憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

1月9日~15日 御予定

2023-01-09 14:10:56 | ご予定
毎週月曜日に発表される御予定ですが、1月2日が正月三が日中のため先週はお休み。2021年までは年末最終の予定発表で年末年始2週分が発表されるのが通例でしたが、昨年末はキッチリと1週分の発表。
国民に向けての予定発表さえいい加減ですませる姿勢では、新たに始まる宮内庁ネット発信が誠意あるものになるとは到底思えませんわね。
一般参賀の不可思議な並び順変更に対しても宮内庁から何の説明もありません。

今週もまた天皇御一家の予定発表は無し。
今週は「講書始の儀」という伝統の宮中行事があるのですが。

ど真ん中のかたが「お父さ~ん。予定発表なんかに律儀に付き合う必要無いわよ。」「講書始?どうしよっかなー。」と仰せなのでしょうか。
報道が発信するこの画像。何度見てもインパクト大ですね。

嗚呼、このような画像をどこかで見たような・・。

宮廷画家ゴヤ描いた『カルロス四世とその家族』
一見何気ない集団肖像画だが、画家の筆力は個々人の人間性と建前では無い力関係、王室の腐敗を描き出しているとして評価が高い。
この画の真ん中に立つのはカルロス四世ではなく妃のマリア。

カメラは個々人の人間性と本当の力関係、皇室の腐敗を写し取っている?
いや、カメラが写し取ったのではない。皇后御一統は我慢しきれずに本当の力関係を国民に誇示したかったのかもしれない。

宮内庁は1月9~15日の予定を発表した。秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さまは10日、開館20周年を迎えた横浜市のJICA横浜海外移住資料館を訪れ、「常設展」や「企画展」を鑑賞し、日系人と懇談する

 
皇嗣家(秋篠宮ご一家)
1/10(火)
秋篠宮ご夫妻、悠仁さま JICA横浜海外移住資料館(開館20周年「常設展」及び「企画展【雄飛ふたたび―沖縄移民の歴史とウチナーンチュの絆】」鑑賞並びに日系人との懇談)

1/13(金)
秋篠宮ご夫妻、佳子さま 皇居・宮殿(講書始の儀

三笠宮家
1/13(金)
彬子さま、瑶子さま 皇居・宮殿(講書始の儀
彬子さま 三笠宮東邸(トルコ駐箚特命全権大使と面会)
彬子さま 上野の森美術館(「日中国交正常化50周年記念兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」)

高円宮家
1/9(月)
久子さま 国立競技場(第101回全国高等学校サッカー選手権大会決勝戦)

1/13(金)
久子さま、承子さま 皇居・宮殿(講書始の儀



2日~8日 ご動静

2023-01-09 14:10:24 | ご動静
1月1日と第一週2日から8日の御予定は発表されていなかった。

実際のご活動
1日・元旦)
【午前】
陛下 四方拝(皇居・神嘉殿)
皇后さま 四方拝に当たりお慎み(御所)
陛下 歳旦祭の儀(皇居・宮中三殿)
皇后さま 歳旦祭の儀に当たりお慎み(御所)
陛下 晴の御膳(宮殿)
両陛下 祝賀《宮内庁長官、次長=総代、皇宮警察本部長=総代、参与ら》(同)
両陛下 祝賀の儀《秋篠宮ご夫妻はじめ皇族方》(同)
両陛下 祝賀《元皇族=代表、ご親族=代表》(同)
両陛下 祝賀《悠仁さま》(同)
両陛下 祝賀の儀《岸田文雄首相ら》(同)
両陛下 祝賀の儀《衆院議長および参院議長ら》(同)
両陛下 祝賀の儀《最高裁長官ら》(同)
【午後】
両陛下 祝賀の儀《各国の外交使節団の長》(同)
両陛下 祝賀《堂上会総代》(同)
両陛下 祝賀《上皇ご夫妻》(東京都港区・仙洞御所)
両陛下 祝賀《侍従長はじめ侍従職職員》(御所)

😅 朝に弱い皇后が朝まだ暗い4時半に賢所へ出て行く今上をお見送りしているとは想像しづらい。


御口祝い
元旦、天皇皇后は朝餐に先立ち「御口祝」というお祝い行事をする。
元旦、三が日中、皇族方などとのご会食前にも同様に「御口祝」。


三が日 天皇皇后の朝餐

晴の御膳 食べる真似だけ。

天皇皇后へ祝賀を終えた皇族方等が連翠北の間で供される「皇族祝酒」
天皇皇后に供されるお祝い先付けとほぼ同じ。

正月伝統のお料理はこのようなものですが、令和の皇室はどうなのかしら。
すっかり洋風で、連翠北の間で供されるのもコーヒーとサンドウィッチになっているかもと想像。

(2日)
【午前・午後】両陛下 一般参賀


うぃーっす!

