ザ・レイド

インドネシアからやってきたアクション映画。
うーん、噂通り、アクション演出のレベルが高い。

怖い、痛い! もう見ててすごく痛い。
あの、机の角の所に腰から落ちていくとことか、今腰痛に悩まされている僕としては、あのワンシーンが原因で一生腰痛とともに生きていかなければならなかったなんてことになっちゃいねーかとハラハラしちゃいますよ。

この映画のアクションシーンを見ていて「おおっ!?」って思うのは、アクションをしている人の体(というかアクションしている人の視点?ってほどでもないか?)の角度に合わせてカメラの視点が変化するところが何カ所かあって、あれはどうやって撮影したんだろうか? とても斬新な映像になっていてちょっと面白かったなぁ。2人の男がものすごいスピードで闘っているその真っ最中の映像だから、すごく新鮮。あれはすごい発明なんじゃないか? いや、そんなにアクション映画見てないから他の映画でもう出てきた撮影手法かもしれないけど。

要するに、地面に対して水平だったカメラ視線が、主人公が敵を地面にたたきつけるそのタイミングで敵の体に正対したままカメラ視線も地面に向けた角度にグルっと向きを変えるわけですが。あれすごく新鮮。

あと、上の階から下の階に主人公たちが落ちていくところで、カメラも一緒に下の階に落ちていくとか、窓から敵と一緒に落ちて下の階のベランダ(?)に落ちるところでもカメラごと落ちていくし、あれは面白いよなぁ。カメラマンも一緒に下の階に落ちてるのか、カメラを下の階の人に手渡ししているのか、いずれにしても面白い映像。

シラットっていう格闘技。世の中にはいろんな格闘技があるんだなぁ。
ナイフを使ったりするのもシラットの一部なのか、素手のものだけがシラットなのか。
ナイフ使いがカッコよかったなぁ。闘いながら相手の関節の裏側とか首とかをナイフでスパっと切る。その的確な感じがカッコいい。痛そうだけど…。

チョコレートファイターやマッハを見てすげーと思ったあの感じが今度はインドネシアで。
なぜ日本ではこのレベルのアクション映画が作れないのだろうか。
予算なら日本のほうがあるでしょう。
要するにアイデア・工夫・熱意ってことなんじゃないのかなぁ。

日本から世界をびっくりさせるようなアクション映画で出てきてほしいものですなぁ。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« ヘッドハンター トータルリコール »
 
コメント
 
 
 
Unknown (みずなし)
2013-01-24 22:21:32
観てみる!!

乙女の祈り
って映画、お勧め!
つうか、観たかな?
 
 
 
Unknown (uenooo)
2013-01-24 22:34:05
乙女の祈り、見てみる!
あ、雑記も読みました、YO!
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。