リアル6巻

コンビニに入ったら、マンガ「リアル」の6巻が! 速攻で購入。

やっぱリアルだなぁ。いみじくも、嫌われ松子の一生と同じように、このマンガでも父親の行動が一人の男の性格を歪ませてしまったリアルな例が提示されていた。

こどもって本当に親が褒めてくれること、親が微笑んでくれること、それを心から望んでいる。そのためには何だってやるし。自分も子供の時、自分なりに精一杯、親を振り向かせようと頑張っていたから(地味な方法だけど)なんだかよくわかる。

親は罪深いなぁ。子供の性格は、そしてつまり人生は、親の態度、親の言葉、親の行動が決めてしまう。まぁ、どんな人も他の人に影響を与えるのだけど、親はダントツの影響力。

いや、しかし、生きるのって大変だ。
頑張れ、親父。気付け、子供。さらけだせ。殻をやぶれ。ぶつかりあえ。

最後のシーンで、新宿駅のエレベーターを下りながら涙がボロボロ流れてしまった。

頑張れ。

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デスノート

話題のデスノート、やっと読了。

読み始めるまでは、名前を書くとその人が死ぬノート、ということだけ知っていて、なんだか不気味なおどろおどろしい話なのかと思っていたのだけど、さすがにベストセラーになるだけのことはあり、「推理」と「トリックによる騙し合い」、つまり頭脳戦がメインの話だった。

たしかに面白い。
とにかく読み始めたら結末がどうなるのかは知りたくなるし、「推理」がやはり良く練られていて、読んでいて「おいおい、そんなことしたらバレちゃうんじゃないの?」と思っていたりすると、読者のそんな推理の1枚も2枚も上を行くトリックが隠されていたり、まぁ良く出来てますね、ホントに。

ただ、読み終わった今の感想としては、微妙なものがあります。こないだの映画「処刑人」でも書きましたけど、人を裁くという権利が、いや、人を殺すという権利がどんな人にも与えられるべきではないと基本的に思っているので、このライトの考えにはどうしても共感できないし、悪いことをしたら殺されるから悪いことをしない、っていう、そんな幼稚な社会であってほしくないし。

それよりも何よりも、人の死というものが軽く描かれ過ぎではないだろうか、このマンガは、やっぱり。頭の悪いハリウッド映画のような、テレビゲームのような。そういうものに囲まれて育った世代なのかな、この原作の人や絵を描いてる人は。そして、こういうマンガがまたベストセラーになって、人の死を軽く感じる次の世代が量産されていくような恐怖を感じましたね。

上から見てるのかな、世の中を。ライトじゃないけど、自分は上にいるって思ってるのかな。全然関係ないんだけど、司馬 遼太郎「坂の上の雲」っていうベストセラーがあるんだけど、この小説の中で、日本軍の兵隊の人たちが虫けらのように何万人も死んでいくんだよね。で、小説は、なんだか兵隊一人の死なんて全く意味のないことのような調子で書かれていてさ。「坂の上の雲」って好きな人が多いみたいだけど、僕にはちっとも面白くなかった。何万人も死んでしまった兵隊のその一人一人に家族がいて、愛する人がいて、いろいろな人生を背負っていて、っていうことに想像力が働かないような人が、バカな戦争をするんだろうなぁ。きっと。

なんか、この「デスノート」のライトと、戦時中のリーダー達って似てる。どちらも自分を正しいと信じてたくさんの人を殺すのだ。より良い世界、だと。お前の考える「より良い世界」なんて、俺にはちっとも良い世界じゃねーんだよ。と言いたくなるのだなぁ。

この国を正しい方向に導くんだ、なんて本気で思ってる奴、気持ち悪い。誰かの考える「正しい方向」なんて、決して絶対的に正しいわけじゃないのだから。そこのところに考えの及ばない人って、気持ち悪い。

というわけで、面白い設定をうまく利用した巧妙な謎かけ・謎解き合戦で、ストーリーとしては確かにとても楽しめたのだけど、常に釈然としない気分であったのもたしかで、文字がマンガなのにやたら多いのもあり、読み終わった今の感想は、「やっと終わってくれた」という気分。

