平成22年の今回は、「普通列車で往復する津東京の旅」から数えて、「北海道&東日本パス」を使っての第三弾、日本最北端の稚内までの普通列車の旅。
とは言っても、「北海道&東日本パス」の特例で青森・函館間は自由席特急券を買えば特急に乗れる。「急行はななす」は急行券を買えば乗れる。ということから、往路の青森から札幌までは急行を、復路の函館から青森までは特急を利用することにしました。
日程は次の通りです。
7月21日(水)
野辺地20:55(普通電車)21:41青森22:42(急行はななす) 車中泊
7月22日(木)
6:07札幌6:51(普通電車)7:37小樽8:10(普通電車)12:40旭川14:18(普通列車)16:07名寄16:39(普通列車)19:18幌延 幌延泊
7月23日(金)
幌延6:21(普通列車)7:42稚内…観光バスで稚内観光…稚内14:12(普通列車)15:12幌延15:50(普通列車)18:22名寄18:24(普通列車)20:15旭川 旭川泊
7月24日(土)
…旭山動物園…旭川16:09(普通電車)17:52岩見沢18:05(普通電車)18:42札幌18:54(普通電車)19:35小樽 小樽泊
7月25日(日)
小樽8:07(普通列車)11:13長万部13:24(普通列車)16:12函館16:51(特急白鳥32号)18:40青森18:51(普通電車)19:34野辺地
7月21日、30度近いと思われる蒸し暑さの中の出発となりました。
電車は青森からの折り返し運転となる20時55分発東北本線青森行き普通電車。
○野辺地 20:55発
・狩場沢 21:00着 21:00発
・清水川 21:04 21:05
・小湊 21:09 21:10
・西平内 21:13 21:13
・浅虫温泉 21:19 21:19
・野内 21:23 21:24
・矢田前 21:26 21:27
・小柳 21:29 21:30
・東青森 21:32 21:33
○青森 21:41着
折り返しまで7分という時間の短さからか、すでに野辺地到着時には行き先表示が青森となっていました。
車内は冷房が効いているというものの26度以上あり、快適な出発とは言えません。
2両編成の中に乗客は、仕事帰りと思われる人が7~8人で発車しました。
途中、浅虫温泉までは降りる人が多く、乗車する人はほとんどいませんでしたが、浅虫温泉から青森までの間では、夜行列車なのか夜行バスなのかは定かではありませんが、旅行するであろうと思われる荷物を持った人が乗ってきました。
青森駅には定刻到着。
北海道へは津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線札幌行き普通急行はまなす号で向かいます。
○青森 22:42発
・油川 レ
・津軽宮田 レ
・奥内 レ
・左堰 レ
・後潟 レ
・中沢 レ
・蓬田 レ
・郷沢 レ
・瀬辺地 レ
・蟹田 レ
・中小国 レ
・津軽今別 レ
・竜飛海底 レ
・吉岡海底 レ
・知内 レ
・木古内 レ
・札苅 レ
・泉沢 レ
・釜谷 レ
・渡島当別 レ
・茂辺地 レ
・上磯 レ
・清川口 レ
・久根別 レ
・東久根別 レ
・七重浜 レ
・五稜郭 レ
○函館 01:00着 01:23発
・五稜郭 レ
・桔梗 レ
・大中山 レ
・七飯 レ
・大沼 レ
・大沼公園 レ
・赤井川 レ
・駒ヶ岳 レ
・東山 レ
・姫川 レ
・森 レ
・桂川 レ
・石谷 レ
・本石倉 レ
・落部 レ
・野田生 レ
・山越 レ
・八雲 レ
・鷲ノ巣 レ
・山崎 レ
・黒岩 レ
・北豊津 レ
・国縫 レ
・中ノ沢 レ
○長万部 03:06着 03:07発
・静狩 レ
・小幌 レ
・礼文 レ
・大岸 レ
・豊浦 レ
・洞爺 レ
・有珠 レ
・長和 レ
・伊達紋別 レ
・北舟岡 レ
・稀府 レ
・黄金 レ
・崎守 レ
・本輪西 レ
