※『旅の窓リバイバル8~東北新幹線新青森開業記念号に乗って(1)』を改題し、カテゴリーを変更したものです。
2010年(平成22年)10月15日の朝日新聞に、東北新幹線全線開業当日の12月4日に新青森開業記念号で運行するツアーの記事が載っていました。
申し込みは2人からで、「新青森開業記念号で行く東京」は2万7千円~4万6千円(金額の差は、ホテルのランク)、「新青森開業記念号で行くTDR(東京ディズニーリゾート)への旅」は3万1600円~5万1千円。特典として記念乗車証などがつき、定員は600~700席程度。15日午後2時から青森、岩手両県内のびゅうプラザなどで販売する。
との内容でした。
そして翌日には、初日のツアー申し込みが20組程度しかなかったとの記事も載りました。
このときは全く興味はなかったのですが、12月に入り開業当日の指定券が売り出され、1番列車は完売したものの、他の列車には空きがあるとのニュースを聞き、パンフレットを見たところオリジナルボールペン&記念乗車証付きとあり、2万7千円で1泊2日できるのであればと、青森のびゅうプラザに行ってみました。
結果、まだ28,000円で泊まれるホテル(池袋のホテルメトロポリタン)に空きがあり、席もあるということで、「新青森開業記念2号」に乗って東京に行くことになりました。

12月4日は、新青森開業と同時に、東北本線八戸・青森間が「青い森鉄道」に移行する日でもあり、2種類の記念切符が売り出されていました。
2日間使えて1,500円乗り放題。青い森鉄道になったため運賃も割高になって、4日に野辺地から青森までは1,010円、5日八戸から野辺地までは1,300円。合計2,310円。差し引き、810円のお得。


その他に、記念に自動券売機で千曳までの乗車券を買い0001の印字。次に通勤定期券を購入00002の印字。


駅名票は事前に準備していたのか、青い森鉄道バージョン。

しかし、時間がなかったのかJR時代の特急の乗車案内はそのままになっていました。

野辺地駅発6時34分の1番列車に乗り青森に向かうことにしました。
JR時代は、同じく野辺地6時19分始発の八戸行きと一緒に青森から回送してきた電車も、今日からは八戸から単独で回送され野辺地始発になっていました。

回送されてきた電車は、昨日までJRで使用したものを譲渡とされたもの。夜を徹して準備したのか、電車はすべて「青い森鉄道」のシールやラッピングに全線開業記念のヘッドマークをつけていました。




青森駅で奥羽本線の普通電車に乗り換え、新青森駅へ。
奥羽本線のホームにおり、エスカレーターで2階へ。


連絡通路を通って、新幹線改札口へ。


更にエスカレーターで3階の新幹線ホームへ上がっていきます。

つづく