つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2018-06-29 09:25:05 | 日記
八の字に茅の輪くぐれば安らげり  つゆ草

明日でもう半年が終わりです。今年は早くから夏日となり、この先が思いやられそうですが、雨不足もちょっと心配です。先日都会の真ん中にある日枝神社に行って来ましたら、大きな地の輪が出来ていて潜らせて頂きました。何でも潜る順番があるらしく、左廻り右回りもう一度左回って、一礼ということでした。目的は最近御朱印に興味を持った娘が、日枝神社の御朱印が欲しいというので寄ったのですが、達筆な御朱印でした。そんな訳で彼方此方の神社仏閣で御朱印を書いていただいているのですが、どの筆も本当に味のある素晴らしい字なのです。有難さが滲みでていて思わず一礼です。今日は又、私の窓際の3本の背の伸びすぎた木を伐ってもらっているのですが、予想以上に無くなってしまい、小鳥の声がもう聞けないかな‥等心配しているところです。
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今日の1句

2018-06-27 10:27:16 | 日記
紫蘇添へて刺身の皿を彩りし   つゆ草

窓辺で紫蘇を栽培しています。これが結構役に立つのです。先日烏賊としめ鯖のお刺身のお皿に何枚か千切って添えたら、立派な夏料理の一品になりました。梅雨の中休みでしょうか、熱い日々が続きまだ慣れていない体がキツイです。そんな中、ホテルオークラの玄関ホールで、ピアノのソロ演奏があるというので、行ってきました。毎月25日にいろいろな音楽家たちの演奏があり、ワインのサービスもあり良いのです。まだ若手の演奏家でしたが、賞を何度も取っているとかでその腕は凄いものでした。私の好きなハンガリー狂詩曲は圧巻で、フジコヘミングのも素晴らしかったのですが、若さの力強い演奏は又違った魅力があり、行った甲斐があったというものでした。夏の夜の素晴らしいひと時でした。
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今日の1句

2018-06-24 10:17:39 | 日記
色も香も忘るる歳や白あやめ   つゆ草

目に見えないところで少しずつ老いを覚える歳となり、ちっとも嬉しくないのですが、今日はくしくも私の誕生日なのです。言いたくない年齢なので言いませんが、健康でこんにちまで生きてこられたことに感謝です。昨日は、沖縄の中学生が戦争に関する自作の詩を朗読していました。その内容の確かさ、真実さ、前向きさに感動しました。あの悲愴感を忘れずに今を力強く生きていきたいと訴える女の子の言葉は、皆の心を打ちました。私は後何年生きられるか自信はありませんが、いつもと同じ様にいつもと同じ時空を静かに生きられたら・・と思っている今日のことです。
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今日の1句

2018-06-22 14:43:28 | 日記
鉢植えの下が隠れ家蟻群団   つゆ草

今日は又熱い日となり毛布を洗いました。梅雨の晴れ間はいろいろすることがあり、忙しいのですが、合間をぬって、銀座にかねてから観たかった映画を観に行って来ました。「モリのいる場所」です。30年間自宅の敷地より外に出かけた事が無い画家熊谷守一を山崎勉が、その奥さんが樹木希林という構成で、、初共演だそうです。画家は広い庭を毎日散歩しながら虫や植物や魚やらの生き物を観察するという変わり者で、何ともユニークな人間なのですが、相変わらず樹木希林の演技が面白く、つい笑ってしまうのです。何時間も寝転んで蟻をみる行為も滑稽で、この天才画家の生き様は俗を離れ、仙人の様な容貌も実在した人と思うと、興味深いものがあります。この画家の存在を私は日曜美術館で知り、その絵もすばらしいのですが、人間性にも惹かれました。今日の1句は、先日我が家の鉢植えをどけたら、万という数の蟻が隠れていて、びっくりした時のものです。
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今日の1句

2018-06-19 16:58:56 | 日記
梅雨晴れにケンタてふ子生まれけり  つゆ草

何年前でしょうか、ある句会の懇親会の席で、箸置き句会とやらをやり、まだ入ったばかりの私のこの句が選ばれて嬉しかった事を思い出しました。梅雨晴れで句を作れという感じで、その場で作らなくてはならないので、初心者の私には難題でした。二人目の孫が梅雨の時期に生まれたので、素直に句に詠んだのが良かったのか、普通は嫌われる孫俳句でしたが、お箸が入っていた袋に余興とした句を書き回すもので、お遊びの部分もあり楽しいものでした。今日の様な梅雨晴れの日でした。そのケンタ君の誕生日が今日なのです。先日二日早くお祝いの会をしたのですが、10歳の蝋燭を立てたケーキを持参し、喜んで貰えて婆冥利に尽きるというところでした。かれこれもうあの日から10年経ったということです。孫を詠んだ句はあまり良くないらしいのですが、私は何回か句にしています。お孫さんのいない方には申し訳なかったと反省しています。
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