○東室蘭 04:15着 04:17発
・鷲別 レ
・幌別 レ
・富浦 レ
・登別 レ
・虎杖浜 レ
・竹浦 レ
・北吉原 レ
・萩野 レ
・白老 レ
・社台 レ
・錦岡 レ
・糸井 レ
・青葉 レ
・苫小牧 05:01着 05:01発
・沼ノ端 レ
・植苗 レ
・美々 レ
・南千歳 05:24着 05:05発
・千歳 05:29着 05:30発
・長都 レ
・サッポロビール庭園 レ
・恵庭 レ
・恵み野 レ
・島松 レ
・北広島 レ
・上野幌 レ
・新札幌 レ
・平和 レ
・白石 レ
・苗穂 レ
○札幌 06:07着
発車まで1時間ほどあるので、一度改札口の外に出ました。
現在青森駅は、新幹線開業と青い森鉄道移行のためか改装工事中でしたが、新しくできた待合スペースは冷房が効いていました。
改札口の表示には、「はまなす」は22時12分頃入線との表示があり、同じく「はまなす」に乗ると思われる人たちが10人ほど待っていました。
22時過ぎにホームに行ってみると、東北本線や奥羽本線から着いた特急からの乗り継ぎの人が結構いて、この時間にあわせて「キオスク」も店を開けていました。
「スーパー白鳥」と並ぶ、奥羽本線の「かもしか」。ヘッドマークのイラストが、カモシカではなくエゾシカと指摘されているが、新青森開業にあわせて廃止されるまで、変更しないとのこと。
今では唯一の夜行急行となった「はまなす」は、本来、B寝台車2両、カーペットカー1両、普通車指定席車2両、普通車自由席車2両が基本編成で、普通車の指定席料金で枕と毛布がついて横になって休むことができるカーペットカーが人気があるのですが、今日はちょうど車両点検の時期と重なり、カーペットカーはなく、普通車の指定席に乗車しました。
自由席は急行料金1260円だけでいいのですが、指定席はプラス510円。でもこの差は金額以上に大きいと感じました。
普通車の指定席は「ドリームカー」といって、対夜行バス対策として、札幌と釧路を結んでいた夜行急行「まりも」に組み込まれていた車両です。
夜行バスの3列配列・リクライニングシートに対抗した車両だけあって、急行用の普通車としてはかなりハイグレードな車両。
座席は2+2配列ですが、かつての特急グリーン車座席を改造したもので、シートピッチは、特急グリーン車と同じ1,160mm。リクライニング角度は特急時代より更に深く、145度まで倒れます。
そして何より静か。その理由は、列車の冷房などの電力を賄う発電機が自由席車両は下にありうるさいのですが、指定席車両の下にはついていないのが理由でした。
車両の端には、「快速海峡」でもおなじみだったミニラウンジが健在でした。
ほぼ満席状態で、22時50分定刻の発車。おきまりのこれから止まる駅と到着時刻の案内放送。そして最後に「それでは寝台車のみ、明朝、南千歳到着前まで、放送を休みます。」、と言うことは、普通車はこれから先止まる、函館・長万部・東室蘭・苫小牧と南千歳まで、深夜であっても案内放送があるということ。安眠できるか心配でした。
青森を出て、車内改札。乗務員は1人ということもあってか、降りる駅だけの確認といった簡単なもの。
車掌はJR北海道札幌運転所の担当でも、運転士はJR東日本の担当ということで、蟹田では運転士の交代。上りホームには、行き違いのため上野行き寝台特急カシオペアが入ってきました。
蟹田を出ると、次の停車駅函館までは2時間ほど。途中青函トンネルを通りますが、トンネル内の走行音が気になったいましたが、さほど耳障りでもなく、トンネルに入ったのは知っていましたが、出たのには気がつきませんでした。
その理由の一つは、蟹田・函館間を特急は約1時間半。急行は約2時間で結ぶという列車のスピードの違いのようです。
音や車内灯の明かりは気にならないのですが、車内の冷房が効きすぎ、22度ぐらいと感じる寒さ。中にはガサガサとナイロン系の防寒具を出して着る人も現れるほど。寒さとその衣擦れの音で何度か目は覚め、気がつけば函館到着の案内放送。
