旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

東北ローカル線の旅3~山形鉄道フラワー長井線の旅 荒砥駅から長井駅まで

2016-09-04 15:53:31 | 東北ローカル線の旅
 フラワー長井線は、山形県南陽市の赤湯駅から西置賜郡白鷹町の荒砥駅に至る、JR東日本の長井線を引き継いだ、第三セクターの山形鉄道が運営する鉄道路線です。
 「フラワー長井線」の名称は、沿線に花の名所が多いことからきているそうです。


 いくつかの駅で途中下車するので、平日でも使えるフリー切符を購入しました。


 旅の計画の基本は、山形鉄道が発行する公式ガイドブックを参考にしました。


 駅舎の中には資料館もあります。








 構内にはフラワー長井線の車両基地もあります。


山形鉄道フラワー長井線 普通 赤湯行


 記念に入場券購入。


 駅スタンプは、長井駅に全駅分あります。


 夏季・冬季間は、車内温度の保持のため手でドアを開閉するようです。


荒砥      10:22発   
 四季の郷駅との間にある現役最古の最上川橋梁。
 もともとは明治20年に東海道本線の木曽川に架けられたものを大正12年に移設したものです。
 「ダブルワーレントラス」という形式の錬鉄製の鉄橋で、当時我が国にはこのようなものを建造する技術が無く、イギリスのパテントシャフト&アクスルトリー社製造のものを輸入したそうです。
東海道本線の輸送力増強に伴い機関車の重量が増し、橋梁が強度不足となったために、当時の国鉄長井線と左沢線に分かれて移設されたそうです。




四季の郷    10:25着 10:26発
 土地区画整理事業によりこの地域の定住人口増加が見込めることと、旧市街地に近接していることから、町が設置の要望を行ったこともあり平成19年開業した駅です。
 駅名は公募の中から決定されたそうです。


鮎貝      10:27着 10:28発
 一人で黙々と草刈りをする姿を見ました。


蚕桑      10:32着 10:33発
 駅前は「こぐわ紬パーク」として整備されていて遊具がある広場、雪舟町公民館等があります。


 ホームには蒸気機関車の模型らしきものも飾られていました。


 昨日は、急に雨が降ったとのことですが、今日は大丈夫でしょうか。天気が気になります。


白兎      10:35着 10:35発
 「しろうさぎ」駅です。ウサギの文字が付く駅は日本でここだけだそうです。白兎はここの地名です。


 山形鉄道フラワー長井線は30.5kmを1時間ほどで結ぶ路線ですが、2市2町にまたがっています。


羽前成田    10:38着
 ここで下車します。




羽前成田駅の駅舎は国鉄時代の開業当時からの木造で、当時のままに復元して使用されているそうです。








 普通 荒砥行に乗って、鮎貝駅まで戻ります。

   
羽前成田    11:24着 11:24発   
白兎      11:27着 11:27発   
蚕桑      11:29着 11:30発   
鮎貝      11:34着




 トミーテックが展開する、実際の鉄道事業者の様々な職種のキャラクターコンテンツを「鉄道むすめ」といいます。
 山形鉄道の「鉄道むすめ」は、山形鉄道株式会社の駅務係「鮎貝りんご」。名前の由来は「鮎貝駅(あゆかいえき)」「梨郷駅(りんごうえき)」から命名したものです。


 普通 赤湯行で長井駅に向かいます、


鮎貝      11:51着 11:51発   
蚕桑      11:55着 11:55発   
白兎      11:58着 11:58発
 ウサギの耳をデザインした待合室。


羽前成田    12:01着 12:01発
あやめ公園   12:04着 12:04発
長井      12:06着


 つづく

コメントを投稿