さよなら、ラパン

ついにラパンを手放すことにしました。

このブログに今までさんざんラパンについて書いてきたし、このブログを訪れてくれる人が「ラパン」を検索語としてやって来てくれることがあいかわらず多いのですが、ついにラパンにさよならです。

まぁ、6年乗って、かなりボロくなってきたというのもありますし、
前にスキー旅行に行く途中の高速道路で当て逃げされた運転席側ドアのへこみもなんか悲しい感じのボロさをかもしだしていますし、
子供が大きくなってきて、4人乗るだけならいいのですが、4人でスキー旅行とか、4人でキャンプってことになると、さすがに荷物が乗りきらなくなってきましたし、
軽自動車だと4人しか乗れませんけど、いつもお世話になっている妻のお母さんも誘って5人で河原に行ったり海に行ったりしたいなぁというのもありまして。
妻のお母さんもそうですけど、僕の両親だってたまには誘ってみんなで山や海や川や湖へ行きたいなぁと思ったり。

親が元気なうちにやりたい。
子供がまだ小さくて一緒に遊んでくれるうちにやりたい。
自分が転勤とかで東京からいなくなっちゃう前にやりたい。

などなど、いろいろ考えると、もうなるべく早く5人乗れる車、できればもっと人数が乗れる車に買い替えたいなというわけなのです。


思えば、あんなに小さいのに僕ら4人家族を海にスキーに河原にキャンプに連れて行ってくれたラパン。
もうすぐサヨナラだと思うと、本当にこれで良かったのかなぁと胸の奥がキュンとなりますが、もう決めてしまいました。

スタッドレスタイヤとキャルペッパー用フロントフェイスキットをカー用品買い取り店に持ち込んで4千円で売ってきました。
もうすでにノーマルフェイスのラパンになってしまいました。

あとは、新しい車に移設しようとおもっているルーフボックスとオーディオをとりはずすだけで準備完了となってしまいます。

あと1週間ほどするとこの家からあのラパンがいなくなるというのが、まだ全然実感がありませんが、その日はもうすぐそこまで来ています。

さようならラパン!

※ちなみに、6年も乗って4万キロも走ったラパンは34万円で下取りしてもらえることになりました。人気車なんだよね、旧ラパン。最後まで親孝行(?)なラパンくんでした。
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ラパンにルーフボックスを乗っけて



やっぱりキャンプにも行きたい、スキー旅行にも行きたい、ということで、(あと、マニュアルで運転してぇ~、というのもあり)、車を買い換えることを本気でかなり考えていたりしたのですが、色々、本当に、いろっいろ考えて考えて考えた結果、やっぱりラパンは好きだし、要するに荷物がもっとたくさん載りさえすれば俺はほとんど(マニュアル運転欲以外は)満足なんじゃないかってことに気付き、結論としては、車はラパンのままルーフボックスを乗っけることにしました。

ラパンにルーフボックスを乗せている状態のを今まで一度も見たことなかったので、どれぐらいだと見た目が変じゃないのかがよくわからなかったのだけど、とにかく頭の中で一生懸命イメージを膨らませて、これならそんなに変じゃないんじゃないかっていうサイズのルーフボックスを考えた。

結果、写真の通りの状態になりました。

ベース部分のシステムキャリアが約1万5000円。
ルーフボックスが45000円ぐらい。
合計で約6万円で、積載量がかなーりアップ!

もともとラパンは車高が低いので、これを乗っけても1907mm。
1.9m制限の駐車場には入れないけど、まぁ、2m制限の駐車場には余裕で入れるし、日常的に使っている商業施設の駐車場は2.1m制限なので超余裕。

これのおかげで、キャンプにも行けたのはこのブログでもう報告済みのとおり。
やっぱり思いっきりアウトドアだとか、ウィンタースポーツだとか家族で楽しもうと思ったら、ラパンだとルーフボックスは必須でしょう。

写真を見ても、ね、全然いい感じじゃないですか!!
最初は白いルーフボックスを考えたけど、やっぱりあえて普通のシルバーが一番しっくり来るんじゃないかと。
狙い通り!
ばっちり、いい感じ。
スキーも、168cmまでなら載るらしい。
今どき流行りのカービングだったら、夫婦揃って165cmぐらいでいいんじゃない?

