旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~ブルートレイン アメニティ(2) 寝台特急あけぼの

2017-01-26 10:59:11 | 旅のコレクション
「寝台特急あけぼの」は、昭和45年に上野駅・青森駅間を東北本線・奥羽本線経由で運行開始しました。


その後、昭和48年に上野駅・秋田駅間に1往復、昭和57年に上野駅・青森駅間に1往復増便されましたが、昭和63年に上野駅・青森駅間の1往復が減便となりました。
 その後平成2年には山形新幹線工事開始に伴い、上野駅・青森駅間の1往復が東北本線・陸羽東線・奥羽本線経由となり、上野駅・秋田駅間の1往復が高崎線・上越線・信越本線・羽越本線経由となり、列車名を「寝台特急鳥海」に変更されました。
 更に平成9年の秋田新幹線開業に伴って東北本線、陸羽東線および奥羽本線経由の「あけぼの」が廃止となり、高崎線・上越線・羽越本線経由の「鳥海」を「あけぼの」に改称して、上野駅・青森駅間を平成26年3月14日まで定期運行していました。
 定期運行終了にあたってJR東日本は「ご利用の減少と車両の老朽化などに伴い、寝台特急「あけぼの」(上野~青森間)の運転を取り止めます。なお、お客さまの多い時期に臨時列車として運転します。」としていて、何回か臨時列車として運行されま.
 平成27年1月3日(上り列車)4日(下り)を最後にその臨時運行もなくなりましたが、JR東日本は正式に廃止を発表していませんが、これが最後の運行と考えられています。

 アメニティがもらえるのは、シングルデラックスだけでした。


 シングルデラックスは1人用個室ですが、壁に収納されているベットを使うと2段ベットとなり、2人で利用できました。


但し、アメニティは歯ブラシが2本になっているだけで、基本的に1個でした。


 乗車したときは、大雪のため2時間50分ほど遅れて終点青森駅に到着しました。


 そのため途中の秋田駅で、JRからおにぎり又はサンドウィッチと飲み物の提供がありました。