3月の横浜・川崎地区交流会から県内を4地区に分けて行われた交流会の最後は6月11日(土)に神奈川県支部協議会の中で一番地域が狭い三浦半島の横須賀市、三浦市、葉山町在住の会員を対象にした横須賀地区交流会です。
朝から好天に恵まれ暑い1日でしたが、横須賀市日ノ出町の「横須賀三浦教育会館」に75名の
参加者が集合し予定通り午後1時30分、井上副会長の司会で開催されました。
まず主催者を代表して、新井陽太郎会長から・7月の参議院議員選挙に向けた「石橋みちひろ」の
取り組み ・熊本地震の被災状況とカンパの取り組み ・東日本大震災を風化させない取り組み
・沖縄元米兵の殺人強姦事件 ・参議院議員選挙で石橋みちひろを当選させることがやり放題の
安倍政権を勝手にさせない一番の取り組みである ・地区交流会の近況と退職者の会の状況
などについて次の挨拶がありました。
昨年10月末の総会で磯村会長から引き継がせていただいき早くも7か月が過ぎました。本日の横須賀地区交流会は、会員皆様との直接のコミュニケーションの場としての県下4地区交流会の最後となりました。この間、会員皆様のご協力のもと、役員会の運営体制の充実向けた任務分担の明確化など、総会で確認いただいた取り組みを進めてまいりました。とりわけ、本年1月には、本年度の最重点課題としての「組織内候補『石橋みちひろ』参議院議員再選に向けたとりくみ」として、「署名カード」「紹介者カード」の提出をお願いし、以降、電話、封書での重ねての呼びかけ等、この場をお借りしご協力に感謝申し上げます。
はじめに、熊本地震について申し上げます。今も避難者約7千人を超えており、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さんとご家族の方々に、心からお見舞い申し上げます。
NTT労組本部は直ちに「災害対策本部」を設置し、組合員・家族・退職者の安否確認、被災状況の把握に全力をあげるとともに必要な対策の検討を進めてきました。現役の安否確認については、4日後の4月18日には全て確認完了。退職者の会(熊本2300人、大分1400人)については、昨日6月10日時点熊本の3人の確認が取れていません。ただこの3人については震災前から連絡が取れない状況にあったとのことです。人的被害については、1人死亡1人(退職者・福岡支部協)、本人負傷13人、家族被災8人となってしまいました。NTT労組は、「連合被災地救援ボランティア」に参加し、がれき撤去、個人宅家財片付けなど、積極的な対応をおこなっています。退職者の会としても「被災者支援カンパ」に取り組んでおり、ご協力に感謝いたします。改めて、日本は地震国いつどこでも、今起きても、を痛感しているところであり、「自らの命は自らが守る」を原則に、支部協も早急に安否確認体制の確立など具体的な対応を検討することとします。
あの東日本大震災から、5年と4ヵ月です。今も、避難者は約16万人です。我が「石橋みちひろ参議院議員」は、「東日本大震災」の発生から丸5年の節目を迎え、「この5年間の復興計画や各種事業は、復興予算の流用問題や全国規模の公共事業のバラ捲きなど、国の政策や事業運営の誤りこそが、被災者の皆さんの生活再建を遅らせてきたと思えてならない。やはり被災者の皆さん一人ひとりの「暮らしの再建・再生」に焦点をあてた政策を追求すべきとの立場で、政府の姿勢を正していきたい」と決意を述べています。安倍首相は、福島原発事故の収束の道筋がいまだ見えない中、事故などなかったかのごとく、原発の再稼働、再処理、原発輸出へと突き進んでいます。何としても許せません。このような安倍政権の政治姿勢を変えるためにも「石橋みちひろ参議院議員」の再選のとりくみに積極的に関わることが必要です。
次に、5月19日に沖縄で発生した元米兵の女性殺害事件です。一昨日の6月9日殺人強姦致死容疑で再逮捕。ただただ激しい怒りです。日本の国土の0.6%の沖縄県に基地の74%が集中しています。基地があるが故の事件です。1972年5月15日本土復帰後、強姦だけで129件しかも泣き寝入りの女性が大勢いるということです。事件のたびに日米両政府は「綱紀粛正」「再発防止」を口にして今日まで来ています。
