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落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

カンパン処分中・・

2009-04-03 22:26:10 | 災害,非常食とか
ウチでは非常食をあれこれ備蓄しているが、その中の大型カンパンの保存期限がボチボチ近づいてきた。

このカンパンは製造後5年ほど保つ。 実は後一年半ぐらいは大丈夫なんだけど、賞味期限ギリギリまで置いとくのも何なんで(味の劣化等があるかもしれない)、新しいものと入れ替える為に今まで保存してあったヤツを(自分の胃袋にて)処分中である。

このカンパンって、よくスーパーなんかで売っているヤツとは少々違っている。
こんなの↓だが、前に写真をUPしたかもしんないな・・。



一人でボソボソ食わずに、仲間とかに配って食べて貰う手もあるのだけれど、実は数年前に試食して貰っている。
で、そん時に散々言われたんで(堅い! そんなにうまくない!! デカすぎ!!!)、又ボロクソ言われたくもないから、今こうして食事代わりに食っている訳だ・・・・
カンパンって殆ど味らしい味が付いてないし、仲間内で評判が悪かったのも仕方ないかもしれないんだけどねぇ・・。


今持ってるのは賞味期限って2010年10月まで。 味や匂いが購入当時と比較してちょっと油臭くなったような気がする。
保存には気を使っていて、きちんと金属製の缶に密封するようにしていたんだけど、経年変化ってヤツだろうか。
試しにオーブントースターで少しだけ焼いてみると、香ばしさが復活して食べやすくはなったが・・手元にはコイツがまだ大量に残っている!!・・・・
これ全部食うのはかなりキツい。 調子こいてドッサリ買うんじゃなかった・・・・。


大抵の非常食は長持ちするけれど、いつまでも保つ!・・訳がないし、そのうち処分(捨てるのは勿体無いから食う)する事になる。
この作業(?)にはいつも苦労しているのだが、期限内に使われなかったってことは、非常食を必要とするような「万が一の事態」が発生しなかった!・・ってことでもある。
ま、それに感謝すべきなんだろうね。 


次に買うカンパンはもうちょっと食べやすいモノにしよう・・・・。



ん?? ブログ妖精がなんか書いてる・・。 甘栗が腐ったってか?
自分と同じように食い物の取り扱いには苦労しているようだ。 
納豆のような糸を引いてるって事は、既に食い物ではなく危険物と化しているので、未練がましく持ってないで捨てるべし!

息抜き・・

2008-07-20 18:09:55 | 災害,非常食とか
試験勉強ばかりやってるとノーミソが過熱状態になるんで、昨日届いたブツをちょっとお試し・・。



↑ ・・何の事は無い。 株式会社武蔵富装の新型ミリめし「あつあつ 中華風カルビ丼」である。 
他にも「あつあつ とり手羽煮弁当」なるものもあるようだが、自分は鶏肉が苦手で、そっちは軽くパスすることにした。




↑ 内容物である。 
加熱袋,加熱剤,主食(レトルト米),副食(レトルト)と取説。
前に試したウィンナーカレーやすき焼きハンバーグには先割れスプーンが付属していたのに、今回は入っていない。(入れ忘れ?)




↑ 今回のブツはピリ辛味だそうで、口直しにスープを加えることにした。 汁物が無いとどうも寂しいし・・・・。




↑ 加熱前の状態。
袋の下部に加熱剤を入れ、その上に飯とカルビのレトルトを置き、更にスープのレトルトを置いた。
スープにちゃんと熱が加わるか不安だが、この「ミリめし」に同梱されている加熱剤のパワーをチェックする意味もあるので、このまま加熱を実行!!




