この人形はとても気にいっています。お座敷でしっとりと舞う芸者の色香がにじみ出ているでしょう?
私が和紙人形を習っていたのは、今から15年程前です。その時の作品が部屋の隅の飾りたんすに35体程、残っております。もっと多くありましたが、随分、友人にプレゼントしました。長年、気にも止めずそのままにしており、ケースの中とはいえ、ほこりがして日本髪がほんのり白髪状態になっているのを目にして、我が頭と同じだと絶句してしまいました。ほこりを掃って少しずつ、こうしてブログをとおして、お披露目でき彼女たちも喜んでくれるでしょうか。
題名を忘れましたが、この人形は作成に時間がかかりました。どの和紙人形もそうですが、着物の ”しわ”を本物の布の様に創り上げるのが、とても難しいところです。
また体を少し曲げることによって、舞を舞ってる表情をリアルに再現できます。
また体を少し曲げることによって、舞を舞ってる表情をリアルに再現できます。