この葉っぱにこのサイズの花穂!!!

Foxtail Agaveともよばれるアガベアテナータ。


そしてこちらはアガベベネズエラ↓


2021.12@沖縄(仕事仲間より)

一度に二種のアガベの花を見られたとは、なんて幸運の持ち主!!!

写真を見せていただいただけで眼福でございます。


そして別の友人からは、自宅でお父様が栽培していたトックリラン(リュウゼツラン科)が咲いたとのお知らせが!?


2022.1@神奈川県(旅人より)

うわぁっ!!!!!

す、すごい!
このサイズでも咲くんですね。
鉢植えですよ!!!

トックリランはリュウゼツラン科ではありますが、アガベとは属が違い、結実後も枯れずに再び花をつけることもあるようです。

開花情報がニュースで流れることもあるくらい貴重な花です。

長年育ててきた観葉植物に、こうして花が咲くって感動だろうなぁ。開花まで漕ぎ着けるのはかなり難しいようですし…

そ、尊敬〜!!

今回、立て続けにリュウゼツランの話題が届いたことで、むくむくとリュウゼツランに興味が湧き、色々と調べてみたところ、今までに見たあれやこれやらが結びつき、今さらながら驚くことしきり。


その時はただ通り過ぎてしまったことに改めて気付かされる瞬間て、世界がぱっと広がった気になります。そして、気づかず通り過ぎてしまったことをちょっと後悔。




北多摩ルームのこの子↑と、テキーラと、サイザルアサが仲間だったんです!!


こんなきっかけを作ってくれた友人たちに感謝です。




【今夜のおうちごはん】

横浜に戻る前の残菜整理
・焼きそば(目玉焼きのせい)
・ルイボスティー


今日もいい日になりますように!




クリスマスカクタス咲く〜今夜はクリスマスイブ〜

2021-12-24 09:25:00 | 植物



職場の窓辺でシャコバサボテンが満開間近。

葉っぱがシャコ(寿司のネタになるやつ)に似ていることから。とても綺麗な花なのに、なんとなく生臭いイメージを持ってしまいます(^^;;



そんな影響もあってかないのか、海外で呼ばれている「クリスマスカクタス」なんていう呼び名も使われているようです。

「クリスマスの頃に咲くサボテン」という意味ですが、呼び名が変わると印象も変わってくる気がするのはわたしだけ?

写真や絵画などアート作品もタイトルによって、見る印象が変わってきますよね。

名前って、大切!!



このシャコバサボテンは前任の方が育てたらしたもので、それを引き継いだのですが、見事に咲いてくれて嬉しいです。

とても丈夫で、こんなケースの中に入れられた葉っぱの先にも花芽がついています。



何年もこの状態なのかもしれませんが、それでも生きてる!!

乾燥や暑さに強いため夏の長期休暇もなんのその。そして夜は暗くなるこの部屋は短日植物のこの植物にとって、開花の条件はバッチリというわけです。



満開を過ぎた花を水に浮かべてみました。華やか〜。

花氷を作ろうと思ったのですが、気温が下がった日は勤務日でなかったため、まだ作れていません。

さてさて、今夜はクリスマスイブですね。昨日で今年の勤務が終了したわたしは、横浜の家に戻り自宅クリスマスを満喫中。今年お迎えしたツリーと先日長野まで出掛けて入手してきたハーブティー



この店の店主(旅繋がりで知り合いました)が作る焼き菓子やオリジナルブレンドティーは、ものすごくレベルが高いのです。



これは、数種のハーブがブレンドされたルイボスティー。調合の加減が絶妙なんですよね。目も楽しー。

昔、上海から持ち帰った1人用のガラスのティーポットで淹れてみました。

お茶請けはこちら


どことかの有名なお料理サークルが作っているというだけあって、見た目だけでなく味も素晴らしいクッキーでした。

そんなわけでクリスマス気分を盛り上げてますが、見ているテレビは相棒。



このちぐはく感が、おうちって感じでいいのかも(笑)

【今朝のおうちごはん】
・清里直送のチョリソー
・同じくベーコンエッグ
・自家製ピクルスとオニオンのサラダ
・ジャージーミルクパン
・シュトーレン
・バナナヨーグルトwith金柑ジャム
・ミミロータスのマサラチャイ
★ 今日はプチ贅沢な朝ごはん♪


今日もいい日になりますように!