↑ 出来上がり。 加熱の様子は前に書いたんで省略した。 
加熱具合はそこそこ良く、スープもそれなりに温まっていた。
今は夏だから、員数外のスープもいい具合に加熱出来たけど、真冬の使用だったらこれほど温まらないかもしれない。 その場合は別途加熱剤を追加する必要があるかも・・。

加熱後はいつものように(気分を出す為に)ダンボールを敷き、前に試したカレーと同様、飯を片側に寄せて空いたスペースに中華風カルビとやらを注いだ。(さすがにスープは入れ物を用意した。 そのまま食す! って手もあったけど)

で、味は・・・・。

そう悪くない。

が、「カルビ丼」と名乗ってる割にはカルビの割合が少なく、殆どが汁とタマネギだった。

かなり前に「ポークアンドビーンズ」なる缶詰(国産)を買った事があって、中身はえらく小さなハムの薄切り数切れに大量の豆!・・だったことがある。
名前が必ずしも中身と一致しない件についてはまぁ、こんなモンかね・・と。
暑さにバテ気味の胃袋にちょい辛目の味付けはいい刺激になったから、まぁ良しとするか・・・・。


この「ミリめし」シリーズ・・ 種類が沢山出るのは良いのだが、一時期にパッ!と出して後は出さない・・のだけは何とかして欲しいもんだ。
賞味期限が短めだけど、非常食としても使えるモノだからねぇ。 今の時期だとキャンプに持ってくって使い道もあるし。

メーカには「ネタ商品」として扱うのではなく、一般品として出してくれるよう望む。


さて、それでは試験勉強の続きでも・・・・。 

市販の加熱剤を使ってみた

2008-06-29 14:40:55 | 災害,非常食とか
チョイ前にレビューした「ミリめし」や本家MREには、少量の水を加えるだけで火傷しそうなほど発熱する食品加熱剤が添付されていた。
この加熱剤を単体で入手出来れば、自分の好みのレトルト食品等を組み合わせ、独自の非常食が準備出来るのに・・と思ってたんだけど・・・・あった!

商品名:モーリアンヒートパック



写真左の加熱袋は発熱剤(35g品)とセットで購入したもので、何回かの再使用にも耐えるようだ。
袋の大きさはA4よりちょっと(縦方向に)小さめで、市販されているレトルト食品(カレーとか)なら二つぐらいは余裕で入る。

で、加熱性能はどんなモンか・・と、一週間ほど前に届いた「例のブツ」に登場願うことにした。
これって加熱剤が入ってないから、試すのに丁度いいし・・。(戦闘食を名乗るのなら入れとけ! って思わなくもないが)

内容物は以下参照!



・レトルト米(白飯)  一個
・プルコギ丼の具   一個
・ウィンナーソーセージ(のレトルト) 一個
・わかめスープと折り畳み容器    一セット
・スプーン       一個
・取説         一枚
WSD謹製ステッカー 一枚

・・・・意味不明なものも入っている。 自分のバイク(DUCATI-SS900)に貼ったら「イタ車」になるな・・とか思ったものの、それは置いといて・・・・。



加熱剤,飯とプルコギ,ウィンナーのレトルトを加熱袋に詰め込んだ。 袋はこの三つで満杯になった。

加熱剤を入れる際に気になったのが、これ一つでどれだけの食品を加熱出来るのか何の説明も無いってこと。
食品と加熱剤がセットになっている「ミリめし」やMREなら、加熱する食品の量に悩む事は無いけれど(セットだから)、単品で購入した加熱剤の場合は「加熱可能な量の目安」を記載してくれないと不便では??
実際、加熱剤一つで三つのレトルトを温められるかどうか不安だったけど、ここは「実験」と割り切って一個で試す事にした。
尚、今は6月の下旬で室温は23℃である。 真冬時に外で使うのよりは随分マシな条件であるので、実際に使う場合はその点を考慮する必要があるだろう。



現在加熱中・・。

この加熱袋は頑丈な作りで、底を広げて自立出来るようになっている。
加熱剤が入っていたアルミ袋に水の量の目安が印刷されているので、その量の水道水を加熱袋に入れると・・即座に反応が始まった!!
袋はチャックで閉められるようになっており、中の蒸気を逃がす穴も開いているけど、「ミリめし」の時のように一瞬ビビるほど盛大な蒸気は発生しなかった。(だが、ごく微量の水素ガスが発生するそうなので、室内で使用するのはあまり好ましくないかもしれない)

