Optimisme

ま、いいか♪が口癖で、超マイペース。40歳で出産し、2度乳がんになっちゃった。それでも私の人生面白い。楽観主義で生こう!

ミニ手術

2012年07月30日 | 病気の事
手術の同意書には、
病名:右乳房腫瘤 術式:腫瘤摘出術 麻酔法:局所麻酔
と書いてあった。

2時~なので、1時45分まで来るよう指示されていた。

ドクターから、付き添いの必要はないですよと言われていたけど
主人が会社を早退して一緒に来てくれる事になった。
強がって大丈夫と言ったけれど、やっぱり、心強い。


手術と書いてあるけれど、処置室の椅子に腰かけ、部分麻酔をかけて
シコリをとるのかな~と考えていた。

ところが、受付後通された場所は、立派な手術室。
えっ?!こんな本格的な手術なの!!

手術着に着替え、手術台の上に寝ころがる。

わ~、なんでこんな事になっちゃったんだろう。
1か月前には、夢にも思わなかった事態だ。
まさか、まさか、何でこうなっちゃったの?

100歩譲って、今日の手術の事は水に流す。
だから、病理検査の結果は、異常なし。
痛い思いをしたけど、白黒決着ついたという太鼓判が頂ければ
今日の事は、大目に見ましょう。

誰に対しての上から目線発言なのか?
そんな事をあれこれ考えている間に、手術終了。
所要時間は40分くらいかな?
部分麻酔だったので、意識は鮮明。
麻酔が切れても痛みはなかった。

抜歯は1週間後、病理の結果は2週間後。


帰宅時間は、仕事の日と同じだった。
ただ違う事は、旦那と一緒だったことだ。
長女が、「何でパパと一緒なの? 何処かに行って来たの?」
と鋭く質問してくる。
「たまたまだよ~」と答えると「怪しいなぁ~」と疑いをかける。

う~ん、感がいいぞ!!


判定見送り

2012年07月17日 | 病気の事
初診の検査の時は、心配性の旦那には内緒で病院に行ったけど、
今日の検査の事は、朝、さらりと伝えた。

しこりという言葉に、緊張が走ったけれど、
「念の為の検査だから大丈夫」と言った。


最初の検査は、マンモ。
術側の胸のマンモは初めてだ。
温存手術とは言え、私の場合、追加切除も含め2度切っているので
挟める乳房は、普通の胸の半分くらい。
オペした病院の術後の検診でも、術側のマンモはいつもパスしていた。

技師さんに、「挟めないと思いますよ」と言ってみた。
技師さんは、胸を見て、「う~ん…でも、先生からできる限り頑張って撮って欲しいと
依頼が入っているので、頑張りましょう」と言う。

そこまで言われちゃ、拒むこともできなかった。
とにかく、しこりの部分が映るように、技師さんも私も必死。
痛かったけど、技師さんの熱意が伝わってきて、私も頑張れた。

次は、エコー。

このエコー検査、受けたことがある人なら分かるけど、妙な緊迫感がある。
問題がなければ、時間もかからず、痛くも痒くもない検査だけど、
何か問題がありそうな時は、何度も同じ場所の画像をとるので時間がかかる。
これまでの経験上、検査の所要時間と検査結果は相関関係がある。
明かりを消した部屋の診察台に横たわり、撮影場所の胸にジェルを塗られる。
技師さんによっては、首を傾げたり、「う~ん…」と言葉にならない声を漏らしたり、
やたらにその動きが気になる。
今回は、同じ場所の画像を撮られたのは、2回だけ。
時間もそこそこだった。
…と言うことは、やっぱり「問題なし」なのかな?!

