人間仮免中 / 卯月 妙子


うーむ、すごかった。
ほんとにすごかったな。

頭をガツンと叩かれるような衝撃。
比喩じゃなく、って感じで。

この人の出てるAVとか、この人が過去に書いたマンガとか、読んだことはないんだけど、こないだ誰かがラジオでこの本を紹介してたので買ってみたわけですが。

なんか、変な言い方かもしれないけど、元気が出た。
自分とは次元がちがうところでもがきながら本気で生きている人の生き様を見ると、こんな小さな次元で細かいことをあーだこーだ考えて悩んだり憤ったりしていることがバカバカしくなる。

卯月さんもすげーんだけど、ボビーすげえ。男だね。かっこいい。

もうすこし、大きな次元で生きていきたい。
やれるかやれないかじゃなく、やるかやらないかだよな。
少なくともカッコよく、男として生きていきたいねぇ。
そう思わせてくれたマンガでした。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

虫と歌 / 市川春子



タマフルで古川耕さんが推薦してたマンガ。

すごかった。
この世界観、というか、なんというのか。
絵がうまいと言ってたけど、たしかに。
なにげない線で。

ま、語れるほどマンガを読んでいないから、この人が今のマンガ界でどれぐらいのポジションなのか知らないけども。
アニメとかも、たまに評判の良いのを見るととんでもないところまで到達しちゃってるし。
だから、この人ぐらいの人は今のマンガ界にたくさんいるのか、それとも特別すごい人なのか、それはわからない。
けど、とにかく、僕にとっては衝撃でした。
すごい。

星とか未来って感じじゃなくて、生物とか昆虫とか自然現象とか、そういうところと現実世界をぐいっと引き寄せてひとつの日常の中にうまーく閉じ込めてストーリーを生み出していく。
その手腕は、これはホント、すごいのでは?
いや、すごいって。
すごいですって。

ハリウッドとかが血眼になってさがしている新しい映画のアイデアがこの人のマンガには詰まっているような、そんな気がしますなぁ。
マトリックスみたいに、美しくて楽しい娯楽映画に化ければ、この人は一躍世界が注目する作家になるかもしれない。

なーんてね。

おすすめっす。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

気になるワンピース

ワンピースが気になる。

ここのところ、自分がアンテナを張っている色んなところでワンピースが話題となっていて、それだけではあの大作に今さらゼロから挑む気もしないのだけど、子供達が名探偵コナンに夢中だったりして、でもコナンは、「殺人」だの「復讐」だの「恨み」だの「ねたみ」だの、あんまり小学校低学年の子供達には見てほしくないようなドロドロした気持ちの悪い内容が出てくるので、同じ人気少年マンガだったら、勇気・友情・挑戦!みたいな少年ジャンプ精神そのもの(という噂)のワンピースのほうが100倍読むべきマンガなんじゃないのか、という気がしているわけです。

つまり、自分が読んでみたくて気になっているというよりも、今の小学1年生・2年生はやっぱり今の流行のマンガを読んでおくべきだと思うし、それはやっぱりワンピースなんじゃないか、という気がしているわけなのです。

が、今出ているだけで60巻を超えていて、それをわざわざ親でわる自分が子供達に買い与えるっていうのも、なーんか違うような気もしつつ、でもどうせならば自分も読んでみたいと思ったり。

ま、とにかく、TBSラジオの月曜深夜1時の人と、文化放送の日曜夜10時半の人達が、ワンピースについて言っているのを聞いていると、これはやっぱり面白いらしいと思うわけですよ。
この時代に生きているなら、いまさらかもしれないけど、読んでおくマンガなんじゃないかと。

でもそれを親が全巻買い揃えちゃうのは、それはまたちがうんじゃないか、とも思ったり。

そういうのって、少ないこづかいを使って、1巻ずつなんとか集めていくものじゃないのか?
あと、60巻ともなると、相当な時間を費やすわけで、それをわざわざ親である自分が子供達にやらせるってのもどうなんだ?
そういうのは、親の目を盗んで、こっそり読んだりする、そういうものじゃないのか?

