うちの子が一番
先週の土曜日は、長男の子どもたちの通っている幼稚園の運動会でした。運動会の前の週末には私も息子一家と一緒に生家に帰り、そのまま一緒に息子の家まで戻ってきていました。息子夫婦には運動会も見て行けばと誘われたのですが、折悪しく風邪をひいてしまい、このままいても迷惑をかけるだろうかと帰ってきました。
東京の住まいに戻ってからは薬を飲んでは眠ってを繰り返し、昨日やっと起きる気になったところです。本当のことを言うと運動会はせっかく機会なので観たかったのですが、「余所の子と比べても仕方ない。うちの子が一番なのだから」と自分に言い聞かせて帰ってきて正解でした。
さて運動会の翌日には息子夫妻から、たくさんの写真や動画が送られてきました。年少さんの次男も年長さんの長男もそれぞれに頑張って、立派に競技に参加していました。とりわけ年長クラスの長男の方は、組体操や駆けこ、ダンスなど多くの競技に出場しました。
もちろん先陣を切ってゴールのテープを切るなんて華々しい活躍はしませんでしたが、、ちゃんと整列ができたり、みんなに合わせてダンスもできました。また団体の中で各自が役割の異なる組体操は、ちゃんと自分の役割りをはたして、最後は全員で大きなピラミッドを作ることができました。ちょっと感激もしました。
さてその翌日です。息子から一本の動画が送られてきました。動画には運動会の時に踊ったダンスを、今度は一人で踊っている姿が映し出されていました。実に楽しそうに少し腰を下げて、ブレイクダンス風にキレキレのダンスを披露していました。棒みたに突っ立って手や足を動かすだけだった運動会のダンスとは、まったく違って見えました。
運動会の時もこれくらいに踊ってくれたら、どれほど周囲の注目を集めたことでしょうか。等と思ってしまいしたが、子どもには子どもなりの理由があるのかもしれませんね。みんなに合わせなければいけないとか……。それとも緊張したのかな?
とにかくこんなにダンスのうまい子だったのですね。やはり「うちの子が一番」でした。