まちづくりぷらす

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政治を見るためのサイトになりうるか?

2006年02月23日 | 政治・行政
ナイト・オブ・ザ・スカイを見てきたわかおです。実写がほとんどだったので、なかなか迫力がありましたね。ストーリーは少し消化不良な点もありましたが、フランス空軍の全面協力はすばらしかったです。完全に趣味の世界ですが。
○ところで最近、新聞でYahoo!みんなの政治が取り上げられていました。議員インターンシップNPOとして有名なドットジェイピーの情報をもとに、このサイトは作られたみたいです。
○政治情報を得るための労力を減らすのに、有効に機能するといいなぁと思います。ただ、結局は地方議会だと思うんですよね、さらに市民の監視が必要なのは。それに情報を議員から提出されたものに依存するのは少し問題があると思います。市民の有志が監視して、それを広範に情報公開するという営みを続けることで地方議会は少しずつよい方向に向かうような気がします。
○ネット上では、「永田議員が委員会で折り紙を折っていた」ことなど悪いことも動画や画像などとともにみんなに共有されてしまいます。その点では、より監視が強まったといえるんでしょうね。

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ヤフーが国会議員の比較サイト まずは270人分から
朝日新聞 2006年02月22日08時42分

 インターネットのポータル(玄関)サイト国内最大手のヤフーが22日午後、国会議員のデータベースを立ち上げる。政党や議員個人のホームページ(HP)で見られるような議員のプロフィルだけでなく、国会で審議中の重要法案についての各議員の考え方も検索できるのが大きな特徴だ。議員側が情報を更新するシステムのため、当初から参加するのは全議員定数722の4割弱にあたる約270人にとどまっているが、今後はさらに増えそう。有権者にとっては投票の際の参考にできそうだ。

 「Yahoo!みんなの政治」と題し、トップページから接続できる。利用者は、議員の政党、役職、経歴、選挙区などの基本情報と、議員側がブログのような形式で書き込む「活動報告」を検索できる。

 ここまでなら政党の公式サイトなどと大差ないが、ヤフーはここに国会で審議中の法案の検索機能もつけた。

 例えば、利用者が「議員互助年金」と入力すると、議員年金廃止法案の概要と、賛否の意見を書き込んだ議員のコメントを読むことができる。

 このほか、若者にも政治に関心を持ってもらうため、新人秘書を主人公とした政治漫画や、マニフェスト(政権公約)についての政治コラム、選挙・政治用語集なども掲載する工夫を凝らした。

 いまや大半の国会議員は個別にHPを持つが、有権者が特定の法案に対する複数の議員の考え方を比べたい場合には、それぞれのHPを見る必要がある。「みんなの政治」では、同一サイト内でこうした比較ができる「政治の総合ポータルサイト」をめざす。

 ヤフーは昨夏に「総選挙特集サイト」を設けたが、予想以上のアクセスがあったことから、政治家や政策の検索需要に着目した。「マニフェストの重要性が叫ばれるなか、各党や議員の政策の達成度を有権者が判断できる材料は少ない。今後の選挙で選択の材料となるような政治や政策の情報基盤をネット上に築きたい」(同社サービス統括部)という。

 これまでネットを使った政策比較の試みとしては、シンクタンク「構想日本」が01年から、「外国人参政権」「郵政改革」などのテーマで年に数回、議員からのアンケートを集計し、ネット上で公開している。ただ、議員からの回収率はおおむね3割程度で、これまで15回のアンケートすべてに回答を寄せたのは衆参両院で1人だけ。構想日本の担当者は「政治家側の協力が少ないのが悩みの種」と語る。

 ただ、ヤフーの月間利用者数は3834万人(ネットレイティングス社調べ)と、一般のインターネット利用者の間での知名度は圧倒的。「みんなの政治」に参加する議員の中には「新人なので多くの人に名前を知ってもらいたい」(自民党若手)、「ネット上で議員を知る有権者も増えている」(公明党中堅)などと議員側のメリットを指摘する声も強い。
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