パン・ド・カンパーニュの部屋

自分で作ったおいしいものを中心においしい話を!

おかげさまで一年

2006-01-28 23:11:54 | Weblog
ブログを始めて、今日で一年がたちました。
始める前、テレビでブログのことをやっていて、おじいさんがこんな私でもコメントをもらって楽しんでいます、と言っていたのを、へー、あんなおじいさんがなんて、うらやましいなあと思って見ていました。
自分でやってみて、それはうそでないことがわかりました。
自分の記録にもなるし、それが一方通行で終わらないで、いろいろな方と交流ができることが何よりの楽しみです。
つたないブログですが、これからもよろしくお願いします。

冬の新穂高温泉

2006-01-26 21:25:06 | 山登り
今日は早起きをして、夏山の玄関口、新穂高温泉まで行ってきました。
目的は、新穂高ロープウエイに乗り、山の上から北アルプスの山々を見ることです。昨年の暮れから今年のお正月にかけて、行きたくて行きたくて、むずむずしていた場所です。妻の顔色をうかがいながら、いつでもスタンバイ状態でいたのですが、結局行けずじまい。
家を4:30に出発、松本ICに7:15頃到着。あとは国道158号線で上高地へのシャトルバスが出ている沢渡を経由して、安房トンネルを抜け、平湯温泉を通り、新穂高温泉到着、8:40。
でも、がーん。そこは雪がしんしんと降っている状態。じつは沢渡あたりから雪が降り始め、トンネルを抜けたら、さらに雪が深くなり、雪の降る量も増したような次第。これではロープウエイに乗るどころではない。がっかり。

新穂高のバスターミナルの前の建物はこの通り。夏に槍ヶ岳に行くとき、タクシーでここに来ました。登山届はこの建物の前にあるポストに入れたものです。



立ち寄り温泉の建物。



平湯のバスターミナル。夏にはよねやんと、りんご味のソフトクリームを食べたのが懐かしい。



途中の栃尾温泉の交差点。右に行くと新穂高、左に行くと神岡、富山。



栃尾の小学校の前を通るとこんな横断幕が。ちょうど子どもがこの幕をつけていたので聞いてみたら、今日、交流のある富山の小学校の子どもたちが、ここにスキーにやってくるので、その歓迎だとか。なかなか心温まる話。



夏、槍ヶ岳の帰り、最後に汗を流しに泊まったのが、ここ、双六荘。昨年、一昨年と利用しました。



で、目的を変更、飛騨高山に行くことにしました。高山ラーメンを食べてこようっと。高山はいわずと知れた古い町並みが残る町。そして山車が引き回される、春、秋の高山祭りが有名。京都、高山そして私の郷里の秩父と、日本三大曳き山祭りといわれています。

高山には私の大学時代の同級生が住んでいます。学生時代の面白いお話を一つ。3年生のときの5月の連休に松本や高山を一人旅しました。そのとき、その友人はなんと、同じときに私の郷里の秩父に行っていたのです。偶然とは恐ろしや、というお話でございます。今日は平日なので、友人には内緒、そして会わずじまいで帰ってきましたが。

もと来た道を戻り、平湯温泉で高山方面へ右折、平湯トンネルを抜け、丹生川村を通り高山へ。丹生川村までが雪がすごかったのなんの。スタッドレスタイヤを使い始めて、初めての本格的な雪道、それも山道。じつは雪道を走りたかったのも今回の目的の一つ。普通に走っている分には快適そのもの。ただし、坂道で止まって再発進となったらどうかな、という感じ。でも、満足、満足。

こんな感じです。車を運転しながら撮りました。



高山へは10:20頃到着。鍛冶橋手前の市営駐車場に車をとめ、チャッピーを連れて歩いて付近を散策。歩道は雁木ならぬ今風の屋根がついていて、雪は積もってはいませんが、所々、凍っており、つるつる滑るの何の。車の運転のときはワラビーを履いていましたが、町の中を歩くのは長靴のほうがいいかなと、長靴に履き替えたのがまちがい。チャッピーがぐっと引いたときに、足を滑らせ、歩道に転倒、幸い受け身が決まって、怪我も痛いところもなし。そのあと写真を撮ろうとポケットに手を入れたら、カメラがない、あっ、もしやあの時落ちたのかな、と元に戻ると、まだ歩道にカメラが転がっておりました。上着のポケットにカメラを入れてあったのが、外に転がり落ちてしまったようです。だれも持っていかなくてよかったでした。

なかなか古い町並みがあります。ここは特にかたまっているので有名な場所らしい。



荒物屋で火箸を買いました。バーベキューなんかで炭を熾すときに重宝、それに炭の火熾し器も買いました。

旅行で違う町に行ったときに、スーパーに寄るのも楽しみの一つ。
今回は、高山ラーメン、お赤飯、あんころ餅、豆餅、木曾のハーブ鶏の切り身、北海道の子持ちニシンの一夜干しなどを買い求めました。

さらに、高山といえば飛騨牛が有名。奮発して100g1000円のすき焼き用の肉を買いました。こんな肉はめったに買わない、いや、買ったことないかも。今晩はすき焼きです。