発熱は20分以上も続き、袋の外から中のレトルトを触ってみるとかなり熱くなっている。 小さな発熱剤だけど、発生する熱量は相当ある模様。

だが・・・・。



反応終了後、食品を皿に盛り付けてみた。
飯はかなり温かくなっているものの、残念ながら中の方はまだ少し硬い。 プルコギとウィンナーも温かいけれど、アッチッチ!! となるほどではない。
この量の食品を温めるのに加熱剤一個ではパワーが不足したようだ。 
今の条件(室温とか)で十分温めるのには加熱剤が二個は必要と思われる。 もし真冬で室外使用ならば三つぐらいあった方がいいかもしれない。


まとめとしては・・・・。

前は入手困難だった加熱剤が容易に入手可能になった事は非常に喜ばしい。
阪神大震災で自分の親戚や友人が被災し、「暖かい食べ物が欲しかった」って何度も聞いたんで、これがその時にあれば・・と思った。
モーリアンヒートパックは安価だし、これと組み合わせた防災用品が販売されたらありがたいと思う。
但し、上に書いたように単品で購入した場合は加熱可能な量の目安が不明なんで、この点は改善を望みたい。(店の商品紹介ページにはあったけれど、災害時にそんなモンを覚えてるかどうか判らないんだし)
被災時に外で使用するとして、気温○度の時には加熱袋一つにレトルトいくつなら加熱可能とか、大雑把で良いから目安が欲しい。
今回試した白米のような飯類は食べられるようになるまで加熱するのに時間がかかるが、お粥ならそれほどかからない・・とか、食品によって必要な加熱量は全然違うから、はっきりとした目安は立てられないだろう。
しかし、ホントに大雑把なものでも無いよりは遥かにマシである。
メーカ側が実験し、それを「真冬時には○gの白米パックなら加熱剤を最低一個以上」とか、そんなので良いから書いてくれないものか・・・・。

この製品は災害用品以外にキャンプ用品としても使えるけれど、「使用方法」についてもう少し細かい記載を要望したい。




最後に「Woman Self-Defense 戦闘糧食II型 それゆけ!女性自衛官バージョン」の方を少し記しておく。

・・味が濃いっ!

自分はプルコギなる食い物が何なのか知らなかった。(これまで食った事が無い)
皿に盛り付けてみて「牛丼?」と思ったものの、味付けはちょっと想像外の代物だった・・

まぁ、加熱不足で米が少々硬かったんで、それを誤魔化すのにバリバリ!濃い味付けが丁度役立ったけど、さすがに全部は食えなかった。 腹は減ってたんだけどね・・。
ウィンナーはよくある缶詰の中身を乾燥気味にさせたもの・・って表現しか出来ないが、これもかなり塩辛くて・・。

ムチャクチャ濃いプルコギ+塩辛いウィンナー+塩味のわかめスープ・・・・。
・・拷問っスか?? 飲み物無しでは食えないよ・・・・・・・。


食い物の好みは人によって違うから、これを美味いっ!と感じる人はいるだろうが、自分はちょっと遠慮したい。

あと二つもあるのに・・ どう「処分」しようか・・。 


戦闘糧食?

2008-06-22 19:02:20 | 災害,非常食とか
昨日の晩から激しい雨が降っている。
何も出来ないんで(そもそもまだバイクは解禁されてない)、家で真空管のEp-Ip特性表を眺めたりしてたら・・・・。


・・こんなモンが届いた。



名称:「Woman Self-Defense 戦闘糧食II型 それゆけ!女性自衛官バージョン」

本来なら今月上旬の発売の筈が、(理由は不明だが)発売延期になってたんで、注文したことをすっかり忘れていたのだった。


何とも「アレ」なパッケージだが、今流行りの「ミリメシ」の一種である。
「萌え」キャラが敬礼してるヤツは陸自の戦闘糧食Ⅱ型の民間調達分らしいけど、長々と説明文を書くのもメンドいんで、ここを参照されたし。
何のキャラなのかよく知らんが、フィギュアがどうって書いてあったHPもあったような・・。
最近は自衛隊絡みの(萌えキャラが登場する)マンガもあるそうで、このキャラが登場するアニメもそのうち出るのかな?? 


