ゴンの中学最後の体育祭でした。
テレビやニュースで報道される今時の中学生のイメージって、
何事にも妙に冷めていて、友達付き合いもスマホとかラインに依存して
私たち昭和の時代とは、全然、生活や考え方が違う人種、という印象が強い。
まぁ、うちの娘だって、自己中心的で、他人の心の痛みが分からないような
言動をすることが多い。
でも、今日の運動会は、はっきり言って感動した!!
一生懸命という言葉がぴったり。本当に全員が一丸となって、競技に応援に頑張っていた。
だから、見ている方も、気持ちが良い。
自分の子供とか人の子とか関係なく、頑張ってる子供達の姿に声援を送った。
中3のゴンは、最後の運動会。
GW開けからは、部活と並行して応援団の練習も頑張っていた。
声も潰れ、ドスの効いた声になり、最上級生の応援団として当日を迎えた。
同じ中学でありながら、5歳年上の姉の時の体育祭は、
「一生懸命やること=格好悪い事」という感じで、徒競走も笑いながら走ったり、
手をつないで走る女子もいた。応援団も、チャラ男たちが腰パンで応援していた。
迫力がないから、見ていてもつまらなかった。
ところが、ゴンの学年は、まるで昭和のノリ。黄色組VS青組が正々堂々と
真剣勝負で戦った。中3男子の騎馬戦は見ごたえ十分。見てる方も熱く燃えた!!
ゴンチームの応援団の男子は、気合入れのため、全員坊主頭にしていた。
今時、びっくりのマルコメ印の坊主頭。
また、前夜に38.4分の熱を出した男子生徒は、点滴を打って体育祭に参加。
本人の熱い気持ちと、それを許した親にも拍手したい。
ゴンのチームは優勝したけれど、悲願の応援賞は相手チーム。
皆悔し涙を流していた。
悔しくって「泣く」って素敵なことだよね。これぞ青春だ。
保護者席を見ると、だいたい家族で応援に来ているけれど、
父+母+年下の兄弟(小学生とか幼稚園)がほとんど。
卒業生の高1がチラホラいるくらいで、大学生はまずいない。
我が家は、カメラマンとして姉が一眼カメラ+三脚を携えて、一緒に応援に来てくれた。
姉は「流石に同級生に会わないわ」とぼやきながらも、
ゴンの走る姿、楽しくダンスする姿、応援する姿をナイスショットで撮影してくれた。
そして、「見てて楽しかった」と感想。
一生懸命やる姿は、皆に感動を与えるものなんだ。