イニシャルD



息子を予防接種のために行き付けの小児科に連れて行った。
そうとう待たされる。
かなーり待たされる。
暇だ。
暇すぎる。

ふとむこうを見ると本棚があってたくさんのマンガが並んでる。

そこには、まっ茶色に焼けた古い古い「イニシャルD」がずらりと。

ま、暇だし、ぼーっと待ってるよりもいいかと、第1巻を手に取ってみた。

結局、1巻の3/4ぐらいを読んだあたりで名前を呼ばれ、嫌がる息子に注射をしてもらい帰宅。

あー、やっと終わった。

けど、あの続き読みたいなぁ…。
やっぱり人気マンガだけあって、やっぱり面白いじゃないかっ!

あれぐらいまっ茶色の古本なら1冊100円で売ってるだろう。

ってことで近くの古本屋へ。
立ち読みパラダイスなので、近所の小学生や中学生がひたすら立ち読みしている。
が、俺は大人だぜ!

イニシャルDがずらりと並んでいるのを発見。
予想どおり1冊100円だ。
30巻までずらーっと並んでいる。それぞれの巻が4冊ずつぐらいある。
そして予想とちがったのは、かなりきれいだってことだ。
新品とは言えないけど、かなりきれい。
これで1冊100円だったら何の問題もないな。

どうやら30巻で完結しているようだ。
全部読んでも3000円。
安い!

ひとまず10冊購入。
あっという間に読み終わり、次の10冊購入。
あっという間に読み終わり、最後の10冊購入。

さあ、どんな結末を迎えるのか!
と思っていたら、なーんか終わりそうもない。
29巻ぐらいになっても終わりそうもない。
そして30巻、ぜんぜん終わってない…。

31巻から先は、100円じゃない別の棚にあった…。
えー、こんなに長いなら最初から読まなかったよ~。

でもあと10巻ぐらいみたいだな。
それでこの人気マンガを全て読みつくすことができるんなら、あと少しぐらいお金と時間と使ってもいいだろう。

というわけで、ついに39巻まで読んでしまった。
あと2巻。。。

そして気付いたのだ。

このマンガ、まだまだ全然おわってないんだ。
現在進行形だったのか。。。。

そんなもんに手を出してしまったのか。。。。

あああ…。


とにかく家にあっても邪魔なので、また古本屋に持って行こう。
タダでもいいから引き取ってもらいたい。


まぁ、マンガ自体は、人気が出るだけあって面白いです。
でも、車に詳しくない読者のために、シビックはシビックと、スープラはスープラと、RX7はRX7と、普通に書いてくれよ。形だけじゃわかんねーんだよー。

あと、物語の中では、まだ始まって2年も経っていないぐらいなのに、現実世界ではすごい月日が過ぎ去っていて、ハイブリッドだの電気自動車だのが発売されてて、このギャップを今後どうするのかなぁ、って思う。

まぁ、エコだの、若者の車離れだので、ああいうスポーツカーの人気が最低になった結果、新しいスポーツカーがほぼ発売されていないという現実が、むしろこのマンガにとっては幸いして、「なんでホンダが○○○を発売してて、トヨタが○○○を発売している時代なのに、このマンガの登場人物は90年代の車ばっかり乗ってるんだよ。」ってことにはなっていない。

けど、とにかく若者がスポーツカーに乗ることに憧れ、峠に見物に行く、なんていうはるか遠い過去を舞台にした懐かしい時代のマンガ、って感じになりつつあることだけは確かだ。

だから、こんなに引っ張らないで、そろそろきれいにまとめてエンディングを迎えるか、本職のレースの世界に舞台を移すか、どっちかしないともうダメなんじゃないのかなぁ。


ま、どうでもいいです。
きっとこういうのが今でも大好きな人が、僕と同世代にはたくさんいて、500円のマンガを、発売されればためらいもなくホイホイ買ってくれるのは、その世代なのだから、金を使わない若い読者なんて最初から相手にする必要もないのかもしれないしなぁ。


しかしね、こういうマンガのせいなんですよ。
「軽でいいからマニュアルの車に乗りたい」って言うと、「でも、軽で峠行ってもしょうがないでしょ」なんて言われるのは。
誰が峠を攻めたいなんて言ったんだ! ばかもーん!!
俺はふつうに街を走っているときに、「自分が車をコントロールしている感」を感じていたいだけなの。

UFOキャッチャーって面白いでしょ。
あれが、「全自動ボタン」を1回押したらあとは勝手に動き出して勝手に景品を取ってくれるんだったらただの自動販売機でしょ。つまんないでしょ。誰もやらないでしょ。
操作するのが楽しいんでしょ。
車も、操作する楽しさを味わいたいの。わかる?
足を動かしてクラッチを離し、左手でギアを変えて、クラッチを徐々につないでいく、そういう一連の操作が楽しいんでしょ。
ギアをひとつ下げると、エンジンブレーキがかかってぐわーっと減速するのを体で感じる。
もうひとつ下げると、さらにぐわーっと減速。
逆に、クラッチを離しっ放しにしてると、エンジンブレーキがかからないから、ただの4つ車輪のついた箱として、慣性でそのまま進んでいく。ミニカーみたいに。つぎの信号まで届くかな~? とか。
とにかく、今俺がこういう操作をして、その結果、こういう仕組みだから、こういう風に車が動く、っていうその「自分が車をコントロールしている感」ですよ。
それが楽しいわけですよ。


誰が峠を攻めたいなんて言ったんだ、この、おバカ~!



以上。








コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (みずなし)
2011-05-19 00:39:08
全巻、発売日に買ってます。
そしてマニュアル車に乗ってます。
でも、峠は行きません。
・・・はい。
なにか・・・?
 
 
 
Unknown (uenooo)
2011-05-19 08:45:01
ははは。
なんだ、みずなしさんも愛読者だったんですか。

売られている車がほぼオートマ。
そういう中でのこのマンガの存在。

へえ、マニュアル車に乗ってるんですかぁ。じゃあ峠とか行くんですか? なんて言われません?
みずなしさんの車は、国産のスポーツカーとはまた違う存在かな。

いや、みずなしさん、実はこっそり行ってるんじゃないですかぁ~。
妙義山だとか赤城山だとか。
「あいつが現われたのか!」なんて言われてたりして。
 
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