羽村 魚観荘での夕べ

４月のある日、羽村郷土資料館前にある魚観荘で、職場の方と食事をした。
４月に２年ぶりに人事異動があったので、
それぞれが落ち着いたところで食事会をしようということになった。
かっこつけたかったので案内状なるものを色鉛筆で色を塗ったりして、
案外時間をかけて作成し、私も張り切って参加した。


夕方だったが、お庭を拝見できた。
久しぶりに日本家屋やこんな庭を見たので、カメラを出した。




そして、職場の方がいらっしゃるにもかかわらず、料理も撮り続けた私。
（あきれられたに違いない。よかった一眼を持っていかなくて・・・。
一眼で料理をどのようにとるか研究中。
どうやったらうまくいくのでせうか？？？）

テーブルには、２品がセットされていた。
まずはビールで乾杯！




手前はなす。
卵の中にたけのこ、わかめが入っていて、春を感じる。



山菜、多摩地区だものね・・・。
この下の白いのは山芋？だったのかな・・・。
歯ざわりがそんな感じだった。

（なにせ幹事なので、食べてはおしゃくにあがり、味わえない・・・）


３品目　さしみ

魚観荘というと、コイ！と思っていたら、そうではなかった。
ホタテ、マグロ、タイ。
刺身しょうゆはどこのかな？もう少し薄いほうが好きかな・・・。

４品目　焼き物

笹の中は麩饅頭。
私はこれが大好き。


５品目　煮物

道明寺のようなものの中はアナゴだったのかな・・・。


６品目　揚げ物

レモンを絞っていただいた。
が、私はこれは塩がいいな～と思った。（あったけれども見落としていたのかな？）
ゴーヤの中にえびをつめたのが面白いなと思った。
（実はおしゃべりに夢中で、一番下のものは何だったのか覚えていない。
たけのこだったように思うのだけれども・・・）

７～１０品目　ご飯、味噌汁、香の物、デザート



不精な私はまだ作っていないので、今年のお初のたけのこご飯。
ふたを開けたときに、うれしくなった。



このマンゴープリン、甘くておいしかった。




15年前くらいに魚観荘には来たことがあるが、
そのときと店や庭の様子は変わっていないように感じた。
が、料理は洗練されたように思う。
お出汁がおいしかった。

予算の関係上、今回は一番安い５０００円のコースということだった。


以前は鯉こくに鯉のあらい・・・で感じの印象しかなく、
新人さんに池の鯉を見ながら、「これを食べるよ！」なんて言ってしまった私。
恥ずかしい。
でも、見事に池には黒い鯉しかいないんですよぉ～～～


桜の頃、店の周りは桜だらけになるし、
近くには関東一広いチューリップ畑もあるので、
それらと合わせて来られたら、よいのでは・・・と思う料亭。
それは、私は日本食なら春の料理が好きだからかもしれないが・・・。

（友人いわく、夏の岩牡蠣も、清涼感の演出も
　秋の美しさも、冬の魚介類も好きじゃない！
　はい、そうです。結局春だから、春をいただいて喜んでいるだけです。）


魚観荘
〒205-0012東京都羽村市羽690
TEL　042-558-2255　/　FAX　042-558-2260