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旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

三陸鉄道 鉄印の旅 2 山田線サミット

2020-10-13 16:40:24 | 山田線の旅
 ※写真は後方展望です。
 あえて古い路線図を使います。


盛岡 モリオカ              09:01発
 新幹線の高架をアンダーパスし、山田線の旅が始まります。


上盛岡 カミモリオカ       レ
 かつては2面3線のホームと盛岡方に貨物側線が有った駅ですが、現在はマンションの谷間にある1面1線の無人駅です。


山岸 ヤマギシ          レ
 線路の両側が丘陵地となっており谷間の様な地形になっています。


 曲流する米内川を7回渡って上米内駅へ。




上米内 カミヨナイ       09:13着 09:13発
 駅舎はありますが無人駅です。


 駅前左手には1934年(昭和9年)に開設された、盛岡市最初の米内浄水場があり、建物は有形文化財に登録されています。


 徐々に山の中に入り、第12米内川橋梁付近から25‰の上り勾配が連続します。


 峡谷を真っ直ぐ上れないのでS字に蛇行し、橋梁とトンネルが連続します。

 ・第1用水橋梁
 ・第8米内川橋梁39m
 ・第9米内川橋梁39m
 ・第10米内川橋梁39m
 ・第11米内川橋梁39m
 ・第12米内川橋梁53m
 ・第13米内川橋梁39m
 ・第1鍋倉トンネル203m
 ・第2鍋倉トンネル167m
 ・投沼トンネル840m
 ・第14米内川橋梁
 ・折壁トンネル175m
 ・第1外山トンネル188m
 ・第2外山トンネル925m
 急に勾配が緩く感じるところが、かつてスイッチバックの「秘境駅」と言われた、大志田駅跡です。


 再び25‰の勾配で上り続けます。

 ・第1大志田トンネル396m
 ・第2大志田トンネル260m
 ・第15米内川橋梁78m
 ・第3大志田トンネル177m
 ・第4大志田トンネル80m
 ・第16米内川橋梁98m
 ・第5大志田トンネル120m
 ・第6大志田トンネル91m
 ・第7大志田トンネル153m
 ・第17米内川橋梁20m
 ・第1浅岸トンネル1,183m
 ・第1中津川橋梁39m
 ・第2浅岸トンネル90m
 ・第2中津川橋梁39m
 ・第1落合トンネル282m
 ・甲子又川跨道橋
 ・第2落合トンネル224m
 ・折戸トンネル204m
 ・第3中津川橋梁26m
 ・第4中津川橋梁39m
 次に勾配が緩くなる所が、浅岸駅跡のようです。


 山峡を上ると山田線最長トンネル第1飛鳥トンネルに入ります。出ると右手はるか下の谷を俯瞰する地形えすが、木が茂っていて視界は余り利きません。
 ・第5中津川橋梁53m
 ・第6中津川橋梁39m
 ・第7中津川橋梁39m
 ・第1飛鳥トンネル2,263m
 ・第2飛鳥トンネル143m
 ・第3飛鳥トンネル1,114m
 25‰の上り勾配もようやく平坦になりサミットを迎えると、区界駅です。


 上米内駅から区界駅までの距離は25.7km。JR東日本管内在来線の最長区間です。

区界 クザカイ          レ
 かつては交換可能な相対式ホーム2面2線の有人駅駅でしたが、現在は単式ホーム1面1線の無人駅。木造平屋建ての駅舎は、1928年(昭和3年)の開業当時のものを使用していますが、2021年(令和3年)2月下旬からの使用開始を目指した工事が始まっています。
 ここは標高744m。東北地方の駅としては最高峰。


 これから下っていきます。

 つづく

旅のコレクション~駅弁83 「3種の鶏めしいなり」

2020-10-13 08:55:46 | 旅のコレクション
【3種の鶏めしいなり】(大館駅他)
[製造元](株)花善 2020年(令和2年)9月8日 大館駅前「花善」店舗で購入 価格590円


 「花善」は2019年(令和元年)7月に、パリに現地法人「SAS ParisHanazen」設立し、市内に常設店舗「1899ToriMeshi」を開店しました。
 その「パリ花善」と共同開発して、両国で販売しているのが「3種の鶏めしいなり」です。
 掛紙のデザインは「トリコロールカラー」。


 左から「サーモンとわかめのいなり」「鶏の甘辛煮とそぼろ玉子のいなり」「むきえびと大館産枝豆のいなり」。付け合わせは、「枝豆入り蒲鉾」と「ガリ」。
 食感も味付けもごくありふれたいなりの皮に、『鶏めし弁当』と同じ御飯が詰められています。
 「サーモンとわかめのいなり」は、日仏融合のトッピングでしょうか。
 「鶏の甘辛煮とそぼろ玉子のいなり」は『鶏めし弁当』のトッピングと同じ組み合わせ。
 「むきえびと大館産枝豆のいなり」も、日仏融合のトッピングでしょうか。
 付け合わせの「枝豆入り蒲鉾」は、秋田県が日本トップクラスの「枝豆」の産地であることから、数年前から定番となりました。




 新たな試みとして評価は出来るものとは思います。900円の『鶏めし弁当』に比べてお手頃で、大館駅・秋田駅・大曲駅などのNEWDAYSでも販売しているので、比較的入手が簡単です。ただ、個数限定で生産されるため確実に手に入れるためには大館駅前にある『花善』へ2日前の17時までに予約がお勧めです。
 個人的には、お手頃感満載なのは540円の『鶏めし玉手箱』だと思います。こちらは、
前日13時までの予約で販売は10時よりと、入手の難易度が少々高くなります。