いや、面白かったんだけどさ。なんかねぇ。。
ライトだけでなく、エルやニアも全く人の死の重さを感じていない。そこがなんとも、う~ん。。。。 

足1本切断して、あそこまで悩み、家族がバラバラになり、苦しみもがく、あの「リアル」に比べて、なんとまぁ人の「死」を軽く扱うことか。
少年ジャンプ連載の子供向けマンガを「リアル」と比べちゃいけないけど、子供向け漫画、それも超ベストセラーなだけに気になるんだよなぁ、おじさんは。

日本の将来が心配。いや、マジで。
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のだめカンタービレ(16巻)

待ちに待った最新巻がついに発売開始。

今回は、のだめではなく千秋側のストーリー。
ほとんど、マルレ・オケのリハばっかりという、かなり地味になりそうな部分なのだけど、間にターニャと黒木くんの恋(?)の話だったり、安月給とキツイ練習に悩む団員の話などを挟んで、そして最後についにデビュー戦。やっぱり面白い。
日本時代がよみがえって来るなぁ。そうそう、これですよ、これ。

このマンガの面白さは、やっぱり「成長」の描写だなぁ。
最後の演奏会のところ、やっぱり良い。伊達に主席じゃないってんだ。
痛快。いいねぇ。

一番笑ったセリフは「動かぬターニャだ」。これは笑った。。。
あ、あと、「言ってない」「それは言ってない」。わはは。

続きが読みたいが、それは来年2月までおあずけか。
まぁ、また、楽しみに待とう。
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リアル

風邪をひき、喉が痛くて(というのが理由なのかよくわからないが)朝の5時過ぎまで眠れず、疲れがたまりにたまっていたのもあり、会社を1日休んだ。
午後2時まで寝て、医者に行き大量の薬をもらった。
秋晴れで気持ちよいのと、たくさん寝たのと、医者に診てもらい薬をゲットできた安心感で、なんだか気分が良くなってしまったのだが、ここでまたせっかく良くなりかけてるのに、無理して何かをやってしまうのが自分。そういう自分の性格をよ~くわかってるのだ。

今、やりたいこと、やろうと思っててまだやってないことがたくさんある。
車を点検に出さなきゃ、なんか新車扱いで6ヶ月点検とか1000Km点検とか受けられるようなこと言ってたけどひとまず買ったお店に電話?、あ、そうだ、昼でもホームシアターを機能させるためにリビングを暗くする作戦考えねーと、さ~てどこから手をつけよう、やっぱ遮光カーテンの生地を使ってオーダーするべきかな、吉祥寺のユザワヤ行ってみようかな、あ、そうそう、吉祥寺と言えばあの「いせや」が建て直しちゃうらしいからその前に行ってみるか、てかパソコンだ、パソコンが瀕死の状態だから新しいの買わないとなんねんだった、新宿あたりのPCショップにでも見に行くかな、やっぱ水冷?手を出してみるか水冷?、本当にしずかなのかなぁ水冷、今のパソコンはリビングでゴーゴー言ってるからなぁ、夜音しぼって映画見ようとしてもパソコンがうるさいうるさい、あ、そうそうリビングと言えばリビングのテーブルどうしよう、やっぱあのビーンズ型のやつかな、もう一度現物見てみたいしショールームに見に行ってみようかな、そうだこないだウチに遊びに来た父親がデジカメほしがってたから選んであげなくちゃ、この際プレゼントかな、そうそう、人が集まった時に座るイスが足りないからスタックできるイスを買おうと思ってたんだった、もう何種類か目星はつけてるんだけど見に行ってみるか、そだカーナビどうしよう、10万円ならばやっぱ付けるべきかなぁ、事故とかコワイよなぁ、地図見てて事故ったなんて最低だよなぁ、でもダッシュボードにつけるとラパンっぽくなくなっちゃうかなぁ、あのコジンマリとまとまったインテリアデザインがくずれちゃうかなぁ、どっちにしろ車用品店にとりあえず行ってみるか、ラパンと言えば、ルーフキャリアどうしよう、やっぱキャンプとかやりたいしなぁ、荷物のらねーとなぁ、あのクラシカルな雰囲気のやつ、問い合わせかな、そうだ、ウクレレ、…と、もうとにかく、自由の身の平日の午後を手に入れてしまった自分が勝手に暴走しそうなので、おとなしく家で安静にしているためにマンガを買った。「リアル」1~5巻。今出てる全部。