よっしゃー、冬になったらスタッドレスにして、この冬はスキーも行きまくるぜ~。



★★★ せっかくなので型番を記しておこう
全部 INNO のものです。
 ベース
  ・ステー:INSU-K5
  ・フック:K265
  ・バー :INB127
 ルーフキャリア
  ・BR1400

装着時の高さは、1906mm です。



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ラパン。やっぱり全然変わってない

フルモデルチェンジ、ですが、見た目はこんなにそっくり。

現行モデル。


ニューモデル。


ほんとそっくりですね。

それでいてニューモデルは、燃費24.5km/ℓ だそうですよ!
おおお~。
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ラパンがついにフルモデルチェンジ

ラパンがついにフルモデルチェンジするらしいですね。

http://asekisei.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-c57d.html

これだけ安定してコンスタントに売れている車だから、ほとんどパッと見は変わっていない。よかったよかった。
丸っこくなっちゃったら、それはもうラパンじゃないからなぁ。
でも、少しだけは丸くなってしまっているらしい。
カクカクしているのがラパンなんだけどねぇ。

めちゃくちゃ燃費が改善されるらしい。これうらやましいなぁ。
CVTの設定があるらしい。

SSはあるのかなぁ?
もし無ければ、慌てて現行モデルを買う人も出てくるか?
軽自動車をマニュアルでブイブイ運転できるなんて、なかなか無いだろうから。
SSは隠れた名車だからなぁ。どうなんだろう。

なんて言っても、買い換えるつもりは全くないけど。
まだ乗り始めて2年半だしね。
10年乗るぞ!が合言葉です。
新モデルが現行の雰囲気を踏襲しているということで、安心して今のラパンに乗り続けられるってものです。
もし、10年(今から8年)ぐらい乗って、その時もまだラパンがやっぱり好きならば、8年落ちの中古を買わなくても、新車を買えばおんなじ雰囲気のラパンが手に入るってことだから。
良かった良かった。

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キャルペッパーラパン


このブログ、検索から来てくれている人、つまり常連さんじゃなくてこのページにたどり着いてくれている人が、どんな検索ワードでこのブログにやって来ているのかというと、常に上位にランクされているのが『キャルペッパーラパン』。

そうだよね~、キャルペッパーラパンの素敵な顔をどこかで見てしまったら、「自分も、やっぱりキャルペッパーラパンがいい~、ほしい~!!」って思う人も多いよねぇ。でもその割にはネット上にもあんまり情報がないもんなぁ。

で、あらためてこのブログのキャルペッパーラパンのページを読み返してみるとあんまり情報らしきことを書いてないなぁ、と。
せっかく来てくれた人、ごめんなさい。

というわけで、僕の場合はこうだった、というのを書こうと思います。

まず、僕が最初にこのフロントフェイスを知ったのは、トータスという会社のロードポタージュIIと名付けられたラパン。最初はここで買おうと思いました、本当に。でも色々とネット上を調べまくった結果、このトータスっていう会社のロードポタージュIIは、実はブロウ(BLOW)という会社が作ったフロントフェイスをくっつけて塗装して売っているだけだということがわかったのです。

ブロウさんのホームページ↓
http://www.blow-net.co.jp/

で、ですね、どう考えても、トータスから完成した車を買うよりも、自分で買ったラパンにブロウさんでフロントフェイスをくっつけてもらったほうが安いみたい、ってこともわかりました。
こうなると、ブロウさんに連絡をしてみるしかありません。

で、ホームページに載っている電話番号にまず電話してみました。
電話に出たのはBLOWの富田さんという感じのいい若い女性でした。
あとで知ったのですが、富田さんがBLOWの社長さんでした。
なんか、車の改造とかする会社って、両腕にすごいタトゥーをしているこわいお兄ちゃんが「はい、なんすかっ?」って電話に出てきそうなイメージだったので、ちょっとビックリしたのと、富田さんの丁寧でしっかりした電話の受け応えですっかり安心したのを覚えています。

実は僕はこの時点でまだラパンを買ってませんでした。
スズキのディーラーに行って、ココナッツベージュとミルクティーベージュの色のちがいを聞いたり、パンフレットをもらったり、中古車サイトを検索したり、そんなことをしている時期でした。

僕が電話で聞いたのは、
・そもそも自分の車のフロントフェイスを変えてもらうことはできるのか
・できる場合の段取り。
でした。で、「もちろん出来ますよ! 車を直接持ち込んでいただいてもいいですし、ご相談にお乗りしますよ。」というような回答をいただきました。

