つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2012-04-10 05:59:45 | 日記
世の中の喧騒遠く島の春

2日間同志10人で房総の方に旅に行って来ました。暖かくノンビリとした贅沢な時間を過ごすことが出来、同じ趣味を持った仲間ゆえ、和やかで有意義なひと時でした。その中で仁右衛門島というある個人が所有する島があり、いまだに住んでいる人がいるというので昔懐かしい手漕ぎの渡し船で行ってみると、源頼朝の隠れ穴があったり、秋桜子や風生や真砂女の碑があったり、島の奥に本当に一軒奥ゆかしい家がありお婆さんと息子さんが住んでいました。300年も経つという家や、600年も前のシュロの木が庭にあったりで、自然に囲まれ静かな生活を営むその姿に不思議なものを感じて出来た句です。春の海はどこまでも青く穏やかな波をたたえて美しい景でした。又、宿泊先となった鴨川グランドホテルは俳人鈴木真砂女の家跡ということでホテル内に真砂女ミュージアムがありこの俳人のいろいろな事を知ることが出来実に興味深いものがありました。ホテルの窓には見事なオーシャンビューが広がり、春満月が海面にキラキラと影を落とし綺麗でした。
コメント
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