草むしりしながら

読書・料理・野菜つくりなど日々の想いをしたためます

台風報告その2

2024-09-24 07:00:51 | 日記

台風報告その2

 やっと涼しくなりましたね。皆様いかがお過ごしですか。

 私は十日ほど生家の帰っておりました。当地は8月30日の台風10号による記録的な大雨以降、ほとんど雨が降っていない状態でした。暑くて早朝と夕方の前後2時間しか作業ができませんでしたが、屋敷周りの草むしりや畑仕事をなんとか終わせることができました。

 台風10号の時は線状降水帯が発生し、生家の前を流れる川の3キロほど下流で護岸が崩落しました。また生家の田んぼのある地区では農業用水の取水口が流され、田んぼに水を当てることができなりなりました。それから地区のお宮の参道に掛かる小さな橋が流されました。

 また我が家の畑の上にある自動車屋さんは、修理場に水が押し寄せました。幸い住居までは浸水しなかったものの、修理場の中にあったドラム缶2本が畑に流れてきました。

 自動車屋さんから電話があり「ドラム缶が流れてお宅の畑も池みたいになっているから、見においで」と誘われたそうです。

「しかしさすがにそれは断ってその日は家でおとなしくしていたと」姉が申しておりました。


予防接種

2024-09-05 15:06:01 | 草むしりの幼年時代

予防接種

 先日ポリオの予防接種のことを書きましたが、小学校の頃にはクラスごとに講堂に並んで順番に注射を打っていたことを思い出しました。ただその頃には注射を打たれて泣くような歳でなかったので、おとなしく打たれていました。でも正直なところ注射は嫌でしたね。

 腕をまくって自分の番を待っている時のドキドキ感というか憂鬱感、皆さんも経験しませんでしたか?本当は嫌なんだけど見栄を張って、注射なんてなんてことないさ。って顔で並んでいませんでしたか?

 それから後二、三人ってなったときに、腕に消毒をされましたね。その後あっという間に自分の番になって、チクリとやられました。消毒液は大概透明の消毒用のアルコールでしたが、時々茶色のヨウドチンキの時もありました。

 当時子どもたちの間では「消毒液が透明の時は痛くないけど茶色の時は痛い」という噂がまことしやかに囁かれていました。また注射の前に腕をパチパチ叩いたり、打ったところを揉むと痛くないという噂もありました。腕を揉むのはかなり大きくなるまでやっていた気がします。

 一方消毒液の色によって注射の痛さがちうというのは、どうだったかは覚えていません。ただBCGの注射が一番痛かったのは間違いないです。BCGは今では赤ちゃんの時にハンコのような注射をペタンと押されるだけなのですが、私が子供の頃は肩に注射をしていました。

 ですから私たちくらいの年代の人の肩には、今でもその跡が残っていると思います。さてこのBCGの注射の前はツベルクリンの注射をしますね。その注射はほとんど痛さは感じませんね。そしてそれが陽性になれば、もうBCGを打たなくてもいいのです。

 ところが私はなかなか陽転しなくて、小学生の間は毎年BCGを打っていました。確か六年生の時にハンコ注射に変わり、やっと陽転した覚えがあります。ですから私の腕にはハンコ注射の跡もあります。

 BCGは一学期の修了式の後に居残りさせられて、注射を打たれていました。痛いし打ったところが膿んで、ひと夏それが続いていました。我が生涯であの注射が一番痛かった思っていました。

 ところが最近その一番が変わってしまいました。もうお分かりですね。コロナのワクチン接種ですよね。あれは痛かった。しかも半年に一度何度も打ちましたね。打った途端中指の先まで激痛が走りました。そ後熱は出るし、腕が上がらないくらいの痛さが一週間くらい続きました。

 それでも当初はホッとしたのもですね。でももうあんな注射は懲り懲りなのですが!

 


ポリオワクチン

2024-09-05 06:56:01 | 草むしりの幼年時代

ポリオワクチン

 パレスチナ自治区ガサで、ポリオのワクチン接種が始まりましたね。口の中にワクチンを入れられるて、ちょっと戸惑ったような顔をする子どもたちが、テレビの画面に写し出されました。残念ながら戸惑った後の子どもたちの顔は写し出されませんでしたが、多分嬉しそうな顔をしたのではないでしょうか?あの時の私のように……。

 私がポリオワクチンの接種をしたのは、小学校一年か二年の時です。その頃ポリオ(小児麻痺)とう病気が流行っているのはうっすらと知っていました。またワクチン接種の当日母がホッとした顔をしていたのを、おぼろげに覚えています。

 当日は授業を中断して講堂に一列に並び、ワクチンの接種をしました。その時母のホッした顔を思い浮かべながら、私の気持ちは沈んでいました。また注射かと思ったからです。でもまさか逃げ出すわけにもいかず、おとなしく順番を待っていました。

 背の低い順か出席番号順かは覚えてはいないのですが、どちらにしろ私は列の最後尾でした。接種を終わった子どもたちが次々に教室に戻っていく中、私の番が近づいて来ました。そろそろ腕に消毒液を塗るはずです。

 覚悟を決めて腕をまくりあげたのですが、なぜか消毒はスルーされてました。「消毒なしで注射か‼︎」などと一瞬思ったのですが、大人のすることには逆らえません。目をつぶって、注射されるのを待ちました。