うーん、どうなんでしょうかねえ。

単純に読んでみたいってのもあるのですが。


いや、それにしても、ブックオフで古本なのに350円ってのには驚きました。
伊集院さんが言ってたのを聞いてても、それを本当に見たときの衝撃は。
定価が400円しないんだから。
中古で350円ってなんだよ。
それなら誰でも新品買うんじゃないのか?
350円で中古を買う心理が理解できないけど、10円、20円でも惜しい世代の足元を見た価格設定なんだろうなぁ。
全てが冷徹なコンピュータ管理とはいえ、えげつない商売するなぁブックオフ。

で、ブックオフの価格設定が今や全ての古本屋の基準らしく、別のお店でも同じ。
60巻まとめて6000円みたいなお店は無いんだね。

さて、ますます敷居が高いワンピース。
普通に24000円以上のお金が飛んでいくことが目に見えているわけですからね。
1巻を読み始めたらおしまいでしょう。
僕のような物欲にブレーキがきかない人間の場合。
面白さは保証されているわけですから。
きっと全部買っちゃうでしょう。
それが仕事と関係するとか、そういうんならやる意味があるでしょうけど、そうじゃない大人がやるのは、もうそれはただの欲望ですからねぇ。

お金だけじゃなく、時間もすごいでしょうし。

ということで、気になりつつも、どうしても最初の一歩が踏み出せません。

こわいこわい。













コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

イニシャルD



結局、42巻まで買いまして。

「あんたひとりに
 そこまでやらせるわけには
 いかねえな!!」

「感動したぜ!!
 手伝わせてくれ!!」

「きさまら…、
 なにを…!?」

のところでかなり、感動したぜ!!

さいきん、バトル中心になってしまい、「物語」がなくなってきていたので、この死神との「物語」が久しぶりに楽しかった。
このマンガ、最初はタクミ自身の「物語」がとても面白かったのが、タクミがもうバトルに出るのが当たり前の立場になってしまい、次々にバトルをやるだけのマンガになってしまっていて、そこが段々退屈になってきてしまったところだったのだけど、今回は死神物語がとても面白くてとても楽しめた。
感動したぜ!!

そして、ソッコーで古本屋に売りにいったぜ!!
3冊で300円で買い取ってもらったぜ!!

また5年ぐらい経ったあたりで、続きを一気に読みたいぜ!!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

イニシャルD



息子を予防接種のために行き付けの小児科に連れて行った。
そうとう待たされる。
かなーり待たされる。
暇だ。
暇すぎる。

ふとむこうを見ると本棚があってたくさんのマンガが並んでる。

そこには、まっ茶色に焼けた古い古い「イニシャルD」がずらりと。

ま、暇だし、ぼーっと待ってるよりもいいかと、第1巻を手に取ってみた。

結局、1巻の3/4ぐらいを読んだあたりで名前を呼ばれ、嫌がる息子に注射をしてもらい帰宅。

あー、やっと終わった。

けど、あの続き読みたいなぁ…。
やっぱり人気マンガだけあって、やっぱり面白いじゃないかっ!

あれぐらいまっ茶色の古本なら1冊100円で売ってるだろう。

ってことで近くの古本屋へ。
立ち読みパラダイスなので、近所の小学生や中学生がひたすら立ち読みしている。
が、俺は大人だぜ!

イニシャルDがずらりと並んでいるのを発見。
予想どおり1冊100円だ。
30巻までずらーっと並んでいる。それぞれの巻が4冊ずつぐらいある。
そして予想とちがったのは、かなりきれいだってことだ。
新品とは言えないけど、かなりきれい。
これで1冊100円だったら何の問題もないな。

どうやら30巻で完結しているようだ。
全部読んでも3000円。
安い!

