【立山カルデラを歩く(4)】
2012年9月28日(金)
その1 六九谷展望台
その2 立山温泉跡地
その3 天涯の水と天涯の湯
その4 白岩砂防ダムを降りる
その5 真川と湯川の出合
いよいよ今回の体験学習会の「健脚白岩下流コース」のメインに入ります。
『白岩砂防えん堤』は平成21年に国の重要文化財に指定されています。
主えん堤の高さは63m、長さ76mあり、7基の副えん堤を合わせると落差が108m(日本一)になります。貯砂量は100万m3で膨大な土砂をカルデラの出口でおさえるかなめになっています。
《その4 白岩砂防ダムを降りる》
これまで下流左岸上部の白岩下流展望台やトロッコ電車でトンネルから出たところの展望台から見学していましたが、今回の「健脚白岩コース」では、えん堤真下からその威容を見ることができます。
まず、白岩えん堤の上から解説員のお話を聞いてから、インクライン横の階段を降りていきます。
『インクライン』 白岩砂防えん堤の附帯施設として昭和49年に竣工したもので、車両や資材の積載専用として使用されていました。高さは約85m、線路長217mあり、人は約420段の階段を登り、降りすることになります。
白岩砂防ダムが見えてきました
管理橋を渡って反対側の壁まで行く事が出来ます・・・壁タッチ!
管理橋か砂防えん堤の下を見ましたが全く見えません
インクラインの階段を降りて、下に見える橋を渡ります・・・橋の欄干の下にスズメ蜂の巣が見えました
昨年白岩下流展望台から撮った白岩砂防えん堤と右側に少しだけインクラインの階段が見えます
同じく昨年トロッコ電車のトンネルを出たところの展望台から撮った写真です・・・右側にインクライン跡が
インクラインの運搬台です。緑色の台の上に工事車が乗り台全体が動いていきます
インクライン横の階段を降りていきます
下の乗降場所です
インクラインのレールと階段
上から5番目の主えん堤から見上げた白岩砂防えん堤
上部の方です
下の橋の上から見た白岩砂防えん堤です
その5 真川と湯川の出合 に続きます。
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