スラムダンクの作者の車椅子バスケのマンガ。んなこたー、これだけ売れてるんだから誰でも知ってるだろうなぁ。

何巻かまでは、読んだつもりでいた。いたのだけど、今回読んでみて、それは1巻までだってことがわかった。2巻以降は全く読んでなかった。

このマンガを簡単には語れないのだけども、まぁ、とにかく、タイトルのとおり「リアル」だってことだよなぁ。それに尽きる。だからこそ胸に突き刺さる。このマンガは、きっと作者は本当にリアルに書くことに徹しているのだと思う。象徴的なのは、登場する人物の外見がみんな、そんなにカッコよくも美人でもないってこと。

スラムダンクは、よくもわるくもウソだったと思う。いや、あのマンガは今でも一番好きなマンガなので、あのマンガを悪く言うつもりはないけど、あれは見事にきれいにウソで。高1で初めてバスケを始めてわずか数ヶ月で、高校バスケ界の常勝チームと対等に戦えるようには、そりゃあ絶対にならないよ、絶対に。「バスケってのは習慣のスポーツだ」ってのは俺の中学のときのバスケ部の顧問ニワセン(庭屋って先生。知ってる人いないだろうか。うちのバスケ部のOB・OGには全日本の選手もいたのだが。)の言葉なのだけど。…、いや、まあいいや。スラムダンクの話をしてもしょうがない。「リアル」だった。

とにかく、リアル。
家族が、う~む、きびしいなぁ。そうだよなぁ、本人だけじゃない、父親、母親、みんなの人生が全て変わってしまう。そうだよなぁ。実際、1巻だけ読んだときはまだ俺は子供がいなかったから、たしか「自分がこうなってしまったら…」という気持ちで読んだ気がするのだけど、今回はかなり「父親」としての視点で読んだ。自分の子供がもしこうなってしまったら自分は立派な父親でい続けることができるのだろうか、と。ここに出てくる父親は、みな、生身の人間で、現実を受け止めきれず、支えてほしい子供を支えてあげるどころか、自分ひとりも支えきれていない。しかし、どうだろう。自分の子供がこうなってちゃんと気持ちを強く持ち子供を支えて上げられる親がどれだけいるだろう。ここに出てくる親達は、子供の病気や事故が無ければ、つまりあのままだったら世間的には「良い親」として生きていたはずの人達だ。だからこそ我が身をかえりみて考えてしまう。

高橋のオヤジさんの言葉じゃないが、安い言葉は言えない。
とにかくみんな逃げるわけにはいかないリアルな荷物を抱えて必死で生きてるってこった。俺のはまだまだ相当軽いほうだな。頑張んねーとな。

やっぱ、まだ現実を受け入れられていない高橋の今後、上京してきたオヤジさんがどう力になるのか、やっぱバスケ始めるのか、そして健常の主人公がこの車椅子バスケにどうかかわっていくのか、先の展開が非常に気になるのだが、ひとまず自分のリアルを精一杯生きないとな。でないときっと意味ねーんだよな、きっと。

と影響されてすっかり登場人物たちの口調になり終了。
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のだめカンタービレ 15巻

のだめカンタービレの15巻がいつ発売されるのかはっきりとは覚えていなかった。ずっと前に、発売日を知った時、「ずいぶん先だなぁ。」と思ったのと、たしか、6月上旬~中旬あたりだったというのを覚えていました。今日の会社の帰り、「あ、そうだ、のだめカンタービレってまだ発売されてないのかなぁ?」と、ふと思って本屋へ。するとすると、あるじゃないですかぁ、のだめ! しかも『マングースのぬいぐるみ』付きのものが!! このマングース、予約特典だと思っていて、いつのまにか予約するのを忘れてしまったので、マングースを手に入れるのは諦めていたのですけど、なんと店頭に並んでいました! やった!! ちなみに、レジの長い列に並んだ人たち、僕の前の2人と僕のうしろの1人がみんなこの「のだめカンタービレ 15巻 マングース付き」を手に持っていた。すごい人気だ。