検査の結果は、すぐに診察で聞くことになっていた。

待合室で、順番を待つ。

しこりは、コリッとしてるし、エコーも短時間だったし、
問題なしに決まってる。
先生はきっと「良かったですね。大丈夫でしたよ」と言うだろうと
根拠のない確信があった。

それにしても、なかなか名前を呼ばれないのが気になる。
前の人が、診察室を出てから10分近く経つのに…
検査の画像に、何か問題があって、時間がかかっているのかな?
待たされる時間が長引くにつれ、不安が増してきた。

やっと名前をよばれた。
先生から「頑張ってマンモ撮ってよかったです。シコリの部分に石灰化が見えます。
悪いものの可能性があるので、シコリ部分を切除して、病理検査しましょう」と言われた。

「大丈夫ですよ」と告げられるばかり思っていたので、落胆した。

検査画像を見ながら先生の説明を聞く。
頑張って撮ったマンモの画像には、イクラのような無数の粒粒が集中する場所(石灰化)が見えた。
素人が見ても、これは正常じゃないとわかる。
その場所と、エコーで撮影したシコリの場所が一致する。
つまり、シコリが石灰化している事になる。

シコリの部分切除は、手術扱いになるとの事。
手術の同意書に署名し、オペは、2週間後になった。

会計待ちの間に、旦那に電話で報告する。
10年前の闘病生活が頭をよぎる。

また、あの時と同じ経験をするのかな?
乗り切れるかな?
間違いかもしれない。

いろいろな思いが交錯する。

そうだ。良いこともあった
婦人科は、子宮たい癌、頸癌、両方とも問題なし!!
血液検査の結果、閉経になってなかった。
つまり出血は、生理だった。
ただ、閉経に近づいているので、今回のような不定期な出血があるんだって。
偉い先生に、教えてあげなくちゃね(皮肉かな?)




今度は、婦人科だ~

2012年07月05日 | 病気の事
乳がんのホルモン療法のために、10年間、注射で生理を止めていた。
去年の1月の注射が最後で、その後生理はなかった。
年齢からみて、閉経したものと思っていたら、今年の2月に生理があった。
その後、毎月のように、生理(?)がくる。

自分でもビックリしたけど、
無治療となり、体が自然の状態に戻ったのね。
体が若いのね~と喜んでいた。

とは言え、心配な事もあった。

私の乳がん、女性ホルモンが影響するタイプだったので、
注射や薬で女性ホルモンを止めて、再発しないようにしていた。
ところが、生理が始まったということは、女性ホルモンが出てきたことになる。
女性ホルモンを止めないと、再発リスクが高まる???

「やっぱり、注射を再開した方がいいのかな?」

乳がんに関する、どんな著書を読んでも、ホルモン療法は3~5年。
私のように、10年もやる例は見たことがない。
もやもやした気持ちのまま、時間が経過した。

今年5月、夫の勤務先の福利厚生にホームドクターという専門医に電話で相談できる
サービスがあるので、そこに相談することにした。

乳腺担の先生は、著名なドクターなのだが、
その先生から、
10年もホルモン療法をするなんて、普通考えられない。
ホルモン療法のリスクは、子宮への負担が大きいこと。
今回の出血は、生理とは考えにくい。
ホルモン療法後、10年ぶりに生理が来るなんていう症例は聞いたことがない。
不正出血を疑うべきだ。
すぐに、婦人科で検査を受けるようにと言われた。

有名な先生は、不正出血だ!というけど、
毎月のようにやってくる生理(?)は、4~5日で終わり、
生理特有の腹痛も伴う。
自己判断、これは生理だ!と、確信し、
婦人科検診は、秋の職場の婦人科検診の時でいいやと
判断した。

と、と、ところが、今朝、突然、出血があった。
前の生理が終わって、2週間。
何の前触れもなく、突然の大量出血だった。

有名な先生の「不正出血」の言葉が浮かぶ!!
あ~、勝手に生理と思っていたけど、
やっぱ、子宮の病気だったのかも?
あ~、あの時、素直に婦人科を受診すれば良かった
後悔、後悔、後悔!!!

