【ヤブヤンマ(藪蜻蜒)】
昆虫 : トンボ目 ヤンマ科
腹長 : 80~92mm内外
名の由来 : 森林などに近接した小規模な止水域を中心に生息する
日本産ヤンマ科の中では大型種で(オニヤンマより一回り小さい)、腹部が比較的長い。
成虫は体の地色が黒く、体側に黄色-黄緑色の斑紋がある。
未成熟個体は黄色みが強く複眼も褐色だが、オスは成熟すると斑紋が青緑色を帯び、複眼全面と第2-第3腹節下面の斑紋が青くなる。
メスは斑紋が黄緑色で複眼は緑色だが、個体によってはオスに似た青緑色になるものもいる。
またメスは腹節側面の斑紋がオスより大きい。
翅はオス・メスとも透明だが、老熟すると褐色にけぶる。
◎2013年7月19日 石川県にて 写真3枚
メス・・・土に産卵中。