【京都牛膳】(京都駅)
2022.3.22投稿
2010年(平成22年)3月21日
マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格980円
[製造元](株)淡路屋

夕焼け空を背景に五重塔となだらかな山のシルエットの掛紙(スリーブ)です。

竹をあしらった容器に、油揚げ・人参・牛蒡の入ったかやく御飯えお詰め、錦糸玉子と牛肉の照り焼きが敷き詰められています。
添えられているのは「すぐき漬」です。

関西駅弁の老舗「淡路屋」が2008年(平成20年)に京都駅での駅弁販売開始に当たって、新しく作られた駅弁です。
ちょっと生姜の風味がきいてややピリッとした感じの牛肉の照り焼きなので、「牛丼」「牛めし」ではなく、ちょっと上品な『牛膳』としたのでしょうか。
京都初進出の駅弁だけあって、カブの一種の『すぐき』を漬けた京伝統の「すぐき漬け」と、祇園の老舗「原了郭」の黒七味を採用しています。

現在も『甘辛い国産牛をかやく御飯に盛り付けました。祇園・原了郭の「黒七味」で味の変化をお楽しみあれ。』とアナウンスされ販売されているようですが、「牛肉煮」が使われているようです。

製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。

駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。

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