暑いですね~
ちょっと外に出ただけで、息があがりそうです・・・
今日は、ちょっと気になってまだ解決していないことから
(もちろん、私の中で、です)
「~ができる」とは、いったいどういうことなのか?
唐突ですね。例えば、漢字の「漢」という字が「書ける」とは
いったいどういうことなのか。点、はらいの向き、画数、バランス
などが「合っている」。
そして、漢字テストで合格する。・・・・
夏休み前に「漢字 50問テスト」をする学校が多いようです。
ここで「漢」の「漢」が書けて、○をもらったとして、それ以降
100%○をもらえるのか・・・・。
こう書いていくと、自分が逆上がりを必死に練習したときに
「できた!」という瞬間があり、そのあと、「もう1回」とやると
疲れてできなくなってしまったことを思い出します。学校の逆上がり
テストでも「きのうまでできたのに今日はできなかった」という子ども
もいます。
では、この子にとって逆上がりは「できる」ことになるのか?
「できた」のはまちがいないのですが、コンスタントに「できる」
ようになるには、もう少し練習が必要かもしれません。
漢字も習ってすぐは「書けた」としても「定着」しているかどうかは
また別なのではないか・・・。う~ん
漢字の場合、「形」を覚えることと、「使い方」を覚えること両方できて
「定着」なのかな、と思います。
「使い方」を覚えていないと、作文などで使いにくいです。
違う場面で同じことばが出てきても、その「漢字」を使うとはわからない、
ということがあります。
ある先生に頼まれて、あるお子さんの「音読」を
きいたことがあります。
「10回読むように」との指示でした。
「同じところを10回読むなんて・・・」とはじめ思いました。
でもそのお子さんと、「残り何回」とシールをはりながら
練習したところ、
3回目、4回目と回数を重ねるごとに集中が弱まり、読み誤りが
多くなっていきました。その先生が意図していたことは、「ここ」
なんだと気づきました。
何回読んでも「コンスタント」に読める、それが「読める」と
いうことなのではないかと。
言語心理学の本を読んでいたら、「ことばの定着」には、
「意味を理解すること」が大切と書いてありました。
「意味が分からない抽象的」な漢字を何回書いても
定着しにくいのは、このあたりに理由がありそうです。
音読が上手にできても、それは「単なる音声」であり、
文章の意味・要旨まで理解できているかは別の段階に
ある、ということもうなずけるところです。
文章読解力を上げるのは、「一朝一夕」にはいかない
ようです。
そこで、音読の前後に意味の解説をしてみました。
すると、少しずつ理解が深まってくるのも感じています。
教材について1対1で質問し合っていくのもよい感じです。
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
ちょっと外に出ただけで、息があがりそうです・・・
今日は、ちょっと気になってまだ解決していないことから
(もちろん、私の中で、です)
「~ができる」とは、いったいどういうことなのか?
唐突ですね。例えば、漢字の「漢」という字が「書ける」とは
いったいどういうことなのか。点、はらいの向き、画数、バランス
などが「合っている」。
そして、漢字テストで合格する。・・・・
夏休み前に「漢字 50問テスト」をする学校が多いようです。
ここで「漢」の「漢」が書けて、○をもらったとして、それ以降
100%○をもらえるのか・・・・。
こう書いていくと、自分が逆上がりを必死に練習したときに
「できた!」という瞬間があり、そのあと、「もう1回」とやると
疲れてできなくなってしまったことを思い出します。学校の逆上がり
テストでも「きのうまでできたのに今日はできなかった」という子ども
もいます。
では、この子にとって逆上がりは「できる」ことになるのか?
「できた」のはまちがいないのですが、コンスタントに「できる」
ようになるには、もう少し練習が必要かもしれません。
漢字も習ってすぐは「書けた」としても「定着」しているかどうかは
また別なのではないか・・・。う~ん
漢字の場合、「形」を覚えることと、「使い方」を覚えること両方できて
「定着」なのかな、と思います。
「使い方」を覚えていないと、作文などで使いにくいです。
違う場面で同じことばが出てきても、その「漢字」を使うとはわからない、
ということがあります。
ある先生に頼まれて、あるお子さんの「音読」を
きいたことがあります。
「10回読むように」との指示でした。
「同じところを10回読むなんて・・・」とはじめ思いました。
でもそのお子さんと、「残り何回」とシールをはりながら
練習したところ、
3回目、4回目と回数を重ねるごとに集中が弱まり、読み誤りが
多くなっていきました。その先生が意図していたことは、「ここ」
なんだと気づきました。
何回読んでも「コンスタント」に読める、それが「読める」と
いうことなのではないかと。
言語心理学の本を読んでいたら、「ことばの定着」には、
「意味を理解すること」が大切と書いてありました。
「意味が分からない抽象的」な漢字を何回書いても
定着しにくいのは、このあたりに理由がありそうです。
音読が上手にできても、それは「単なる音声」であり、
文章の意味・要旨まで理解できているかは別の段階に
ある、ということもうなずけるところです。
文章読解力を上げるのは、「一朝一夕」にはいかない
ようです。
そこで、音読の前後に意味の解説をしてみました。
すると、少しずつ理解が深まってくるのも感じています。
教材について1対1で質問し合っていくのもよい感じです。
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