缶詰の方は戦闘糧食Ⅰ型と似ているが、本物と比較して少々小さいような気がする。 チョイ前に手持ちの「本物」を胃袋で「処分」してしまったから、並べて比較出来ないのが残念。
Webであれこれ検索してみると、これは別に民間調達分でも何でもなく、自衛隊とは何の関係もないそうだ。
ま、雰囲気だけ・・って製品だろうね。 缶(の外紙)にF15がプリントされてるけど、そもそも空自に缶メシが必要かどうか考えたら・・ねぇ。
自分は非常食として使えるか?・・って考えてるんで、それが自衛隊や軍で使われているかどうかなんて特に気にしないが。 ミリタリーマニアじゃないから。


これの他に届くのを待っている防災グッズがあるんで、試食はそれが届いてからにする。(さっきメシを食っちまったし・・)


戦闘糧食と萌えのコラボっスか・・・・ 萌えパワーは強し!! ってとこだろうか。

雑記

2008-06-15 21:43:29 | 災害,非常食とか
交換したメインPCのE6600だが、昨日と今日で運用時の温度を計ってみると、アイドル時で30℃未満。 Super Piでブン廻すと45℃前後だった。
リテールファンの取り付けで密着性に少々不安があったけれど(初めて使うタイプなので)、その心配はどうやら杞憂に終わったようだ。 
これで本格運用開始! とするか。

使用感は前と殆ど変らないが、気持ち「キビキビ度」が増したような気もする。
あくまでも「そんな気がする」程度だが・・・・。

・・・・

それと、昨日の朝は地震で目が覚めた。
関東南部はごく弱い揺れだったものの、岩手では震度6強だったとか。
中国で巨大地震があったばかりなのに、今度は日本か・・。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。


ところで、一時期アキバの店頭から姿を消していた「ミリめし」が再び販売されているようだ。(新たなメニューになったらしい)
アキバの価格は何故かちょい高めだが、これは何でなのかねぇ?
大体1200円ちょっとするようで、1000円を切るようだと「試しに買ってみようか」となりやすいように思うが、そのラインを少しOverしているように感じる。

チョイ前に試食し、Blog記事としても書いたが、これって非常食としては中々出来が良いので(賞味期限が少し短いのが残念)、単なるマニア向け製品として売るのではなく、パッケージももっと一般に受け入れられやすいモノに変更し、一般販売して欲しいもんだ。


ウチの非常食類は少し前に全点検をやったばかりなので大丈夫だが、災害は何時発生するか判らない。
気を抜かないようにしなければ・・。

地震・・・・

2008-05-16 23:37:42 | 災害,非常食とか
四川省で大地震が発生して大きな被害が出ている。 日本からの救助隊も現地で救助活動を開始したらしい。


・・ニュースサイトを見ても、詳しい状況が出ていないのが何とももどかしい。


チョイ前に「ミリめし」について書いたが、それからすぐにこれほど大きな地震が起きるとは・・・・ 非常食等、万が一の備えについてこれまで以上に考えさせられた。

大規模災害時、救援物資は被災してすぐに手に入れられる訳ではなく、三日分ぐらいは自分で何とかしなくちゃならない・・とはよく言われる。 が、今回の地震では(地形的な関係もあってか)救援物資の配布が上手く行っていないみたい。
自分ン家では5日分ぐらいの非常食があるものの、もっとコンパクトにするとかして7~10日分程度は(余裕を見て)用意しといた方がいいかもしれない。
政府や関係機関の予想を遥かに上回る規模の地震等が起きるかもしれんし・・。
備蓄してある非常食に、新たに「ミリめし」が6箱加わったものの、箱ごと保管しとくのではなく、バラして一纏めにし、持ち運びしやすいように工夫した方がいいかもなぁ。