 すると「はい、お口開けて」と優しい声が聞こえて来ました。素直に口を開けると、口の中に液体を入れらました。「なんだこれは」と思った瞬間、えも言われぬ甘味が口の中いっぱいに広がりました。あの時の甘さを思い出すと、今でも幸せな気持ちになります。

 こんな美味しいのなら、何度もで予防接種受けたいと思いました。ただ後にも先にもあんな美味しい予防接種をしたのは一回きりでした。あれがポリオの生ワクチンだったのですね。

 ガサの子供達が接種したワクチンはどんな味がしたのでしょうか?甘くて美味しければいいですね。 

 


台風報告

2024-08-31 10:38:28 | 日記

台風報告

 ここ数日迷走する台風の進路予想を見ながら、一喜一憂しておりました。

 自分勝手ではありますが台風などの自然災害は、できれば自分のところには来てほしくはありませんね。ところが思うようにはいかないもので、台風10号はほぼ生家の上空をノロノロと通過していきました。

 さて今回の台風ですが、遠く離れた所で発生する線状降水帯による被害が多発しましたね。生家の位置する地域でも、台風通過の前日に線状降水帯が発生して、あれよあれよと言うまに「緊急安全確保(レベル5)」が発令されました。

 当日の午前中に姉にLINEをしましたが「八月に入ってからほとんど雨らしい雨が降ってなかったので、台風の雨でも嬉しい」などと、呑気な返事が返ってきました。ところがその後どんどん雨足が強くなり、一番ひどい時は一時間に七九ミリの降水量がありました。

 遠く離れた所から現地の心配をする時ほど、ヤキモキすることはありませんね。TVの速報で「緊急安全確保レベル5」が出たことを知ると、詳しく知りたくてテレビのチャンネルを回しました。すると「ミヤネ屋」でいきなり生家の位置するあたりの地図が写し出されました。

「この辺りの何処かが既に氾濫しているもようです」と宮根氏の指差した先は、ちょうど生家のある場所でした。「ガァァァ〜ン」頭の中で鐘が鳴りました。しかしその後すぐに姉からLINEが入り無事を確認しました。その後雨も小降りになりました。

 ほっとした途端、今度は関西の長男のところが心配になって来ました。その時点で台風の進路は生家から一直線に長男の住むところに向かっていたのです。ちょうど長男は海外出張しており、嫁と三人の幼な子だけです。そこに嫁からLINEが入りました。

「風が少し出て来ましたが、今夜に向けても準備はバッチリです」と言う内容とともに、一枚の写真が送られて来ました。

「まあ、きれい‼️」思わず言ってしまう位に、窓ガラスに養生テープが貼られていました。まるでステンドグラスのようで、剥がすのが惜しいくらいきれいに貼ってあります。

「なるほど。今夜に向けての準備って、このことか」と思いながら見ていると、なんだか急に可笑しくなって来ました。途端に緊張の糸がプツンと切れて、「フフフ」と笑ってしまいました。

 台風はその後生家に上空を通過したあと、大きく進路を変え長男一家の住む地域には来ませんでした。嫁の養生テープによるガラス窓アートに、台風が恐れをなしたのでしょうか?


夏に育つ

2024-08-27 14:38:03 | 草むしりの子守歌

夏に育つ

 台風10号が近づいて来ましたね。各地で豪雨や雷の注意報が出ていますが、みなさまの地域は如何ですか。当地は時々雨が降るくらいで気温も下がり、過ごしやすいです。

 さて先週は、関西に住む息子一家のところに行って来ましたが、東京が涼しく感じられるくらいの猛烈な暑さでした。それでもせっかく来たのだからと、夫と二人で姫路城に行って来ました。またその翌日には、息子一家と海遊館にも行きました。

 姫路城の天守閣は風が吹き抜けてとても涼しく、海遊館の中も冷房が効いていてとても涼しかったです。ただ両者とも行き着くまでが地獄のような暑さでした。とりわけ海遊館は、最寄りの駅から歩いて行くのが大変でした。

 こんな暑さの中、小さな子どもを歩かせていいのだろうか?具合が悪くなったりしないだろうか?こんな日には外出は避けるべきではなかったのだろうか?などと色々心配しましたが、孫たちの方はこの暑さに慣れているのかいたって元気でした。 

 もっともみんなが歩いているのに、うちの孫たちだけが倒れたら、それはそれで別の心配をしなくてはいけないでょうが……。とにかくみんな元気で、海遊館を楽しみました。婆ちゃんの取り越し苦労でよかったです。

 孫たちとは今年の正月以来ですが、その成長ぶりには目をみはるものがありました。中でも一番驚いたのは食事の時です。三人の孫の中でも一番上の孫長男は、食の細い子です。普段は元気なのですが、ご飯の時間になると元気がなくなってしまうのです。

 ところが今回その子がよく食べるのです。無理やり口の中に押し込められるのと、自分で口に入れるとでは味が違うのでしょう。ご飯を前にした時の目の色が、今までとは違っていました。小さな体で暑い夏を乗り切るには、食べるのが一番なのでしょうね。

 子供って夏に育つのでしょうね!そう考えると、暑い夏も悪くはないと思えるのですが、物には限度がありますね。もうそろそろ涼しくなってもいいと思うのですが?

 

 

 

 

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