故三笠宮寛仁殿下は「皇室は祭祀で成り立っている。」と仰り、美智子さまは新しい皇室像を思案し換骨奪胎して「皇室とは祈りだ」と仰った。
確かに天皇は祈るかたに違いないが、祈りという言葉があまりに人口に膾炙した言葉なので、天皇の祈りが軽くなってしまったようで私はちょっと嫌だった。それに、美智子さまが「祈り」と仰るとなーんかキリスト教の祈りっぽいしね。
天皇が為すべきことは一番に祭祀、次が国事。公務と言われる諸々はオプションみたいなものだと言う人は少なくなく、私もそのように理解しています。
オプションもいろいろ、玉石混交。
10日に為された皇嗣殿下妃殿下悠仁殿下の「海外移住資料館」訪問は、玉の部類と思う。
秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが「海外移住資料館」を訪問 「大変だったでしょうね」当時の苦労に思い寄せられ記念撮影も|TBS NEWS DIG
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きちんと説明者の目を見てやり取りされる皇嗣殿下。
娘の写真写り気にしてリテイクを要求する今上とは、展覧会訪問への基本姿勢が違うように感じられるが…。
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皇嗣殿下妃殿下のどのような場でも「学ぶ」という姿勢が伝わります。
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動画も写真も眼に清々しい。
これこそが皇室です。
秋篠宮ご夫妻と悠仁さま 海外移住資料館へ 日系人と懇談1/10(火) 17:17 テレ朝ニュース秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さまが日本人の海外への移住の歴史などについて展示した資料館を訪問されました。秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは10日午後2時半ごろ、横浜市にある海外移住資料館を訪れ、関係者の出迎えを受けられました。資料館には日本人の海外への移住の歴史や移住先での暮らしの様子、日系人社会の変遷などが展示されていて、ご夫妻と悠仁さまは質問をしながら熱心にご覧になっていました。 その後、ご夫妻と悠仁さまは日本で暮らす日系人と懇談されました。
動画のナレーションによれば、悠仁殿下は学校がまだお休み中ということで出て来られたとか。
観覧後に懇談があるので午後2時半という時間も程よい。
大きな切り株の前で皇嗣殿下が悠仁殿下の写真をスマホで撮影されたのも、良い感じです。
一般参賀の惨状は見たくないものでしたが、少しだけ眼を洗うことができました。