旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~三陸2013 鉄道の旅 2

2015-03-14 05:57:02 | 旅の小窓
 いよいよ三陸鉄道北リアス線に乗車。


 途中不通区間があるので、すべて田野畑行になっています。

 
 12時36分発田野畑行。お座敷車輌が先頭について3両編成です。



 久慈駅を出発し、陸中宇部駅、陸中野田駅と内陸を通り海岸線に出ました。


 まだ復旧していない防波堤。

 
 がれきを自動選別して粉砕するプラント。


 野田玉川駅から見える漁港。修復の跡が見られます。


 津波の影響を受けなかったところもありました。


 堀内駅付近。新しい防波堤が作られているところを見ると、津波の被害があったことがうかがわれます。


 普代駅付近では、三陸自動車道の建設が行われていました。


 普代駅で、ツアーに組み込まれた観光客が降りていきました。


 普代駅の次は、終点田野畑駅。13時25分着。本来であれば地下道を通って駅舎に向かうのですが、現時点での終点ということで、ホームから仮設の通路を通って駅舎に向かいます。


 ここから小本までの2区間が普通のため、13時35分発の代替バスに乗り換えます。


 田野畑駅の近くにある水門の上には、三陸鉄道の車両を模した建物がありますが、よく見るとその建物の窓ガラスが割れていますから、あの高さまで津波が打ち寄せたことが想像されます。


 田野畑駅を出たバスは、一気に山道を登ります。


 その後、国道45号を進み、途中、思椎大橋を渡ります。


 岩泉道路を通り、30分で小本駅に着きました。


 小本駅は、小本観光センターに併設されていました。


 次の列車は15時5分発。1時間ほど時間があるので、仮設の「みらいにむけて商店街」に立ち寄ってみました。


 さて、再び北リアス線に乗って本来の終点、宮古駅に向かいます。
宮古からの入り返しの車両に、小本駅に留め置いていた車両を連結して2両編成となりました。


 ここからも乗客は少なく、全線開通に期待したいものだと思いました。


 宮古駅に汚水処理設備が無いのか、小本・宮古間を走る列車のトイレは、使えに状態になっていました。


 田老駅付近にさしかかると、津波でほとんどの建物が流されている光景が


 田老駅からツアー客が乗車。


 宮古市内に入り、海岸から離れたところは一見震災の被害が無かったかのように見えました。


 15時38分。宮古駅に到着。


 ここからバスで9分、今日の宿泊先近江屋へ。



 ホテルの窓から見えた光景。港湾の復旧工事と、がれきの処理が同時に行われていました。


 1泊2食、一人8,150円。夕食はバイキング。
 マンボウの刺身もありました。


 つづく


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