ひとまず10冊購入。
あっという間に読み終わり、次の10冊購入。
あっという間に読み終わり、最後の10冊購入。

さあ、どんな結末を迎えるのか!
と思っていたら、なーんか終わりそうもない。
29巻ぐらいになっても終わりそうもない。
そして30巻、ぜんぜん終わってない…。

31巻から先は、100円じゃない別の棚にあった…。
えー、こんなに長いなら最初から読まなかったよ~。

でもあと10巻ぐらいみたいだな。
それでこの人気マンガを全て読みつくすことができるんなら、あと少しぐらいお金と時間と使ってもいいだろう。

というわけで、ついに39巻まで読んでしまった。
あと2巻。。。

そして気付いたのだ。

このマンガ、まだまだ全然おわってないんだ。
現在進行形だったのか。。。。

そんなもんに手を出してしまったのか。。。。

あああ…。


とにかく家にあっても邪魔なので、また古本屋に持って行こう。
タダでもいいから引き取ってもらいたい。


まぁ、マンガ自体は、人気が出るだけあって面白いです。
でも、車に詳しくない読者のために、シビックはシビックと、スープラはスープラと、RX7はRX7と、普通に書いてくれよ。形だけじゃわかんねーんだよー。

あと、物語の中では、まだ始まって2年も経っていないぐらいなのに、現実世界ではすごい月日が過ぎ去っていて、ハイブリッドだの電気自動車だのが発売されてて、このギャップを今後どうするのかなぁ、って思う。

まぁ、エコだの、若者の車離れだので、ああいうスポーツカーの人気が最低になった結果、新しいスポーツカーがほぼ発売されていないという現実が、むしろこのマンガにとっては幸いして、「なんでホンダが○○○を発売してて、トヨタが○○○を発売している時代なのに、このマンガの登場人物は90年代の車ばっかり乗ってるんだよ。」ってことにはなっていない。

けど、とにかく若者がスポーツカーに乗ることに憧れ、峠に見物に行く、なんていうはるか遠い過去を舞台にした懐かしい時代のマンガ、って感じになりつつあることだけは確かだ。

だから、こんなに引っ張らないで、そろそろきれいにまとめてエンディングを迎えるか、本職のレースの世界に舞台を移すか、どっちかしないともうダメなんじゃないのかなぁ。


ま、どうでもいいです。
きっとこういうのが今でも大好きな人が、僕と同世代にはたくさんいて、500円のマンガを、発売されればためらいもなくホイホイ買ってくれるのは、その世代なのだから、金を使わない若い読者なんて最初から相手にする必要もないのかもしれないしなぁ。


しかしね、こういうマンガのせいなんですよ。
「軽でいいからマニュアルの車に乗りたい」って言うと、「でも、軽で峠行ってもしょうがないでしょ」なんて言われるのは。
誰が峠を攻めたいなんて言ったんだ! ばかもーん!!
俺はふつうに街を走っているときに、「自分が車をコントロールしている感」を感じていたいだけなの。

UFOキャッチャーって面白いでしょ。
あれが、「全自動ボタン」を1回押したらあとは勝手に動き出して勝手に景品を取ってくれるんだったらただの自動販売機でしょ。つまんないでしょ。誰もやらないでしょ。
操作するのが楽しいんでしょ。
車も、操作する楽しさを味わいたいの。わかる?
足を動かしてクラッチを離し、左手でギアを変えて、クラッチを徐々につないでいく、そういう一連の操作が楽しいんでしょ。
ギアをひとつ下げると、エンジンブレーキがかかってぐわーっと減速するのを体で感じる。
もうひとつ下げると、さらにぐわーっと減速。
逆に、クラッチを離しっ放しにしてると、エンジンブレーキがかからないから、ただの4つ車輪のついた箱として、慣性でそのまま進んでいく。ミニカーみたいに。つぎの信号まで届くかな~? とか。
とにかく、今俺がこういう操作をして、その結果、こういう仕組みだから、こういう風に車が動く、っていうその「自分が車をコントロールしている感」ですよ。
それが楽しいわけですよ。


誰が峠を攻めたいなんて言ったんだ、この、おバカ~!



