旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

東北ローカル線の旅9~左沢線 寒河江駅まで

2016-09-16 15:57:35 | 東北ローカル線の旅
平成28年8月5日(金)
 今日は、通勤時間帯を避けて列車に乗るので、ホテルで朝食を摂ってから出かけます。


 霞城セントラルホテル1階には、ブドウのオブジェと並んで、山形名物いも煮鍋を模したベンチがありました。




 ビルには郵便局も入っています。


 左沢線(あてらざわせん)は、山形市の北山形駅から山形県西村山郡大江町の左沢駅を結ぶ24.3kmの路線で、「フルーツライン左沢線」の愛称が付けられています。
 起点は北山形駅ですが、運行上は山形駅を起点としています。




 左沢線 普通 左沢行に乗ります。


 奥羽本線とは軌間が違うため相互乗り入れがないため、駅名標には隣駅の表示が北山形駅だけになっています。


 乗る気動車は、キハ100系のキハ101形です。左沢線用に作られたオールロングシートで、トイレなしの車両です。




山形      09:31発
北山形     09:35着 09:36発
 元々左沢線の駅として開業し、後から奥羽本線・仙山線も停車するようにしたため、山形駅方面からカーブしたところにある左沢線ホームと、直線上にある奥羽本線・仙山線ホームが離れてあります。


東金井     09:39着 09:40発
 無人駅のため待合室しかありませんが、ガラス張りの今まで見たことのないような建物です。


 「フルーツライン左沢線」の名の通り、田んぼだけでなく果樹園も多く見ることができます。




羽前山辺    09:44着 09:44発
 リンゴのイメージでしょうか、果物の形をした駅名標もあります。




羽前金沢    09:48着 09:49発
羽前長崎    09:51着 09:51発


 最上川に架かる最上川橋梁です。
 東海道本線の木曽川に架かっていた物を、現山形鉄道フラワー長井線とここ左沢線に分けて移設したことから、この二つの橋梁は双子の橋とも呼ばれています。
 こちらへは大正10年の移設、現山形鉄道フラワー長井線には大正12年の移設ですから、こちらが兄になります。




南寒河江    09:55着 09:55発
寒河江     09:58着 09:59発


西寒河江    10:01着 10:01発
 西寒河江駅のホームには屋根がありませんが、後から上を通る道路が出来たため、一部屋根があるのと同じ効果が得られるようです。


羽前高松    10:05着 10:06発
残雪の月山が霞んで見えます。


 羽前髙松駅を過ぎる高度が上がります。


柴橋      10:10着 10:10発
 この駅だけが2両分の長さしかないホームのようです。




 短いトンネルを2つ通ると間もなく終点です。






左沢      10:14着
 左沢駅は大江町交流ステーションに併設する形で作られています。売店などもあるようですが、7分で折り返すので中に入ることもなく戻ります。


 駅名標には、ラ・フランスの形がしたものもありました。


左沢線 普通 山形行
 車体の横には「FRUITS LINER」の文字があります。


左沢      10:21発   
 右に最上川が見えます。


柴橋      10:23着 10:24発
羽前高松    10:27着 10:28発
西寒河江    10:31着 10:32発
寒河江     10:34着
 寒河江駅で途中下車します。

 つづく

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