それと・・。

ニュースを見ていて、食料等をヘリや固定翼機から投下する画像があった。 けど、実施回数はそれほど多くないようだ。
日本国内の大規模災害で「空中投下」が殆ど行われないのは何故??・・と前から思っていたのだけれど、気象条件等の制約が結構大きいんだね。 「管制」の都合もあるから、各機がバラバラに行動する訳にも行かないし。
ニュース画像では、下に人が沢山いるのに箱?をそのまま(ポロポロと)投下していたけれど、あれじゃあ降ってきたモノに当たって大怪我又は死亡・・なんて、何とも表現し難い「事故」もありそうだ。

陸路が使えない状況だったら、もう空から投下して貰うしかないと思われるが、この辺って国内で研究している機関はあるのだろうか? 一番可能性が高いのは自衛隊だろうけど。
救援物資の迅速な配布方法について書かれている資料等があったら是非読んでみたい。


数日前に、関東でも強めの揺れを感じた。
一番揺れたのは午前二時前だったけど、その前に何度か小さな揺れがあった。(それで目が覚めた)

お隣の国の災害を「対岸の火事」だと思うなかれ。 心しておかねば・・。

ミリめし・・の試食2

2008-04-29 14:01:16 | 災害,非常食とか
昨日に引き続きミリめしの試食。 今日は「すき焼きハンバーグ」である。
GWなのに、何が悲しゅうてこんなモンを連食しているのか・・



・↑外箱

昨日食った「ウィンナーカレー」と同じ迷彩箱だ。 ラベルが茶色(カレーは橙)なのは、一目見て中身が見分けられるようにしている為だろう。



・↑内容物

カレーと同じだが、飯が少し違う。 味付け飯のようだ。



・↑飯のアップ

加熱後の飯を撮ってみた。 写真だと判りにくいが、醤油で味付けがしてある。 



・↑出来上がり

加熱工程は昨日と全く同じなので省略する。

ネーミングが「あつあつ すき焼きハンバーグ」となっているが、加熱後に中身を取り出すまでハンバーグとすき焼きがどう関わるのか判らなかった。
パックには「内容物200g」と書いてあるのに、ハンバーグを取り出してみると、これが何故か小さい・・。
取り敢えず飯の上にハンバーグを置き、パックを覗いてみて疑問が氷解した。
ハンバーグ入りのすき焼き・・って意味だったんだね

非常時に食器が無い状態で食するって状況を想定しているので、他の容器を用いずに盛り付けを考えた。 
少し飯を食べてからすき焼きを注ぐスペースを作り、写真のような案配と相成った。

味は至って普通。 ハンバーグはそこいらで売っているレトルト品と同じなので、MREに入っているハンバーグ(らしきもの)のような違和感?は全然無い。
すき焼きは自分にとって少々甘すぎな気もしたが、まぁ、これは個人の好みの範囲内だろう。

量的には昨日のカレーと比較して腹持ちがするような気がする。 カレーは汁なんで、ハンバーグのような固形物とは違うって事になるのかな・・。


これで「ミリめし」全二種を試食した訳だが、これをウチの非常食に加える事に決めた。 理由は以下の通り。

1.味が日本人好みである。 小さい子供やお年寄りでも食べられる。
2.同梱されている加熱剤は発熱量が多く、加熱袋も大型なので別の一品(お粥とか)を同時に加熱出来る。
3.コンパクトである。
4.加熱には水を要するものの、飲用水でなくても構わないので、アルファ米と比較して災害時には融通が効く。

自分的には1と4が大きいかな。
東京都なんかが備蓄しているアルファ米って、自分も何度か試食しているものの、お湯で戻さないと食えない・・ってのはかなり問題だと思っている。
水でも戻せないことはないが、(前に書いたけど)冬のツーリング時に仲間と試したら、一時間経っても食えるようにならなかったな・・。
ある程度の年齢層であれば、災害時に周囲の状況を見て「今食っておかないと・・」と考えて食うだろうが、小さい子供だとどうだろう? 家族にお年寄りがいたらどうなる?
「ミリめし」だったら子供が好きそうなメニューなんで、喜んで食べると思う。

災害時に水は貴重である。
「ミリめし」の加熱剤には150ccの水が必要だけど、これは(極端な事を言えば)泥水又はその上澄み液でも構わない。 直接口に入れる訳じゃないから・・。
その点、アルファ米は飲用水でなければならないので、災害時の融通性って意味で「ミリめし」に軍配が上がるだろう。