以上。








コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

のだめカンタービレ最終巻

うーむ、一言で言えばガッカリ、かな。

なんだろう、この、むりやり終わらせたような感じ。
この、とりあえず話をまとめた感じ。

何も起こっていないではないか。
24巻、1冊通してなにも起こっていないじゃないか。

作者の方、もう「のだめカンタービレ」に対してやる気がなくなっちゃったのかな。
もう十分稼いだし、もうこの話正直どう終わらせたらよいのかよくわからなくなってたし、もういいかな、って気分になっちゃったのかな。

やっぱり最後は、のだめと千秋の共演じゃないのか?
ちゃんと話を持っていかなくてもいいじゃん。他のピアニストのはずだったのが、急きょ体調くずしたとかで、もう、のだめ、お前しかいないなんだ、こんな曲を俺が納得するように弾けるのは、のだめお前しかいないんだ、なんてことで、突然の共演、とかでも良かったではないか。

それをYoutubeで世界中の人が見て、のだめだけでなく千秋も世界中の音楽ファンを喜ばせるとか、もうなんでもよかったじゃないか。
こんな、何もない終わり方にするぐらいなら、多少強引でも、本当ならばクラッシック音楽の世界ではあり得ないような展開でも、それでも良かったじゃないか。

最後は、やっぱり共演だろ。


というわけで、やっぱり、人気が出ちゃったから連載が予定よりもずっと伸びちゃったマンガって、やっぱり難しいんだなってことを痛感しました。
出版社はやっぱり人気がある限りマンガを終わらせてくれない。
そこには作者の個人的な予定なんてまったく考慮してくれない世界があるんだろう。
そうなると、その、予定よりもダラダラと伸びてしまった、というよりも、伸ばされてしまったマンガをファンが納得する形で終わらせるのは、もう神業の世界だ。

スラムダンクが、あれだけ素晴らしいエンディングを迎えたのは、奇跡かもしれない。

というわけで、作者さん、お疲れさまでした。
きっと、あなたのせいではないのでしょう。

また面白いマンガ描いてくださいね。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

のだめ22巻

セブンイレブンで発見。即購入。即読破。

なんと電車で読んでいたら、となりのとなりの人も読んでいた。ははは。

前巻から期間が空いたので、待ちに待った感がありましたが、なるほど、なかなかの展開を見せている。

そうか、一緒に行くはずじゃない人と、ずっと目指していたところにけっこうあっさりと行っちゃったって感じ、なるほどね。

こりゃあ、たしかに抜け殻になっちゃうよなぁ。

そして千秋のお父さんが登場か。

思ってもいない展開だなぁ。

さてさてどうなることやら。

また次の巻が出るまでしばらく待ちましょう。
楽しみ楽しみ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

リアル8巻

「リアル」の8巻をセブンイレブンの棚で見つける。
出ていたのか。
最近、「のだめ」にしてもそうだけど、セブンイレブンで見つけて買うことが多い。
買ったのは、きのうの夜だけど、そのまま夜更かしして読んだりせず、今朝の通勤電車で読み始めた。

また泣いてしまった。
このマンガを電車の中で読むのはホント危険だ。
やばい。

ああ、早くタカハシくんがバスケを始めないかなぁ。
当然、いずれはバスケを始めるからこそ登場したのだろうし。
そして、父親と彼の関係だけじゃなくて、あのお父さんとあのお母さんがきっと、本気でバスケをして活躍する彼の姿を見て和解するんだ、きっと。バスケをしてキラキラと輝く息子の姿を見て、あの夫婦はようやくまた仲良くなれる、きっと。

あのオタクキャラの彼と、そして新しく同室になったプロレスラーの彼の存在、この2人がきっと大きな存在になるんだろうなぁ。

そして、ついに、ついに、野宮が始動。
もちろんプロバスケチームなんて無理に決まってる。
でもきっと何かを学ぶだろう。前に進むための何か。次につながる何か。
その野宮が、この車椅子バスケチームにどんな影響を与えるのか。
これも楽しみでしょうがない。

