フライペーパー!史上最低の銀行強盗


主演がパトリック・デンプシー。あと、アシュレイ・ジャド。
「キャント・バイ・ミー・ラブ」が大好きなので、パトリック・デンプシーが出てるだけど、あいかわらずちゃんと活躍しているところを見られるだけで嬉しい。

ハングオーバーの脚本家コンビ。というのと、この日本で付けられた副題から、もっと笑いに重きを置いたコメディなのかなって思ったけど、いやいや、そこそこちゃんとした銀行強盗映画じゃないですか。もちろんシリアスなものではなく、銀行強盗コメディだけど。

あのバカなほうの強盗2人組の会話が面白かったなぁ、やっぱり。人がよさそうで。

全体的によく出来ていて楽しかったんだけど、トリップ(パトリック・デンプシー)が結局何者なのかが最後までなんの説明もないのは納得いきませんね。だって明らかに単なる変人ではないわけじゃないですか。テレビ依存症の変人ってだけではとても説明がつかない大活躍ぶりなんだから。
この映画を見ている観客は、最初の殺人を誰がなんのためにやったのか、という謎解きよりもむしろ、トリップってこいつは一体何者なんだ?というほうを知りたくて見ているんだから、それについて最後まで説明がないのはいただけませんよ。

というか、それが別々ではなく、トリップの正体とこの事件の真相が関係しているんだと思ってたんだけどなぁ。殺されたのがFBIだとしたら別の捜査機関の腕利き捜査員とか、あるいは裏ですべてをあやつっているのが実は彼とか、そういうオチを期待してたのだけど。

最後のオチはなんとなくそうなんだろうなぁって思ってたのでびっくりしなかったしなぁ。
だってあの人、一般人にしては銃の扱いがうますぎるんだもん。

まぁ、それ以外は、笑いをちりばめた銀行強盗映画ってことで楽しく見ることができました。

うん、面白かったです。
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