その後は、メールでの連絡だったと思います。
・だいたいの金額(フロントフェイスキット代金+塗装代金+取り付け代金)
・納期
・代車はあるか
金額は全部で10万円弱、納期は混みぐあいにもよるけど1週間、代車はある、ということでした。

僕は同時に中古車でココナッツベージュの新古車を発見し、そっちの中古車屋さんとも電話でやりとりしたりしてました。夏に家族でラパンに乗って海に旅行に行きたかったので、中古車の納期と、それをブロウさんに持ち込んでフロントフェイスを塗装・交換してもらう納期とを計算し、けっこう綱渡り気味のギリギリのスケジュールだったのです。

で、どうやらスケジュール的にも大丈夫だったので、お願いすることになり、たしか自分で車を持ち込む以外にも色々方法があったと思うのですが、せっかちな性格なので直接車を自分で運転して持ち込むという方法を選びました。
指定されたのは、ブロウさんの会社ではなく、フロントフェイスに塗装して交換してくれるオートメイクという板金・塗装屋さんで、僕は真夏の暑い日に買ったばかりのラパンを運転してオートメイクさんに行きました。富田さんも来ていてくれて、「ここまで道に迷わずに来れたのはスゴイ!」なんて言ってもらいましたね。たしかに、ちょっとわかりづらいところにありましたね、オートメイクさん。

マブタ(まつげ?)は付けないでください、と言ったら富田さんちょっと悲しそうでした。ごめんなさい。でも無いほうが僕は好きなので。。。

で、このブログにも写真を載せたミラを代車として借りて帰宅し、その1週間後にまたミラでオートメイクさんに行って生まれ変わったラパンと対面したのです。
代金は、フロントフェイス代金を富田さんに、塗装・交換代金をオートメイクさんに支払いました。これを合計すると10万円弱。

で、素敵なフロントフェイスのラパンを運転して颯爽と家まで走ったのでした。ニヤニヤしながら。。。

なーんだ、結局関東近県に住んでないとダメなんだ~、とガッカリした人もいらっしゃるかもしれませんが、ブロウさんのホームページを見ると、「ギャラリー」のところには地方に住んでいて、フロントフェイスを取り寄せている人もいらっしゃいます。ので、あきらめずに富田さんに相談してみてはどうでしょう? とっても丁寧に対応してくれますよ、きっと。

で、僕はというと、あれから1年以上が経ちましたが、今でもこの顔が大好きです。次に車を買うとしたらどれだろうなんて色々考えてみるのですが、でも色々と考えると結局の家の駐車スペースには軽自動車しかフィットしないし、もしラパンが製造中止になったら最後の最後にまたラパンを新車で買って、そしてまたフロントフェイスをブロウさんで交換したい、なんて本気で思っているのです。



車ってものが、メーカーの押し付ける色・カタチをただ受け入れるのではなく、自分であれこれいじっちゃって良いのだ、っていう気分になれたのも、とても良い経験でした。家を建てた時も「なにをしようが自由なんだ!」という解放されたような気分でしたけど、ブロウさんのおかげで車についてもそういう気分でいます。トータスさんで完成したキャルペッパーラパン(ロードポタージュ)を買ってたらそういう気分にはなれなかったでしょう、きっと。
車って、自分で好き勝手にいじくれるもの!という気分。楽しい~。
そういう意味でもオススメです。

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キャルペッパー・ラパン


車をラパンに決めたことはこの前書いた。けど、書かなかったことがある。それは、ラパンはラパンでも普通のラパンに乗る気ではなく、フロントフェイスを変えて“キャルペッパー・ラパン”なるものにしてしまうつもりだったということ。

ラパンにするかどうかで迷っていた時、ネットでずいぶんラパンについて調べた。そして調べているうちに出会ったのが、トータスという会社のロードポタージュIIと名付けられたラパン。これがラパンをさらにレトロっぽくした感じでとんでもなくカッコよいのだ。正直、ラパンに決めたのは、ラパンならば軽自動車に乗っても良い、ではなく、このロードポタージュIIだったら軽自動車にも乗ってもよい、というか、ぜひとも乗りたい!という気持ちで決めただだった。しかし、しか~し、さらによく調べていったところ、このロードポタージュIIというのは、実はトータスのオリジナルではなく、BLOWという会社の作ったフロントフェイスを付けているだけなのだとわかった。BLOWさんでの呼称は「キャルペッパー・ラパン」。