(3日)
【午前】
陛下 元始祭の儀(皇居・宮中三殿) 
皇后さま 元始祭の儀に当たりご遙拝・お慎み(御所) 

(6日)
【午後】
陛下 御執務(御所)

(7日)
【午前】
陛下 昭和天皇祭皇霊殿の儀(皇居・皇霊殿)
皇后さま 昭和天皇祭皇霊殿の儀に当たりご遙拝・お慎み(御所)
陛下 賢所勤労奉仕団ご会釈《昭和天皇祭奉仕につき》(皇居・蓮池参集所)
【午後】
陛下 昭和天皇祭御神楽の儀(皇居・皇霊殿)
皇后さま 昭和天皇祭御神楽の儀に当たりご遙拝・お慎み(御所)
両陛下 昭和天皇祭御神楽の儀終了までお慎み(御所)


ご執務 週一回午後

元始祭の儀 
昭和天皇祭 

愛用していた国会図書館デジタルコレクション祭祀令登極令身位令親族令が令和4年12月にリニューアルされて見れなくなってしまいました。
現在見られるのは細かい式次第が省かれています。
こんなことなら、全文スクショしておけば良かった。
おかげで大祭である元始祭が皇后が拝礼すべき祭祀かどうかチェックすることができません。
昭和天皇祭は皇嗣殿下妃殿下が拝礼されているので、皇后も拝礼すべき祭祀と推し測ることができるのですが。

祭祀令は一応コレクションに入ってはいるのですが、細かい式次第が省かれているので、以前のあったような「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀 愛子さまは殿上で拝礼、悠仁殿下は庭上で拝礼」という愛子天皇派の誤りを糺すこともできなくなる。国会図書館にも「愛子天皇」派の力が及んでいるのでしょうか。





男系なら伏見宮の末裔、女系なら明治天皇の玄孫

2023-01-09 00:38:27 | 令和の天皇家

竹田恒泰さんは「伏見宮系の末裔」(崇光天皇第19世男系男子)ではインパクトに欠けるからか、もっぱら「明治天皇の玄孫」を名乗りとされています。

古い図ですが、こんな感じ。
竹田恒泰氏と明治天皇との関係は氏の曾祖母が明治天皇の第六皇女子というもの。
つまり、昌子内親王の位置に愛子さまを置いてみれば解りますが、明治天皇とは女系で繋がる。
竹田氏は皇位継承に関しては一応男系男子派のようですが、名乗りはちゃっかり女系を取って「明治天皇の玄孫」笑。男系男子継承に価値を見出すのなら、崇光天皇第19世男系男子を名乗るのがスジだと思うのですが、利用価値があるほうを名乗る、、私はそのような竹田氏のご都合主義がちょっと好きでは無い。

最近、竹田氏が一般参賀の並び順についてした解説が新たな話題となっている。結論から言えば「その時々で違う並び順を取るので、愛子さまはあの位置で正しい。」というものである。男系なら伏見宮の末裔、女系なら明治天皇の玄孫、で、都合の良いほうを名乗る竹田氏らしい解説だと思う。


😐 「家族単位」の序列ねぇ。そんなものいつ決まったの?皇室身位令はもちろん皇室典範にも「家族単位」の序列への言及はありませんが?
「家族」と「家」はちょっと違う。「家族単位の序列」が後ろではするりと「家ごとの序列」になってしまっていますね。
皇位継承は例えば徳川将軍家のような家の継承ではないので、家ごとの序列というものはありません。
そんなことは皇位継承について詳しい竹田さんが知らないはずはないと思うのですが。


>日本では古来向かって右が上位だが、
>装束の際は日本式
😱

今上左、皇后右

向かって左、皇嗣同妃両殿下、眞子さま、佳子さま 

明治時代、内裏びなの左右が関東と関西で違ってしまったように装束でも左が上位の欧風です。


昭和時代の天皇御一家。皇位継承の資格がある男性と継承資格がない女性が左右に別れて並ぶ。

昭和62年天皇御一家。男性の位置は皇太子を中心として皇位継承順位。


2019年退位の年、天皇御一家。この時既に今回の並び順の兆しが?


2020年 人数のバランスを取ったのだと見ていたが、、、。家族単位、愛子さま上位のアピールだったのか。

2021年


2022年


2023年


「家族単位」なら真ん中の三人は上の写真のように、(皇后・天皇・愛子さま)になるのではないでしょうか。
これでは完全に皇后が中心。

柱と柱の間にバランスの悪い変な立ち位置。バランスが悪くなったのは愛子さまを割り込ませただからだとしか見えません。



😱 何とおっしゃる。
上皇は特例法に定めるところによって天皇の例による部分と皇族の例による部分があるので、天皇でもなく皇族でも無い存在。天皇以下皇族以上という身分、上皇后は皇太后の例によるかた、その方々が何故末席になるのでしょう。
内廷5方が全て秋篠宮皇嗣殿下より上になるわけではない。
天皇皇后>上皇上皇后>皇太子皇太子妃(皇嗣皇嗣妃)>愛子さま 
竹田氏も一般参賀の入出場順はこの通りで正しいと言っているではないか。

おっしゃることの端々が整合性取れていませんね。

このような方は信用できないな~。私は、ですが。
このかた、男系男子派と言いながら、皇嗣御一家には冷たい。自分が女系で「明治天皇の玄孫」なので愛子様に甘いのかしら。竹田氏の論説を全て読んではいないので解らないが、旧宮家男系男子復籍派か、愛子さまと旧宮家男系男子を結婚させることを考えているのかな?だとしたら皇嗣殿下悠仁殿下を認めたく無いのも解る。