函館からは、進行方向が反対となり、牽引する機関車も電気からディーゼルに交代。
そのための停車で、乗る人はほとんどいないと思ったのですが、午前1時を過ぎている
のに函館から20人ほどの乗客。
函館から札幌までは午前0時頃発車し、5時半頃着く夜行バスが走っているので、函館・札幌を往復するだけではそちらの方が2000円ほど安いと聞いたことがありますが…函館からこんなに乗るとはびっくり。
函館を出ると、次の停車駅は2時間ほどで長万部。
東室蘭までは、昨秋「東日本&北海道パス第二弾、世界ジオパーク&シルバーウィーク 洞爺湖の旅」で詳しく書いているので、ここは体力温存のため、東室蘭まではゆっくり休むことにしました。
そんなに眠ったつもりはなかったのですが、気がつけば、まもなく東室蘭の案内放送。
この時期、日の出を迎える時刻ですが、あいにくの雨模様。
東室蘭を出て45分ほどで、製紙の町苫小牧。
天気が良ければ、噴火湾沿いに海岸線や日高の山並みが見えるはずなのですが、残念。
苫小牧の次は、南千歳。
以前は千歳空能への連絡駅で、千歳空港駅といって空港ターミナルと連絡橋で結ばれていましたが、新千歳空港ターミナル開業に伴い、南千歳駅に名称を変更し、連絡橋も撤去されていました。
南千歳の次は、自衛隊の町、千歳に停まりました。
千歳の次は、いよいよ終着、札幌。
上野幌を過ぎ、高架に変わると、左右に市街地が続き、札幌が近いことを感じました。
定刻、6時7分に札幌に到着。
ほとんどの人が札幌まで乗ってきたようで、早朝とは思えないホームの賑わいでした。
札幌では、朝食の調達。
早朝なので、売店が開いていないのではと、事前に予約しておいた「ひぐまの贅沢おにぎり」と「夏のお祭り弁当」を受け取り、6時51分発小樽行き普通電車を待ちました。
稚内に行くのに、なぜ小樽?
つづく
とは言っても、「北海道&東日本パス」の特例で青森・函館間は自由席特急券を買えば特急に乗れる。「急行はななす」は急行券を買えば乗れる。ということから、往路の青森から札幌までは急行を、復路の函館から青森までは特急を利用することにしました。
日程は次の通りです。
7月21日(水)
野辺地20:55(普通電車)21:41青森22:42(急行はななす) 車中泊
7月22日(木)
6:07札幌6:51(普通電車)7:37小樽8:10(普通電車)12:40旭川14:18(普通列車)16:07名寄16:39(普通列車)19:18幌延 幌延泊
7月23日(金)
幌延6:21(普通列車)7:42稚内…観光バスで稚内観光…稚内14:12(普通列車)15:12幌延15:50(普通列車)18:22名寄18:24(普通列車)20:15旭川 旭川泊
7月24日(土)
…旭山動物園…旭川16:09(普通電車)17:52岩見沢18:05(普通電車)18:42札幌18:54(普通電車)19:35小樽 小樽泊
7月25日(日)
小樽8:07(普通列車)11:13長万部13:24(普通列車)16:12函館16:51(特急白鳥32号)18:40青森18:51(普通電車)19:34野辺地
7月21日、30度近いと思われる蒸し暑さの中の出発となりました。
電車は青森からの折り返し運転となる20時55分発東北本線青森行き普通電車。
○野辺地 20:55発
・狩場沢 21:00着 21:00発
・清水川 21:04 21:05
・小湊 21:09 21:10
・西平内 21:13 21:13
・浅虫温泉 21:19 21:19
・野内 21:23 21:24
・矢田前 21:26 21:27
・小柳 21:29 21:30
・東青森 21:32 21:33
○青森 21:41着
折り返しまで7分という時間の短さからか、すでに野辺地到着時には行き先表示が青森となっていました。
