ヘッドハンター

ノルウェーの映画、…らしい。

ツタヤの棚で見つけて面白そうだったので借りてみた。それだけ。

いやいや、これはなかなか、うむ、なかなか面白かった。

最初のあのオシャレなカッコつけた生活からは想像できない、ぐちゃぐちゃな映像を見せられるわけですが、それが、前知識ゼロで見ているから、うまいこと予想を超えていく感じで楽しかった。おいおい、そういう映画かよ、それならそうと言ってくれないとこっちの心の準備ってもんが…、なんて思いつつ楽しめましたー。

ただですね、どうしてもひっかかるというか、どうしても納得できないのは、クラスがどうしてロジャーを殺そうとまでするのか、もっと言うと、ロジャーどころか警官まで殺してしまう動機がまったく説明されていないと思うんだけどなぁ。

だってクラスは、パスファインダーって会社に入社したかっただけでしょ。
そのためにロッテに愛人にならせたりかなり手の込んだ計画でロジャーに近づいたわけだけど、ロジャーがダイアナとクラスの関係に嫉妬してパスファインダー社への推薦を断ろうとしたら途端にいきなり殺しに来るってのが、それも髪に発信機まで取り付けて追い回して殺そうとする、それも警官と一緒でもかまわずもろとも殺そうとする、っていうのが、いったいクラスはどういう行動原理で動いている人なの????とただただ頭の中にハテナマークが広がっていくわけですが…。
字幕がダメなのかなぁ。もとのノルウェー語ではちゃんと説明がされているのかなぁ。

あとはまぁ、面白かったですよ。
ロジャーが最後に使ったトリックもうまいことできていて、そのための伏線がちゃんと効いているし。

予想を裏切るぐちゃぐちゃな展開がこれでもかと続いて、面白かったー。
これでクラスの動機がきっちり納得のいくものだったら最高だったんだけどなぁ。

それにしても、ノルウェーって銃が簡単に手に入るのかなぁ。

この映画、日本でリメイクしたら絶対にリアリティーないよなぁ。
だってあんな拳銃やマシンガンを持ってるわけないもんなぁ、なんてことを思いましたが、どうなんでしょう、ノルウェーって銃社会?

ま、それなりに、評判になるのも納得の映画でした。

おしまい。












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