自分の備蓄食料として、スープ類のレトルトを何種類か用意している。
これを「ミリめし」の加熱時に加えれば、冬季災害時に温かいスープ類がメニューに加わる事になるし、同時に水分補給(水の節約)にもなる。
まぁ、真夏だったら加熱せずとも飲めるんだけどね。 
 

「ミリめし」を非常食として常備する・・のはいいけれど、入手性が悪いのはどうにかならないかなぁ。
メーカにメールでも出してみようか・・。


さてと・・ Vocaloidいじりでもやるか!

ミリめし・・の試食

2008-04-28 14:19:07 | 災害,非常食とか
GW3日目、今日の昼メシはアキバでも販売されている「株式会社 武蔵富装製 戦闘糧食(ミリめし)あつあつウィンナーカレー」である。
自分は別にミリタリーマニアでは無いんで、これを地震・災害に備えた「非常食」として捉えてどんな感じなのかをレポートする。



・↑外形

左の迷彩箱がミリめしで、中央は大きさ比較の為の煙草,右は(特に意味はないが)米軍戦闘糧食(MRE)だ。
ミリメシはMREよりも一回り小さくて、箱型だから収納は楽だ。但し薄い紙製の箱なので、いくつも重ねて置いたりすると潰れてしまう可能性がある。



・↑中身

中身は以下の通り。
 ・取説  一枚。
 ・加熱剤 一個。
 ・レトルト飯,カレー 各一個。
 ・加熱用大型ビニール袋が一枚とクリップ一個。
 ・プラ製先割れスプーン 一個。

レトルトに関しては、よくスーパーで売られているような同等品よりも小さい。 一食分としては少し少ないかな・・と感じた。
それと・・何故先割れスプーンなのか??  多分、ウィンナーが入っているせいかもしれない。



・↑加熱準備

レトルト二個と加熱剤をビニール袋に入れる。 この時、レトルトをどのように袋に入れるのか少し悩んだ。(横置きにするか縦置きが良いのか)
結局、加熱剤を一番下に入れ、その上にレトルト二個を並べて横置きにした。
で、取説によると、水を150ccほど(コップ3/4程度)入れ、クリップで口を留めてそのまま20分ほど置けばOK! なのだが・・・・。



・↑加熱中・・・・

水を入れて一分ほど経過したが、何も起こらない・・。
不良品か? と思って袋を振ってみたりしていたら、突然! クリップが吹っ飛んで猛烈な蒸気が噴き出し、水がグツグツと煮えたぎる音が!!!

これ・・ MREに付属しているヒータよりも発熱具合が大きい。
最初は袋を手に持っていたものの、火傷しそうなほどの強烈な発熱なんで、慌てて浴室にすっ飛んで行き、適当な所に立てかけた。(水が入っているのだから、袋を横にするのは駄目だろう)
これ・・ 取説にきちんと書いた方が良いと思う。 手に持ったまま・・ってのは無理! 初めて扱う人は驚くと思うよ。 自分も慌てたんで、加熱中の写真は殆ど撮れなかった。



・↑出来上がり

外で食ってる?気分が出るだろうと思い、ダンボールの上に置いてみた。

取説通り20分ほど加熱したレトルト飯は十分柔らかく、ホカホカと美味しそうだ。
カレー皿に盛り付けると良いかもしれないが、災害時にそんなモンが身近にある筈が無いので、他の容器は使わずに食する事にした。

飯を片側に寄せ、空いたスペースにカレーを注いだものの、飯の容器が小さいので全部は入らない。 食べながら継ぎ足して行くのが良いだろう。

でもって・・ 肝心のお味はと言うと・・・・。

美味いよ! これ!!