車内は冷房が効いているというものの26度以上あり、快適な出発とは言えません。
2両編成の中に乗客は、仕事帰りと思われる人が7~8人で発車しました。
途中、浅虫温泉までは降りる人が多く、乗車する人はほとんどいませんでしたが、浅虫温泉から青森までの間では、夜行列車なのか夜行バスなのかは定かではありませんが、旅行するであろうと思われる荷物を持った人が乗ってきました。
青森駅には定刻到着。
北海道へは津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線札幌行き普通急行はまなす号で向かいます。
○青森 22:42発
・油川 レ
・津軽宮田 レ
・奥内 レ
・左堰 レ
・後潟 レ
・中沢 レ
・蓬田 レ
・郷沢 レ
・瀬辺地 レ
・蟹田 レ
・中小国 レ
・津軽今別 レ
・竜飛海底 レ
・吉岡海底 レ
・知内 レ
・木古内 レ
・札苅 レ
・泉沢 レ
・釜谷 レ
・渡島当別 レ
・茂辺地 レ
・上磯 レ
・清川口 レ
・久根別 レ
・東久根別 レ
・七重浜 レ
・五稜郭 レ
○函館 01:00着 01:23発
・五稜郭 レ
・桔梗 レ
・大中山 レ
・七飯 レ
・大沼 レ
・大沼公園 レ
・赤井川 レ
・駒ヶ岳 レ
・東山 レ
・姫川 レ
・森 レ
・桂川 レ
・石谷 レ
・本石倉 レ
・落部 レ
・野田生 レ
・山越 レ
・八雲 レ
・鷲ノ巣 レ
・山崎 レ
・黒岩 レ
・北豊津 レ
・国縫 レ
・中ノ沢 レ
○長万部 03:06着 03:07発
・静狩 レ
・小幌 レ
・礼文 レ
・大岸 レ
・豊浦 レ
・洞爺 レ
・有珠 レ
・長和 レ
・伊達紋別 レ
・北舟岡 レ
・稀府 レ
・黄金 レ
・崎守 レ
・本輪西 レ
○東室蘭 04:15着 04:17発
・鷲別 レ
・幌別 レ
・富浦 レ
・登別 レ
・虎杖浜 レ
・竹浦 レ
・北吉原 レ
・萩野 レ
・白老 レ
・社台 レ
・錦岡 レ
・糸井 レ
・青葉 レ
・苫小牧 05:01着 05:01発
・沼ノ端 レ
・植苗 レ
・美々 レ
・南千歳 05:24着 05:05発
・千歳 05:29着 05:30発
・長都 レ
・サッポロビール庭園 レ
・恵庭 レ
・恵み野 レ
・島松 レ
・北広島 レ
・上野幌 レ
・新札幌 レ
・平和 レ
・白石 レ
・苗穂 レ
○札幌 06:07着
発車まで1時間ほどあるので、一度改札口の外に出ました。
現在青森駅は、新幹線開業と青い森鉄道移行のためか改装工事中でしたが、新しくできた待合スペースは冷房が効いていました。
改札口の表示には、「はまなす」は22時12分頃入線との表示があり、同じく「はまなす」に乗ると思われる人たちが10人ほど待っていました。
22時過ぎにホームに行ってみると、東北本線や奥羽本線から着いた特急からの乗り継ぎの人が結構いて、この時間にあわせて「キオスク」も店を開けていました。
「スーパー白鳥」と並ぶ、奥羽本線の「かもしか」。ヘッドマークのイラストが、カモシカではなくエゾシカと指摘されているが、新青森開業にあわせて廃止されるまで、変更しないとのこと。
今では唯一の夜行急行となった「はまなす」は、本来、B寝台車2両、カーペットカー1両、普通車指定席車2両、普通車自由席車2両が基本編成で、普通車の指定席料金で枕と毛布がついて横になって休むことができるカーペットカーが人気があるのですが、今日はちょうど車両点検の時期と重なり、カーペットカーはなく、普通車の指定席に乗車しました。
自由席は急行料金1260円だけでいいのですが、指定席はプラス510円。でもこの差は金額以上に大きいと感じました。
普通車の指定席は「ドリームカー」といって、対夜行バス対策として、札幌と釧路を結んでいた夜行急行「まりも」に組み込まれていた車両です。