あー、早く続きが読みたい。
でもそれは1年先までお預けか。
楽しみだなぁ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

のだめ21巻

本屋で発見。

最近、気付くとすでに発売中、という後追い状態だ。
ま、早く気付いて良かった。

帰りの電車で読む。

ふーむ。
RUI、なかなか良いなぁ。

そして、のだめ。
ついにシュトレーゼマン登場。悪魔のように。ふふふ。
しかし、千秋も実際あのおっさんが悪魔のように誘い込んで、そして今の千秋があるのだし、やりたいことをやるワガママなこのおっさんだからこそ、引き出せるのだめの実力があるはず。

あー、楽しみだ。
たったの1週間しかないってことだし。
大成功よりも、むしろ大失敗となるのだろうか。
それを狙っているのか、おっさん?
それとも…、
遅咲きの新人が、世界中を熱狂させるのか?
千秋が「いつかはのだめと」と思っていたことを、あっさりと簡単にシュトレーゼマンがやってしまったりして。
それは、のだめが「いつか千秋と」と思っていたことをあっさりRUIとやっていまったの同じだけど。
いや、やっぱ大失敗して、それで、のだめ奮起? いや、のだめ撃沈、で、千秋がやっぱり救い出すのか?

うわー、次の巻が久しぶりに楽しみだ。
また3ヶ月だか4ヶ月待つのだな。
楽しみだなぁ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ハチミツとクローバー

GWに風邪をひいたのだが、僕の悪いクセで、ちょっとでも良くなるとすぐに色んな事を始めてしまうところがあって、おとなしくベッドで安静にしているために、一気に全巻大人買いしたのがこの「ハチミツとクローバー」。

GW中に半分の5巻まで読んで、GW後に通勤の電車の中で残りの5巻を。
今朝の会社に向かう電車の中で、終わった。

いっや~、青春ですなぁ。
面白かった。
ここまで青臭く青春を真正面から描いたマンガって初めて読んだような。
ま、このマンガでも青臭い青春を半分はギャグにしているのだけど、それは作者の照れかな。
いや、ほんと、面白かった。

さすが、アニメになり、映画にまでなるだけのことはある。

アニメも映画も、きっと原作ほどではないだろうけど、はぐをあの蒼井優が演じていると聞いたら、それは見てみないわけにはいくまい。うむ。
いや、でも、このストーリーを1時間半にしちゃうと、大筋は描けても、実はとても大切な細かい細かいところが抜け落ちちゃう気がするけど。
でも見たいなぁ。

個人的には、浜田山とか、永福町とか、自分の高校時代(まさに青春時代じゃのう)の懐かしい地名がところどころに散りばめられていたのも嬉しかった。

そして、
自分自身はこんなにまっすぐな青春時代を過ごしたわけでもないのに、なぜか自分もそんなだったような甘酸っぱい気持ちになってしまうのはなぜだろう。

荒唐無稽な点も多いのだけど、半分ギャグマンガとすればそれも良し。

面白かったです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

のだめカンタービレ20巻

セブンイレブンで、ふと棚を見ると「のだめ」の20巻が。
知らないうちに発売されていたとは。
買わねば!

一気に読む。

うーん、面白かった。

コンクール。厳しい世界。
コンクールで入賞して、個人の名前で生きていける音楽家って、ほんの一握りなんだよなぁ。同じ寮(っていうか、アパートメントか)に住んでいるメンバーがみんなすごい優秀で2年も3年も経っても生き残っているなんていうのは、あり得ない話なんだなぁ。

のだめ、ついにヨーダによる最終訓練か。

最後が良いな。
千秋の「解釈」をただただ受身でおそわっていたのだめが、千秋からちょっと「解釈」を聞いただけですぐに演奏に変化が現れて、それがすごかったのだめが、いよいよ千秋の「解釈」を拒み自分自身の解釈をしたがり出した。
もはや千秋の講釈は余計なお世話。
のだめに楽譜を読み自分なりの解釈を試みる力が付いたわけだ。
面白い。
そう、そうだろう。
千秋に教わって、千秋の解釈どおりに見事に演奏するのだめでは、それではダメだ。お話としてもダメだ。