具はあまり入っていないが、ウィンナーはきっちり弾力があって食べ応えがある。先割れスプーンが入っている意味がよく判った。
カレーそのものの味は、そう・・ 昔のボンカレー(甘口)のような感じだ。 なんか懐かしい・・・・。
腹が減っていたこともあって、速攻で平らげてしまった。


・自分的なまとめ。

コンパクトで多機能,丈夫で中身が散乱しにくい,災害時に火を熾す事なく暖かいものが食べられる・・ これを満足する非常用食料として、今までMREを備蓄していた。
が、この「ミリめし」はMREと比較してもかなり良い(食品としては)・・と感じた。
MREは世界中どこへでも出かけて行く米軍の現用戦闘食なので、食品以外にもお手拭きやらマッチ等々が入っていて、機能面ではさすがにこちらの方が上だけど・・。

だが・・ MREを食べた人なら判ると思うが、あれって味の方はちょっと・・どころか、メニューによっては「どこが食いモンじゃ!!」って喚きたくなるような代物だからなぁ。

Wikipediaの「MRE」記事を引用すると・・

初期のMREは、保存性のみを重視した極端な質の悪さにより、MREをもじった様々な別名で呼ばれることになる。 「誰もが食べることを拒否したメニュー(Meals Rejected by Everyone)」や「食べ物に似た何か別物(Materials Resembling Edibles)」といった別名もあったが、当時飢餓状態にあったエチオピアをネタに「エチオピア人さえ拒否したメニュー(Meals Rejected by Ethiopians)」という蔑称で呼ばれたこともあった。 それ以来、特に味は向上したものの依然として、別名で呼ばれることもある。

・・引用終わり。

米国人って、舌が特殊なのか?? って思う時もある。 但し、大型クラッカーのように自分的にお気に入りな食い物もあったりするので、全部が全部ダメ! とは考えていないが。

「ミリめし」は、やはり日本人に馴染みのある食品だけあって、味はMREとは比較にならない。 これなら子供やお年寄りでも無理なく食べられるだろう。
同梱されている加熱剤も強力なものなので、これなら冬季の災害時にも温かい飯類が食えると思われる。
かつてボンカレーにレトルト飯が付属していた事もあったが、あの時は一時間かけて熱しても食えなかったのを覚えている。(冬に近くの山で試した) 最近のレトルト飯は本当に進歩したもんだ。

賞味期限が一年半と、非常食としてはちょっと短いのが気になるが、市販のレトルト食品と一緒に置いておくとか(最悪は加熱剤のみを使用する)、工夫次第で非常食として十分役立つ製品だと判断する。
後は入手性が悪そうなのと、価格がちょい高い(一箱千円前後)なのが問題だろうか・・。


明日はもう一つの製品「すき焼きハンバーグ」を試食する予定でいるが、自分としては手持ちのMREを全部処分し、「ミリめし」に置き換えようかと考えている。

お役所

2007-07-24 23:21:12 | 災害,非常食とか
NHKニュース水・食料 備蓄対策機能せずから。

要約すると、

柏崎市は・・

・飲料水は目標の十分の一ぐらいしか備蓄していなかった。
・主食は8割ほど備蓄していたものの、その半分は調理に水が必要な米だった。
・備蓄していた米も、断水で役に立たなかった。

刈羽村は・・

・な~んも備蓄せず!
・災害時には農協から支援して貰うつもりでいたが、相手には話を通しておらず、何とか融通してもらった米も水不足で使えず・・

あのなぁ・・・・アホかオメ-らはっ!!

「お役所」だってことだろうかね・・ 
で、こんだけ不手際があったとしても、「お役所」だから誰も責任は問われないんだろうね。 きっと。
言葉も無いや・・・・


で、それはそれとして、

Webで「非常食」を検索すると沢山出て来るけど、売っているモノって米類(アルファ米を含む)が非常に多い。
けど、米って非常食に向いてるって言えるだろうか?

