今日の1句

旅雑誌山と積まれて春隣

次々と旅の雑誌が送られてきて、昨日の様に温かい日にはどこか出掛けたくなります。1月も駆け足の如く過ぎ去り、早いものでもう明日から歳時記では春です。少し風邪気味だったので大人しくしていたのですが、そろそろカメラを持って春の花でも撮りに行きたい今日この頃です。でも今咲いているのは福寿草とか寒椿位でしょうか？水仙ももしかしたら・・等楽しみです。

今日の1句

うらうらと銀座の街に春を待つ

今年になって何度目の新年会でしょう。昨日は贅沢にも銀座のレストランでランチをいただきながらの写真の仲間の新年会でした。テレビでもお馴染みのK先生は睡眠不足といいながらもとても美しく、昨日は隣の席だったので、まるで一足先に春の花が咲いたように眩しく見えました。写真という趣味を共有できる仲間がいる小さな幸せと、美味しいフレンチを愉しんだ一日に感謝です。

今日の1句

見下ろせば天下泰平四温かな

昨日は午前中は雲一つ無い晴天だったのですが、午後になり少し風と雲も出てしまいそれでもさすがスカイツリーからの景色は圧巻でした。これは第一展望から見た光景ですが、なんと一分かからない50秒でエレベーターが上がります。今ではインターネットで申し込むと早く入場券が取れるそうです。豆粒の様な下界を見ていると、世の中何も争い事等なく平和に見えるのが不思議です。東京に住んでいてはとバスとやらに乗ったのは初めてで、ガイドさんの案内もなかなか面白いものでした。

今日の1句

レコードの針ゆったりと日脚伸ぶ

まだまだ寒い日が続きますが、時々部屋に射す日差しが柔らかく感じる日があります。昨日ある集会で新年会があり、蝋梅を持参した人がいて、淡い黄色に小さな春を感じました。三寒四温と言える日も近いかも知れません。今日は友達と初めて東京スカイツリーに上る予定があります。楽しみです。

今日の1句

風冴ゆる賞を取りたる白髪女史

先日の芥川賞を手にした黒田さんという方は75歳の白髪の方でした。凛とした笑顔が素敵でした。又、先日亡くなった詩人柴田トヨさんは101歳でした。90歳から詩を書き始めたそうです。勿論普通の人には無い優れた才能がお有りなのでしょうとも、幾つになっても夢は捨ててはならないという希望を与えられました。テニスの伊達公子さんはまだ若いですが、頑張っていますし、今歳を重ねた女性が輝いているように見えます。私の回りにもそんな素敵な女性が何人かいます。嬉しいことです。