おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

最後のシュリンク

2024年06月22日 | 珈琲

今年の2月、

ひそかに

製造終了となっていた、

赤缶こと、

UCCブラック缶コーヒーの

30年ぶりの、初の、

新規ラインナップ。

「赤缶」

なんて洒落たネーミングを

くれた消費者のことなど

微塵も考えてない

UCCの新しいブレイン。

その、

一世一代の大仕事は、

1年経たずに大コケ(笑

ブラック缶の歴史に

泥を塗りたくって、

終わりました。

終わったっていうか、

消えた(笑。

だけど、さ。

そういう世代だものね。

僕も仕事で

度々思うけど。

どうしようもないよなぁ……

缶のデザインもいい。

中身もいい。

世間へ送り出すやりかたが、

戦略が、最初から間違ってた。

ほんとダメだったな、と。

消費者の僕ができるのは、

市場の売れ残りを

探し回って、

ゲットしていくだけです。

賞味期限切れてたけど(笑

返品はしない。

ここからは自己責任。

2023年4月デビューだから、

ほんと最初のほうで

作られたやつなんだろうなぁ。

僕だったら、

何の宣伝もしないな。

とりあえず市場に流す。

それだけの代物だと、

今もこうして飲んでみて

思いますわ。

あとだしジャンケン

ですけど(笑

このキャンペーンの

失敗の原因は、

それを手掛けた新しい世代が、

ものの本質を見抜けなかった。

まさに、そこにあると

思うんです。

飲んでみたのかなと。

飲んでみたんなら、

これは推せると

思ったはずだ。

あとだしジャンケン

ですけど(笑

でも僕は推したよ。

そして何の宣伝にも

ならなかった。

新しい人たちが

キャンペーンに失敗したのと、

今時の人たちが

この味に鈍感だったこととは、

根でつながっているなと。

もしも

僕の言う宣伝なしで

世に出したとしたら、

全く認知されずに

消えたかもしれないなぁ。

観客がいない。

そのなかで

これだけ売り切ったんなら、

それは商売としては、

成功なのかもしれんね。

だって、

ほかにどうしろと(笑

今求められているのは、

古谷さんの金田一耕助

とか、

刑事コロンボとか

ではなくて、

あぶないデカとか、

48時間でしたっけ?

そんな感じですし。

勢い。

それだけです。

エヴァンゲリオンも

ゴジラ-1もね。

世界と同レベルなって、

こんな小さな国が、

どうやって

続いていくんだろうなぁ……

 

 


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