・通常の米:調理にかなりの量の水と炊く為の火が必要。
・アルファ米:湯又は水が必要だが、冬季は水で戻すと(事実上)食えない。以前、真冬のツーリングで実際に試して確認した。
(全部の製品を試した訳じゃないけど、真冬に冷たい水で戻した米は喉を通りにくいと思うし、下手をすると腹を壊す)
・レトルト:お粥ならいいけど、たまに見かけるレトルトご飯はお湯に入れて相当暖めないと食えなかった。自衛隊の缶メシも同じ。

前にも書いたと思うけど、大規模災害時に大勢の食事を調理出来るだけの水が手に入らないのは、今回の地震でも証明されたと思う。
仮に水を備蓄してあったとしても、水は飲用以外に生活用水としても必要になる。
だから、調理にかける分の水は出来るだけ減らした方が良いと思うのだが・・・・

災害時に給水車が運用可能になるまでには少々時間がかかるし、それまでの繋ぎとして手持ちの品だけで食事を取れるようにしておくのはすごく大事じゃないの?
日本人には米! って気持ちも判るけど、米って緊急時の食い物としては必ずしも向いていないと思う。
米を炊き、「おにぎり」として皆に配っている映像がTVで流されているけど、あれって「炊く為の」環境が整って初めて可能になるのだから・・


ゴチャゴチャ書いたけど、そもそも「備蓄してない」・・なんて按配じゃ話にならんか・・
数年前に大地震があったばかりの地域で、行政側にこんな手抜きがあるとは思わなかったなぁ。

いろいろ・・

2007-07-18 22:53:16 | 災害,非常食とか
・救援物資について

新潟県庁のHPで、中越沖地震の救援物資について個人からの送付を辞退する旨の発表があった。
どこだったか、どうにも使えない物資が山のように余ってしまったけど、「救援」物資なので捨てるに捨てられず・・なんてことがあった。
ここは先方の言う通り、個人が送るのは遠慮すべきだろうな・・
赤十字等が義捐金の受付を始めてるので、これだったら「処分に困る」なんて事は無い筈。

・非常食

手持ちの非常食をチェックした。
半分ぐらいがMRE(米軍戦闘食)などと言うフザけた有様ではあるが、とにかく量的には十分。
けど、今持ってるMREって消費期限がそろそろ切れる頃・・
新しいのと入れ替えようかと(Webで)店の在庫状況を確認したら、軒並み売り切れ!!
まぁ、大きな災害が発生した直後だし、モノがモノだけに何時でも在庫がある・・なんて代物でもないから、これは仕方ないかもしれない。
折を見てボチボチと購入するようにしよう。

自分の場合、MREのメインディッシュは(味の関係で)当てにせず、これの副食関係とアクセサリーキット(ヒータを含む)を使うつもりでいて、それと市販のお粥とコーンポタージュスープのレトルトを一緒に保管している。
お粥とスープはMREのヒータで温めて食べれば良いんだし、汁物だから水分補給にもなる・・と考えてのこと。

さっきWebニュースをチェックしたら、こんな時期(夏が近い)なんで、衛生についての不安の声が上がっているとか。(そう言えば、最近の大規模災害って冬が多かったような・・)
ニュース記事によれば、手洗いに使う水が不足しているそうで、コンビニとかでよく見かける「衛生お手拭き」を送る・・って出来ないのかな?? 
軍用品のMREにさえ入ってるぐらいなんだし、手を清潔に保つのは重要だと思うが。
どっかの衛生用品メーカに要請してみては?(もうやってる?)

・Vista

話は全然変わるが・・

先々週に購入したノートPCにはVista Home PremiumがInstallされていた。
優待アップグレードで入手したVistaの同Verをメイン機に入れ、原因不明のトラブルで散々悩まされた挙句にXPに戻した・・なんて経緯があったりするけど、このノートPCのVistaは非常に好調!

メイン機のVistaはXPからのUpgrade Installを選択したけど、そうじゃなくて新規に入れ直したら、あのトラブルは出なかったのかもしれない。
地雷を踏んだ・・ってことだろうか。
XP専用にPCを一台確保してあるんだし、ここは折を見てもう一度入れてみる価値はあるかもしれない。
(相変わらずVistaで動かないアプリがあったりするけど、それはXP専用機で使う! って割り切る事にするとか)
Vistaでなければ困る! なんて機能は無いけれど、Aeroはやっぱ綺麗。 使っててもなんか落ち着くような気がしてねぇ・・
気が向いたらやろう。


・・以上、只の戯言・・