トータスのホームページでココナッツ・ベージュ色のラパンがこのフロントフェイスキットをつけてかっこよく変身しているのを見て、僕はとにかくこのココナッツ・ベージュ色のラパンを手に入れようと決めた。このベージュ色のラパンを買って、フロントフェイスを付け替えればカンペキだ。さっそくスズキのディーラーに行ってみると、なんと現行のラインナップでは、ベージュはベージュでも、ミルクティー・ベージュという色に変わっている。むむむ。2色のベージュはどうちがうのだろう。なんと驚くべきことに、スズキ自動車に電話して聞いても、スズキのディーラーで聞いても、どちらが濃いのか、どっちがどうなのか、全くちゃんと答えてもらえないのだ。どういうことなんだこれは?

となると、中古で売られているココナッツベージュ色のラパンが気になってくる。とにかくトータスのホームページで見るココナッツベージュ色のラパンがかっこよくて惚れてしまった僕としては、どうしてもココナッツベージュ色が気になる。

どうやらラパンがマイナーチェンジをしたのはごく最近のことらしい。そして、このマイナーチェンジに合わせて、それまでディーラーで展示車として使われていたラパンがけっこうたくさん中古市場に流れ出しているみたい。そしてそして、なんと走行距離がたったの24Kmのココナッツベージュ色で、しかも嬉しいことに屋根だけ白色のツートンラパンを発見。こ、これはっ、「買え」ということなのだろうか。いや、きっとそういうことにちがいない。電話でまだ売れてないことを確認すると、僕は電車に飛び乗り、その中古車販売店(スズキ自動車販売という、スズキ直系のお店)に向かっていた。そして、わずか5分の値切り交渉の末、契約してしまった。そう、契約した、と前回書いたのはそういうことだったのだ。

そして、僕の家にラパンがやってきて、たった1回、六本木のサンゲツのショールームまで家族4人を乗せて走っただけだというのにかわいそうなこのラパンは、神奈川県の塗装屋さんへ連れて行かれるのであった。

で、代車として借りたのが、冒頭のミラ。
このミラが、超ボロくて、強烈にタバコのにおいが充満した車内といい、ブレーキペダルを踏むとキューーーとかコワイ音がしたり、エンジンをかけるとおそろしくブルブル震えたり、とにかくアジアを感じる車でした。アジアの国の、それもちょっと地方の都市で白タクに乗ったりすると、死んだ魚みたいな目をしたコワイおじさんがこんな車に乗ってたりするのだ。

これ↑は、そのミラの車内。ほんと、目が痛くなるぐらいのタバコ臭なのだ。

そしていよいよ生まれ変わったラパンを迎えに行く日がやってきた。うだるような暑さのなか、まったく効かないエアコンをOFFにして、窓全開で再び神奈川県の塗装屋さんまでミラを走らせました。楽しかったのは、昔、車で通勤してた時に利用していた抜け道を最初から最後まで行きも帰りも走ってみたこと。ま、それだけメインの道が混んでいただけなんだけど。でも、抜け道が相変わらず健在だということを確認できたのも、ちょっとだけ10年ぐらい前の気分がよみがえってきたのも楽しかった。

で、ついについに生まれ変わったラパンとご対面!

どうですか、なんか愛嬌のある顔に変身しましたよ~。うしろに写っているのが、フロントフェイスキットに塗装をしてくれた塗装・板金のオートメイクさん。

帰りに安いガソリンスタンドを発見してガソリンを入れたのですが、そこでも写真を撮りました。フロントフェイスの白は屋根の色に、きちんと合わせてもらっています。

う~ん、かわいらしい顔。いいですねぇ~。

というわけで、このかわいいラパンをこれから10年、娘が中学にあがる直前ぐらいまでは、本気で乗ろうと思っています。

で、さっそく、花火大会にこのラパンで行きました。車があると、やっぱり行動範囲が広がる。子供達にたくさん色んな経験をさせてあげよう。モノより思い出。デカイ車よりかわいいラパン。。。
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家が建ち、次は車です。

そもそもずっと駅徒歩3分ぐらいの賃貸住宅に住んでいて、駐車場代ももったいないし、車が絶対に必要というわけでもないので、車無しライフを送っていました。でも、家を買ったら車を買おうと思っていたわけです。

