悠々time・・・はなしの海     

大学院であまり役に立ちそうもない勉強をしたり、陶芸、歌舞伎・能、カメラ、ときどき八ヶ岳で畑仕事、60代最後半です。

駿河台のアナログレコード店

2005-09-05 23:53:44 | 街の風景
神田小川町交差点から本郷通りをお茶の水駅、聖橋方面へのやや緩い坂道は、
いくつかの商店はあるが、どちらかというと大小のビル街である。特に中程から
お茶の水駅までの区間は巨大な三井住友海上ビル、有名なニコライ堂、井上眼
科などが続く。道路を隔てた淡路町側も、総評会館、龍名館本店、全電通労働
会館等、大きなビルが続き、正直、目を楽しませてくれる通りではない。

これといった商店がない小川町交差点から神田駿河台3丁目を通り、4丁目へ
向かう途中に、気が付かないで通り過ぎてしまいそうな小さなアナログレコード
屋さんを見つけた。戻ってよく見たが間違いなく懐かしいアナログレコードが
ビッシリ並んでいた。懐かしいあの、大判のレコードだ!

都内にはアナログレコード店がまだ沢山あり、駿河台にも明治大学側のお茶の
水駅周辺には同一会社の店舗が数店舗固まってあるが、どちらかというとCD・
DVD/ビデオレコードが中心である。したがって純粋のアナログだけを扱って
いる店を探すのは苦労する。

私のイメージでは、古い貴重なレコードが月に1~2回しか入らず、店員は店主
と家族だけで、時々埃りを叩いたり時々は自分でレコードのジャケットを覗きなが
ら想いに耽る、といった店の光景でなければならない。ジャケットには、オードリー
へップバーンやフランクシナトラやビングクロスビーやルイアームストロングやベニ
ーグッドマンやグレンミラーなどの昔懐かしい顔写真がなくてはならないのである。
そんな店を見つけて胸がときめいたのです。今日は時間の制約があるので今度
ゆっくり来よう。

写真は縮小してあるので読めないと思いますが、ジャケットにはこんな文字が
見えるのです。

       CARMEN 
       マリア・カラス
       ビゼー・カルメン

       FLAMENCO
       シャンソン・ダンス・ムード
       モンマルトルで踊ろう

       戦前 1929~38年
       世界名映画主題歌集 



    

 

この写真の左側四分の一の部分に映っているビルは本郷通りの反対側の
淡路町側のビルの姿です。上の写真にも同じビルが映っています。自動
車は店内に飾ってあるのではなく矢張り道路を走っていた車です。

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1 コメント

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お茶の水は学生の街 (あいどまちっくなBlog)
2005-09-07 02:12:58
TBさせていただきました。
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