【コホオアカ(小頬赤)】
野鳥 : スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属
生活型 : 旅鳥または数少ない冬鳥
生息地 : 平地から山地の林、林縁、草地、農耕地、ヨシ原など
時期 : 春秋の渡りの時期
全長 : 12.5cm
日本産ホオジロ中最小で目の周りから頬までの赤茶色な羽色が特徴的
ホオアカ が日本で繁殖する留鳥なのに対してコホオアカはスカンジナビア半島からロシア東部のシベリアにいたる地域で繁殖し、冬はチベットから中国の南部に渡って越冬する。
日本は渡りのルートから外れるので稀に観測される。
夏羽は、頭部が暗橙褐色で、頭側線、頬を囲む線、顎線は黒褐色である。
白いアイリングがあり、後頸から側頸は灰褐色で、背以下の体上面は淡褐色で、黒褐色の縦斑がある。
腮以下の体下面は淡褐色で、胸から脇腹にかけて黒褐色の縦斑がある。
冬羽は全体的に灰褐色が強くなり、顔は淡橙褐色で夏羽よりも鈍い色となり、腰は灰褐色で黒褐色の縦斑がある。
嘴は、上半分が黒褐色で、下半分は灰褐色となり、足は淡褐色である。
◎2025年2月16日 石川県にて 写真13枚
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