で、いよいよ家が建ったわけで、物欲的にも車が欲しい欲しい欲しいよぉ~、という気持ちでいっぱい。1年前の、思えば家を建てるきっかけになった西伊豆旅行に今年こそは行きたい、それも自分の車で行きたい、ぜひとも行きたい、という気持ちも強くあるわけです。

じゃ、もう買うしかないじゃないですか、ねぇ。どうせ買うなら早く買いましょう。駐車場代はゼロ円ですから、ねぇ。

もともと僕は車を運転するヨロコビというものにあまり魅力を感じていない人間です。車は、電車では行けない場所まで自分と荷物を運んでくれる乗り物。運転するヨロコビのためにあるわけではなくて、人と荷物を運ぶ道具、という感覚があります。で、今や4人家族になったマイファミリーですから、今後10年ぐらい乗ることを考えると、上のむすめは中学生になるころまで乗るってことです。となると、人と荷物をどかんとたくさん乗せられる車ということで、当然ミニバンという答えが出てくるわけです。

さて、ここで大きな問題があります。
新しい家は、旗竿型の土地に建っていまして、旗の部分に家があり、道路に面した竿の部分を通って玄関にたどりつく構造なのですが、車を置くのもこの竿の部分なのです。つまり、車の横を通って家に入る。外にでる時も車の横を通って出る。ところが、あぁ、ところが、この車を置く場所の横幅が2.5mしかないのです。

5ナンバーの車は、横幅が1695mmの車がほとんどです。おそらく1700mm未満という規定なのだと思います。で、5ナンバーのミニバンは、室内の広さを確保するために全て横幅が1695mmとなっています。2.5mあるんですから、まだ80cmもあるじゃないか、余裕余裕。というわけで、家が建って実際に住むまでは、5ナンバーのミニバンならばOK、ステップワゴンはバカっぽい斜めラインが許せないし、ヴォクシーはヤンキーっぽいのがイヤだし、ノアはファミリーっぽ過ぎてかっこよくないし、やっぱりデザインで選んで(前述のように、ハシリには全く無頓着です)セレナで決まりだな、と思っておりました。

が、80cmあれば余裕で通れると思っていたのが間違いでした。実際に車を停めてみると、やっぱり10cmぐらいは塀から離さないと停められないものです。いや、できますよ、2cmぐらいとか、1cmとか。でもそれは相当苦労して、何度も切り返しての結果。とても日常的にやる気にはならないレベルです。最低でも10cm、普通に停めるならば15cmは空けないといけない感じです。ごく普通に1回だけ切り替えしてギリギリに停めると、やっぱり10cm以上は空くものです。15cmが普通。となるとですね、反対側に残る横幅は65cm。

65cmっていうのは、人が歩いて通る分にはまぁそんなに支障はありません。んが、今、我が家で一番使われているのは自転車です。それも、前と後ろに子供を乗せるイスの付いたやつ。これを僕も妻もそれぞれ使っています。これがですねぇ、通らないんですよ。いや、通せますけど、でもかなり気を使わないと通せない。朝の超忙しい時に、そんな、左右に細心の注意を払って自転車とおすなんてムリ。

で、ですね、置いた時に威圧感もあってセレナは却下となりました。

次に考えたのは、キューブ・キュービックです。
これ、横幅はちょっと狭い。それに全長がセレナに比べるとかなり短い。ということで、自転車で通る時に左右の幅が少しは余裕があるのと、車の横を通る長さが短くて済むので大丈夫かもと思ったわけです。個性的なルックスもなかなか良いですよね。特に左右非対称の後方からの姿なんて。

もう1台、同時に考えたのが、ルノーのカングー。
これも、横幅がちょっと狭い。全長も短い。個性的なルックスということならば、キューブ・キュービックに勝ってる感じ。7人乗りにこだわらないならばカングーのほうが好きだ。7人乗ってどこかに行くことってあるのだろうか? カングーはめったに見ないのも良い。どうせ乗るなら個性的なルックスの車。もともと商用車なので実用性も高いし、自転車がそのまま乗っちゃう荷室スペースを持つのだ。やっぱりカングーかなぁ?