病院はどこにする?
家から遠いけど、やっぱ乳腺と同じがいいよね。

あ~あ、一昨日、病院に行ったばかりなのに・・・

会社に午前休みの連絡を入れ、またもや病院

激混みの婦人科で、外来初診で待つこと3時間。
子宮頸がんと、子宮体がん、女性ホルモンの数値を調べる採血を受けて
午後から会社。

結果は、しこりの検査日17日に聞くことになった。






乳腺センター 受診

2012年07月03日 | 病気の事
一般的に、大学病院などの大きな病院は
初診患者に関しては広く門戸を開けているが、
一度別の病院で治療を受けている患者に関しては、以外とハードルが高い。

以前かかった病院の紹介状や、カルテ等を持参しなければ
受診してもらえない事が多い、と思っている。

一昨日の晩、友人に相談すると、さっそく人脈を駆使して、
外来初診を受け付けてもらえるよう、根回ししてくれた。
感謝・感謝です!!

急に決まったことなので、会社は午前休を取り、
家族には内緒で、いつもの出勤の時間に家を出た。

きっと、触診しただけで、
「あ~、これなら心配ないですね~。良性のしこりですから
気にしなくて大丈夫ですよ」と診断されると思っていた。

ドクターは、しこりを触診して、「これですね」と冷静に言う。
期待していた、「大丈夫」の言葉はなく、
「まずは、検査してみましょう。それからですね」との事。

えっ検査!?と、一瞬がっかりしたけれど、
よーく考えてみれば、検査結果も見ないまま判断しちゃダメよね
と考え直した。
2週間後の17日に、マンモとエコーの検査予約を入れた。

あれっ?!

2012年07月01日 | 病気の事
ピンクリボンのイベントとして、「体験:手作り石鹸」のブースを出展することになった。

乳がんの手術から5年目ごろまでは、かなり気にして入浴時のセルフチェックを心掛けていた。
でも、最近はかなりご無沙汰。
気が向いて触るときもあったけど、超適当。
泡立てた石鹸で、グルリとおっぱいを撫でまわす程度だった。

イベント「乳がんの早期発見には、セルフチェックが大事ですよ~」と呼びかけるので
自分でも、久しぶりにちゃんとやるか!!という軽い気持ちで、石鹸の泡を指につけて
術側の胸を触ってみた。

2001年11月に右乳房を温存手術しているので、右胸に傷がある。
その傷にそって、指を滑らせてみると、
げげげげ・・・うっそでしょ~!!
「しこり」があった。


勘違いでも何でもなく、はっきりとシコリがある。

術後の定期健診は、去年の5月までやっていた。
半年に1度、両胸のエコーと健側のマンモは検査していた。
ただ、術側は、機械で挟めるほどオッパイが残ってなかったので
マンモはしていなかった。
そして、3カ月に1度のゾラ注の時は、先生の触診があった。
私が分かる程のシコリだもの、先生が見逃すはずはない。
この1年近くで、しこりができなのかしら?
こんなに早く、育つの?

お風呂から出て、即、ネットで「乳がん しこり 良性 悪性」
で検索した。

すると、
「良性は境界がはっきりしていてくりくりした感じで、悪性は境界があいまいである。良性は指で押すと逃げるが、悪性は指で押しても動かない」と書いてあった。

私のしこりは、指でつまめるコリッとしたものだ。

な~んだびっくりして損したよ~
シコリはあるけど、きっと良性だ。
妙な自信がある。

とは言え、しこりはしこり。
このまま放置するのも心配だ。
良性なら良性の ドクターからの太鼓判が欲しい。

さて、どこの病院に行けばいいのか?!
10年前の主治医は、すでに病院を辞め、市内で外科医院を開業した。
もともと、乳腺専門医ではなかったから、
その先生の病院に行くのも変だしな~

悩んだ挙句、アロマの仲間兼看護師の友人に、電話で相談することにした。