のだめが自分で解釈し表現する力を持ち、もちろん同じように自分なりの解釈をできる千秋がいて、この2人が最後に共演するんだ、きっと。千秋が「こいつ!」なんて驚いて、のだめも「千秋先輩、やっぱりすごい!」なんて感じながら、競演による相乗効果で驚異的な演奏を繰り広げ、そこには千秋の父が。はじめて息子を認める父。

…なんて結末でしょうか。勝手な予想。
無責任なファンによる勝手な期待。
あな楽しや。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

リアル7巻

いやー、今回も良かった。

仲間、ですか。

自分の道。
途中で途切れているように思えても、つながっている。
主人公が逆に彼らから勇気をもらうんだよなぁ、このマンガ。良いなぁ。

あいかわらず良かった。

これでまた役者が一人増えたのかな。
段々と、5人のメンバーが見えてきた感じ、かな?
楽しみ楽しみ。

また続きが楽しみだ。1年先か。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

のだめカンタービレ19巻

セブンイレブンで朝買い、会社に行くまでの電車の中で読んでしまった。

今回は、うーん、あんまり盛り上がるところは無かったかなぁ。
助走期間というか、そんな感じ。

このマンガの醍醐味は、「どーせヘタなんだろ、フン」と完全にバカにしていた人が、千秋やのだめの演奏を聴いて「えっ!? なにこれ、すごい!!」と驚く様を見て、へへへ、どーだすげーんだぞ見直したか~、と感じるところだ。少なくとも僕にとっては。そういう意味で、今回はあんまり盛り上がらなかった。というか、のだめの演奏も、千秋の演奏も無い。いや、千秋はリハのシーンはあるのだけど。

今回は、音楽の道の難しさが描かれている巻、てとこだろうか。
日本から試験を受けに来る女の子。
コンクールでの失敗。
そもそも音楽をやる意味、とか思い悩んだり。自分の演奏って何?みたいな。

ま、次の巻に期待してまた4ヶ月(?)待ちます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

のだめカンタービレ 18巻

今回の最初の話、ついに2人は行くとこまで行った、の?
あの千秋のはだけたシャツ、どうなの?
子供も読んでるマンガだからこの描写で察してくれよ、ってこと?
この作者の人、けっこう子供向けマンガであることにキュウクツさを感じてるのかなぁ。ま、いいか。
というか、勘ぐりすぎか、俺?

のだめ、ついにベーベちゃん卒業かな。
あの展開、読者は誰だってボロボロになって演奏もめちゃくちゃになってしまうことを予想したのに! やるな、のだめ。

そしてついに師匠と再会したか、千秋。

またまた今後の展開が楽しみだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

のだめカンタービレ 17巻

ついに17巻登場。一気に読む。

16巻ですでに出てきたけど、とうとう千秋のオヤジが登場。
やっぱりこれだよなぁ。
飛行機事故という心の傷をやっとどうにか治して飛行機に乗れるようになった千秋、だけど、もっともっと深い傷はオヤジだ。心にポッカリ空いた穴。小さい時からずっとずっとポッカリと空いていた大きな穴は、のだめじゃ埋められない。
「リアル」もそうだったけど、ずっとずっと「よくやったな。」ってオヤジに言ってもらいたかったんだよなぁ。

ある意味、これが最後のストーリーのヤマかもしれない。
のだめがグングン成長して世界的に認められるようになり、完全に地位を固めた千秋のオーケストラと競演。全くそれまで認めてくれていなかったオヤジが、その演奏を聴いて涙を流す。そして千秋に聞こえる大きな声で叫ぶのだ「ブラボー!」と。そんなエンディングを勝手に想像してしまうのだが。

って勝手に終わらすなって話だな。
俺だって、あと10巻ぐらいは楽しみたいよぉ~。終わらないでくれ!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