6月7日新聞で、第2の基地県である神奈川のこの横須賀で、2006年に起きた米兵による女性強盗殺人事件は、2009年に6500万の賠償が確定した。しかし、日米地位協定により、本人に支払い能力がない場合は、米政府が補償する制度があり、昨年6月に米政府は、永久に免責を条件に4割の2600万見舞金を提示。その差額は、日米地位協定により日本側が支払うことになっている。遺族側は、全額支払う痛みが米側に伴わない、日本政府は強く米側に求めるべきだとして、この示談を拒否、防衛相を通じて交渉中。まさに基地の存在、日米地位協定の存在が原因です。解決策は唯一、基地撤去あるのみです。
そして、6月22日公示7月10日投票の参議院選挙について申し上げます。
安倍首相は、「アベノミクス」を最大の争点とし、消費税の先送りの判断について国民の信を問いたいとしています。が、安倍首相の本音はただ一つ、参院選に勝って「憲法改正」です。「憲法改正」は民意であるとする常套手段で、ひたすら突っ走ることは明らかです。安倍政権の政策を継続するのか、働くもの・生活者の暮らしと平和、民主主義・立憲主義をまもり安倍政権の暴走に歯止めをかけるのか、今後の日本にとって大きな分 岐点となる選挙です。
そのためにも、組織内候補「石橋みちひろ」参議院議員の再選を勝ち取り、国民の命と生活を大切にする政治を取り戻すことだと思います。私たち「退職者の会」会員は、戦後71年目に入り、戦争体験者として、また体験者から直接話を聞ける世代者の責任として、今こそ私たち「退職者の会」の底力を発揮するときです。
「私たち退職者の会会員・家族が投票に行かなければ勝てない」〝行かない″は、安倍政権を信任することです。「行けば『勝てる』」を合言葉に、行動を起こそう!
続いてNTT労組神奈川県グループ協議会宮城宏之事務局長より「新井会長が主要な内容について
すべて話したので」と前置きし、参議院議員選挙で「石橋みちひろ」を何としても当選させなけ
ればならないと重ねて会員の皆さんへ取り組みをお願いしました。
続いて来賓あいさつでは全国を飛び回っている「石橋みちひろ」は出席できず、横須賀地区
明珍幹事から以下のメッセージが読み上げられました。
メッセージを読み上げる明珍幹事
続いての「報告・連絡事項」は徳永事務局長①神奈川支部協の取り組みとして、熊本地震
カンパの取り組み状況とお願い②平成28年度の年金額について、今年は年金額の改定は無い
端数処理で数円の増減はあるかもしれない、マクロ経済スライドの適用も今年度は無い
③小さな愛の会の取り組みでは、草取りなどのお手伝いの必要な方は申し出てください、若い
会員の方はぜひ提供会員になってほしいとの話があり④生協の加入促進については今回は少し
早いと取り組みとなる、今年から月払いが導入されるのでもし見直しする場合でも一度脱退
すると再加入出来ないので月払いや減額としてほしいなどと協力を依頼しました
⑤「全国儀式サービス」についてはこの取り組みを始めた意義「年会費を払いながら体調不良
などで行事に参加できない方に何かお返しすることはないだろうか」と言うことがそもそもの
始まりなどと話され、会員手帳P32「もしもの時は一報を!!」いただきたいとお願いしました。
報告・連絡事項を話す徳永事務局長
続いては「学習会」今年のテーマは「健康体操」カラオケで有名な「第一興商」湘南第一興商
横須賀支店の斉藤芳孝さんを講師として、音楽を使った頭の体操などを1時間にわたり
行いました。
第一興商斉藤講師
楽しく体を動かす参加者
体を動かしおなかをすかせた後は参加者の最大のお楽しみ「懇親会」が横須賀地区松永幹事の
司会で始まり、及川顧問の乾杯のご発声で楽しい懇親会に移りました。
乾杯の発声は及川顧問、マイクでフォローする松永幹事
楽しい時間は過ぎるのも早く、この会場は午後5時にはきれいに掃除して返さなくては
ならないので午後4時30分名残惜しみながらも福島監査の閉会のあいさつで今年の横須賀地区
交流会はお開きとなりました、参加者の皆さんには後片付けをお手伝いいただきありがとう
ございました。来年もお元気でお会いしましょう。
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