夜行バスの3列配列・リクライニングシートに対抗した車両だけあって、急行用の普通車としてはかなりハイグレードな車両。
座席は2+2配列ですが、かつての特急グリーン車座席を改造したもので、シートピッチは、特急グリーン車と同じ1,160mm。リクライニング角度は特急時代より更に深く、145度まで倒れます。
そして何より静か。その理由は、列車の冷房などの電力を賄う発電機が自由席車両は下にありうるさいのですが、指定席車両の下にはついていないのが理由でした。
車両の端には、「快速海峡」でもおなじみだったミニラウンジが健在でした。
ほぼ満席状態で、22時50分定刻の発車。おきまりのこれから止まる駅と到着時刻の案内放送。そして最後に「それでは寝台車のみ、明朝、南千歳到着前まで、放送を休みます。」、と言うことは、普通車はこれから先止まる、函館・長万部・東室蘭・苫小牧と南千歳まで、深夜であっても案内放送があるということ。安眠できるか心配でした。
青森を出て、車内改札。乗務員は1人ということもあってか、降りる駅だけの確認といった簡単なもの。
車掌はJR北海道札幌運転所の担当でも、運転士はJR東日本の担当ということで、蟹田では運転士の交代。上りホームには、行き違いのため上野行き寝台特急カシオペアが入ってきました。
蟹田を出ると、次の停車駅函館までは2時間ほど。途中青函トンネルを通りますが、トンネル内の走行音が気になったいましたが、さほど耳障りでもなく、トンネルに入ったのは知っていましたが、出たのには気がつきませんでした。
その理由の一つは、蟹田・函館間を特急は約1時間半。急行は約2時間で結ぶという列車のスピードの違いのようです。
音や車内灯の明かりは気にならないのですが、車内の冷房が効きすぎ、22度ぐらいと感じる寒さ。中にはガサガサとナイロン系の防寒具を出して着る人も現れるほど。寒さとその衣擦れの音で何度か目は覚め、気がつけば函館到着の案内放送。
函館からは、進行方向が反対となり、牽引する機関車も電気からディーゼルに交代。
そのための停車で、乗る人はほとんどいないと思ったのですが、午前1時を過ぎている
のに函館から20人ほどの乗客。
函館から札幌までは午前0時頃発車し、5時半頃着く夜行バスが走っているので、函館・札幌を往復するだけではそちらの方が2000円ほど安いと聞いたことがありますが…函館からこんなに乗るとはびっくり。
函館を出ると、次の停車駅は2時間ほどで長万部。
東室蘭までは、昨秋「東日本&北海道パス第二弾、世界ジオパーク&シルバーウィーク 洞爺湖の旅」で詳しく書いているので、ここは体力温存のため、東室蘭まではゆっくり休むことにしました。
そんなに眠ったつもりはなかったのですが、気がつけば、まもなく東室蘭の案内放送。
この時期、日の出を迎える時刻ですが、あいにくの雨模様。
東室蘭を出て45分ほどで、製紙の町苫小牧。
天気が良ければ、噴火湾沿いに海岸線や日高の山並みが見えるはずなのですが、残念。
苫小牧の次は、南千歳。
以前は千歳空能への連絡駅で、千歳空港駅といって空港ターミナルと連絡橋で結ばれていましたが、新千歳空港ターミナル開業に伴い、南千歳駅に名称を変更し、連絡橋も撤去されていました。
南千歳の次は、自衛隊の町、千歳に停まりました。
千歳の次は、いよいよ終着、札幌。
上野幌を過ぎ、高架に変わると、左右に市街地が続き、札幌が近いことを感じました。
定刻、6時7分に札幌に到着。
ほとんどの人が札幌まで乗ってきたようで、早朝とは思えないホームの賑わいでした。
札幌では、朝食の調達。
早朝なので、売店が開いていないのではと、事前に予約しておいた「ひぐまの贅沢おにぎり」と「夏のお祭り弁当」を受け取り、6時51分発小樽行き普通電車を待ちました。
稚内に行くのに、なぜ小樽?
つづく
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