旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

小海線・大糸線・越後線・飯山線の旅12~飯山線完乗 長野駅で乗り換え 

2018-08-01 11:56:56 | 小海線・大糸線・越後線・飯山線の旅
 戸狩野沢温泉駅の一駅一名物は、野沢温泉道祖神。
 野沢温泉村で毎年1月15日に行われる道祖神祭り(野沢の火祭り)にゆかりの深い道祖神男女2体が、ホームに建立されています。
 但しここは、長野県飯山市。野沢温泉へはバスに乗り換えますが、アクセス情報では飯山駅を案内しているものがほとんどです。


 戸狩野沢温泉駅のスタンプは、民芸品の鳩車です。
 野沢温泉村のあけび細工「鳩車」は、全国の郷土玩具番付で「東の横綱」といわれています。1961年(昭和36年)当時の皇太子妃(現在の皇后美智子妃殿下)に贈られたことが報道され、一躍有名になりました。


 駅舎は、1993年(平成5年)12月に完成したものです。


 千曲川が氾濫し飯山線も被害を受けた歴史があります。
 駅前の電柱には、想定浸水深の表示がありました。かなりの深さです。


 「Rゾーン」。
 これは何かと尋ねたところ、「レットゾーン」と言って車両の連結部分を停車させてはいけないという表示だそうです。


 ここからは、飯山線・しなの鉄道北しなの線上り 普通 長野行に乗ります。


戸狩野沢温泉   15:33発   
 2両編成ですが、ほとんど乗客は居ません。


信濃平      15:37着 15:37発
 駅舎は有蓋緩急車を改造して設置しています。
 有蓋緩急車とは昭和30年代の国鉄ローカル線で、1両でブレーキ装置のついた車掌車と荷物を積む貨車の機能が付いた車両のことです。


北飯山      15:41着 15:42発
 駅周辺は古くからの寺院が多いと言います。
 駅舎も何となく寺院っぽく見えます。気のせいでしょうか。


 右手に見えるのは飯山シャンツェのジャンプ台でしょうか。飯山は信州スキー発祥の地と言われています。


飯山       15:44着 15:47発
 北陸新幹線との接続駅です。


蓮        15:53着 15:54発
 駅名にもなっている地名の蓮(はちす)は「はす(蓮)」の古名。仏教関連の地名とも言われています。
 隣接する永國寺の境内を横切るように線路が通っています。


 このお嬢さん飯山駅から乗ったのですが、越後川口行きと間違えて乗ったようで、ここで降りていきました。


 再び千曲川が見えてきました。


替佐       16:02着 16:03発
上今井      16:06着 16:07発
立ヶ花      16:11着 16:12発
 駅の所在地は長野市豊野町蟹沢ですが、駅利用者の大半を千曲川の対岸長野県中野市立ヶ花地区の住民が占めるため、その地名が駅名の由来となっています。




信濃浅野     16:15着 16:16発
 標高340.9m。飯山線で最も標高の高い駅です。


豊野       16:19着 16:20
 豊野駅からしなの鉄道北しなの線に入ります。北しなの線は、元は東日本旅客鉄道信越本線の一部で、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線長野駅・金沢駅間延伸開業の際に並行在来線としてしなの鉄道に経営分離された、長野県長野市の長野駅を起点に、新潟県妙高市の妙高高原駅を終点とする37.3kmの路線です。
 飯山線の列車はすべて北しなの線を通って長野駅まで乗り入れています。


三才       16:24着 16:25発


 ここから一気に乗客が増えてきました。


北長野      16:28着 16:29発
 左手にJR長野総合車両センターが見えてきます。
 ここはJR在来線で初めて、車両基地と車両工場を一体化させたところです。








長野       16:34着
 長野駅はJR東日本の北陸新幹線と信越本線、しなの鉄道の北しなの線、長野電鉄の長野線が乗り入れています。

 
 ここで乗り換えます。

 つづく

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