で、引越しの後片付けもまだ終わってないのにルノーのディーラーまで行ってカングーに乗せてもらい、家の駐車スペースに停めてみました。

う~ん、やっぱり背の高さもあって、なんか威圧感あるかも。お隣さんに対して、だけど。人が通るのは問題ないけど、やっぱり自転車はキツイかなぁ。当たり前か、セレナより20mm横幅が狭いだけなんだもんなぁ。

試乗した黄色いカングーはクラクラするぐらい魅力的でしたが、やっぱりダメかも。

で、ですね、家の建物の周りの土地に玉砂利をまくために、ホームセンターに行って玉砂利をたくさん買って、軽トラを無料で借りて家まで何度も運んでるのですが、さすが軽自動車は横幅が狭い。1475mm。5ナンバーの車よりも22cmも狭い。これならば、車を置いていても横を自転車で、すい~っと気楽に通れる。

妻と話しましたよぉ。僕はやっぱり軽自動車の黄色いナンバーがイヤ。セカンドカーならともかく、ファーストカーで軽って、ねぇ。4人家族が乗る車としてどうなんですか? いい年した大人の男が乗る車として軽ってどうなのよ、ねぇ? という気持ちが強い僕ですが、妻はもうとにかく毎日の生活が一番大切という主張。車に乗るのなんて、月に2~3回。年に30回ぐらい? そのうち本当に車じゃないとダメなのって、旅行に行くとか、遠出するとか、年に3~4回なのではないか。現に、これまで車無しで困らずに生活できているわけだし。自転車での生活は365日、毎日。本当に必要な3~4回以外は、実は不必要な車のために、365日の生活が毎日不便になるなんて。

正しいです。ええ、あなたは正しい。正論です。
僕は正論には弱い。

やっぱり軽なのかなぁ? あ~、でも軽ってなんか、なんかねぇ。。。

で、軽にするとしたらどれにするかと考えると、ワゴンRとかって、実際に乗ってみると素晴らしくよく出来た車なんだけど、なんというか、「あきらめた感」がイヤ。本当はステップワゴンとか、セレナとか、本当は乗りたいんだけど、置く場所がないから(まさに僕ですね)、税金が安いから、燃費が良いから、車自体が安いから、あきらめて乗ってる感じがイヤ。そういう風に見えるのがイヤ。なんかカッコ悪いような、そんな気分。軽のワゴンタイプの車に4人家族で乗って走ってる姿って、いい歳した男が運転してるのって、あああああ~、ダメだ。誰にミエをはりたいのかよくわからないけど、ダメ。ワゴンRに家族4人で乗るために今まで生きてきたわけじゃないんだよぉぉぉぉぉ。

自分のこれまでの生き方、生活スタイル、全てを否定するような気がする。
そんな変なコダワリを持つのって変かもしれない。ワゴンRは実際に乗ってみると、本当に良い車だし。中に入ると、一昔前の普通自動車よりも良いですよ、マジで。でも、ああでも、コダワリを捨てたら自分じゃない。自分じゃなくなってまで車なんて欲しくない。いらねーんだよ、車なんてそもそも。

で、僕が唯一乗りたい軽自動車がスズキのラパンでした。
前からあのデザインが好きでした。女の子に人気の車だと思いますが、いやいや、前のミニとか、かっこいいと思っていた男(僕だ!)にとってもものすごく気になるデザイン。

いや、でも、中は狭いんじゃないの~ぉ?と思ってディーラーに行って乗ってみたらあら不思議、けっこう広い! ひとつ前のマーチぐらいあるんじゃないかなぁ、室内空間は。えっ、いいじゃん。インパネまわりもオシャレだし。いいじゃん、これ。内装もよくデザインされてるよぉ。近くで見てもカッコイイ。ふつうはカワイイと言うのかもしれないけど、カッコイイ、俺にとっては。うん、カッコイイ。

たしかに、ワゴンRとか、EKワゴンとか、タントとか、そういうタイプに比べたら乗る荷物の量は格段に少ないけど、もうこれしかない。これがダメなら軽自動車には乗らない。カングーにする。カングーにするぞ、俺は! という思いで、妻に「あのさ、軽ならラパンがいいんだけど、ラパンは荷物が少ししか載らないけど、他の軽自動車は絶対にイヤなんだ。ラパンでいい?」と聞いたら、あっさり、「私は軽自動車にしてくれるならば何でもいいよ。」という答え。

決まりです。ラパンに決まり。

で、契約しちゃいました、屋根部分だけ白で、ほかの部分がベージュのラパン。カッコイイっす、マジで。

家族4人、小さな車で、肩よせあって、みんなを近くに感じながら、わいわいがやがやドライブできそう。小さい車って楽しいかも!

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