帰りの電車の中で読み始めました。このところ千秋中心気味だったストーリーが、今回は、のだめ中心に進んでいきます。いよいよ、のだめの才能が開花していく感じかなぁワクワク…と思ったのですが、う~ん、なんとなくスローダウンしてしまっている感じがありますね。日本にいた頃のような、完全にまわりからバカにされていた<のだめ>が、周囲の期待(負の期待)をはねのけビックリするような名演奏をするという爽快感があまり無いような気がしました。ギャグまんがとしても、日本にいた頃のほうが突き抜けた感じだったと思うのですけど。

これまでの積み重ねがあり、これから<のだめ>がどう成長していくのか、という親心のような期待感があるので、もちろん面白く読めたのですが、このマンガ、やっぱりこれからが勝負かもしれませんね。前にも書きましたけど。

いよいよ<のだめ>を周囲も認めるようになってきた今、まじめなマンガとしてどれだけ濃く共感できるストーリーを紡ぐことができるかが、このマンガが伝説のマンガ、超名作マンガの1つになれるかどうかを決めると思います。作者さんファイト! 多大な期待を込めて、次の展開を楽しみに待ちたいと思います。

でもやっぱりちょっとでも良いので、日本時代のメンバーがストーリーにからんできてほしいなぁ。ねぇ。

あああ、こんなの書いていたらW杯の開幕戦「ドイツ×コスタリカ」の開始時間が近づいてきました。いよいよですね。のだめも読み終わったので、これから1ヶ月はサッカーに浸りたいと思います。いよいよですねぇ。
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のだめカンタービレ


水梨さんの日記にたびたび登場していた「のだめ」。
いったい「のだめ」って何よ? と思っていたのだが、だんだんと分かってきた。
どうやら、のだめカンタービレというマンガがあるらしい。
なんかとてもとても面白いマンガっぽい。面白さが日記の文面からビシビシ伝わってくる。どうやら結構いま話題のマンガのようだ。読みたい。読みたいなぁ~。でも買うと場所取って邪魔だしなぁ。マンガ喫茶にでも行って読むかなぁ。そんな暇ないなぁ。
と思っているうちに肺炎になってしまった。

肺炎が治るまでは、医者に「とにかく安静にしていやがれ、このやろー」と言われていたのでひたすらベッドに横になっていた。そのため、たくさん本を買ってきて1日3冊ペースで読書をしたのだけど、さすがに夫を安静に寝かせてあげるために、毎晩リビングルームで寝ている妻の前で、少女マンガをヘラヘラ読むのは、ためらわれた。妻は僕が治るまでは、0歳児と2歳児の世話、仕事、家事に追われ、その上夜はリビングルームで寝るという悲惨な日々だったのだ。感謝。

そしてどうにか肺炎から脱出した僕は、待ってましたとばかりに「のだめ」を一気に13巻大人買いしたのだった。(まだ喉が痛くてマンガ喫茶は敬遠。)

あ~面白かった。続きが読みた~い。というのが感想です。クラシック音楽がここまで面白いマンガになるとは。
やっぱり、のだめのキャラクター設定が素晴らしい。「ギャボー」とか「もきゃー」とか口癖になりそうです。

なんとなく大好きな「スラムダンク」との共通点を感じました。
「埋もれていたスゴイ才能」と、「誰もが認めるスゴイ才能」が出会い、前者の才能がメキメキと表に出てくる過程で、実は後者も急激に成長していく、というストーリー設定。
そして、前者は他に類を見ない強烈なキャラクターの持ち主で、それ故に話にコミカルさが加わる、という点も。
もちろん前者が桜木花道・のだめで、後者がルカワと千秋。
これは、面白いストーリーの「王道」かもしれないなぁ。

「スラムダンク」が、桜木花道の成長とともに、コミカル路線から真剣路線に移行せざるを得なかったのと同じで、「のだめカンタービレ」も徐々にコミカル色が薄くなってきているような気がする。本当の「超名作」となれるかどうかは、この後、真剣度90%ぐらいになった後にもそういう「マジメなマンガ」として高いクオリティーが保てるかにかかっているのだろうなぁ。
伝説のマンガとなれるか!?

花道とちがい、のだめは13巻に来ても世間的にはまだ完全に埋もれたまま。
この後、どんな展開でこのスゴイ才能が開花するのか、楽しみ楽しみ。
早く14巻が読みたい。はぁはぁはぁ。
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