ほほ、これですよ。霜降りの牛肉、本当は脂の少ない赤身の牛肉が好きなのですが、たまにはいいでしょう。煮るとトロットした感じが目で見てもわかります。柔らかくて口の中でとろけてしまいます。



最後に、やっと高山ラーメンのお店へ。「甚五郎」というお店で、肉屋さんに教わったのです。ラーメン屋さんに言ったら、そこから肉を卸してもらっているとのこと。持ちつ持たれつですね。それに、スーパーで買った高山ラーメンも偶然このお店のもの。家に帰って袋をよく見たら、チャーシュウは当然でも、生のねぎまで入っているというこだわり。
スープはちょっと濃い目のしょうゆ味、麺は細め。まあ、こんなところかなという感じ。これだけでは物足りなかったので、この店のもう一つの名物らしいカレーも注文、食べてみました。トロットした感じで、なかなかおいしい。今は貴重なキャベツの細切りのサラダまでついてくる。食った食った、の満足。

高山ラーメン。湯気でレンズが曇ってしまいました。



甚八カレー。



駐車場に戻り、横の建物を見ると昔の洋風建築。昔の市役所だったとか、今は内部をリフォームして図書館として使っている様子。



あとはひたすら帰るだけ。12:15発。

丹生川村から上高地方面。雪もあがり、よいお天気になった。これも車を運転しながら撮りました。



上高地から松本への道すがら、野麦街道の島々です。上高地への道が今のように整備される前、登山者はこの徳本峠(とくごうとうげ)を越えて、上高地に入ったと聞きます。その峠の入口。



松本から上高地への鉄道の玄関口、新島々駅。ここからも上高地行きのバスが出ています。



ということで、家には17時頃に帰ってきました。こんなに簡単に高山まで行けるとは思ってもみませんでした。また、雪のないときに行ってみたいと思います。

雪景色

2006-01-22 10:23:31 | 自然
昨日は東京も、この冬初めての積雪となりました。といっても、家の付近で積雪5センチくらいでしょうか。雪国の人には申し訳ないのですが、これでも我々にとっては大騒ぎです。幸い、道にはほとんど積もらなかったので、大きな支障はありません。
今朝は零下に冷え込んで、濡れた道は、がちがちに凍りつき、ちょっと怖かったです。そこで、今朝のチャッピーの散歩には、この間買ったクラークスのワラビーブーツを履いて出かけました。靴底はクレープソールなので、凍った道には滑りにくいと聞いていましたから、ちょっと試したかったのです。びっくり、ほとんど滑りません、大正解でした。今まで、雪のあとのこういう凍った道で何度滑りそうになったことか。チャッピーが力強く引っ張るので滑りそうになるのです。今日はこっちは足元は硬く、逆にチャッピーがつるつる滑っていました。心強い味方を得た気持ちです。まるで車のスタッドレスタイヤのようです。

さて、例のイチョウの木の雪景色です。



ネイチャーウォッチング。動物の足跡です。狸でしょうか。向こうからこちらに向かって歩いてきたことがわかります。近くの神社の裏山で発見。雪の日の翌朝にはよくこうした足跡を見かけます。以前は、つがいの足跡もありました。
犬の散歩でないのは明白。飼い主の足跡はありません。



こちらはチャッピーの雪食べ。喉が渇くと雪を食べて喉を潤します。雪の山登りのときに覚えたチャッピーの得意技です。



多摩川に、富士山の写真を撮りに雪ました。



富士山の脇には、見慣れた丹沢の山々が見えます。



2月11,12日の連休には、あのよねやんと檜洞丸に登る予定でいます。
さて、今回はどんな面白いことがおこるか楽しみです。
乞う、ご期待。

どんど焼き(本編)

2006-01-19 21:48:34 | Weblog


さて、お待たせしました、どんど焼きの詳しいお話です。
私たちの地域では、昔からどんど焼きが行われてきました。昔は塞の神(さいのかみ)、なまって「せいのかみ」と呼ばれて、子どもたちのお祭りとして行われてきたのです。ごとに行われていて、よそのものをいたずらで焼いてしまうこともあったみたいで、作ってからは寝ずの番をしていたそうです。今私が住んでいる場所は昔、田圃だったところで、ちょうど、どんど焼きをやっていた場所とか。また別の地域では、田圃はない場所なので、どんど焼きを建てる場所が決まっていたとか。

どんど焼きの回りにはお正月飾りや、書初めなどを飾ります。地域の人も、お正月飾りの処分に使っているようです。ゴミに出すより気分的にいいですものね。
書初めが火にあぶられて、天高く舞い上がると字がうまくなると言われていたそうです。そして、繭玉(お団子)を火にあぶって食べると無病息災、この一年、病気にならないで元気に過ごすことができるとも。

昭和40年代くらいまで、あちこちでやられていたお祭りですが、その後、一時途絶えてしまったのを、昭和60年ごろから地域の青少年育成団体が復活して、今に至っています。1月15日が成人の日だった頃は、必ずこの15日(昔の小正月といわれていた日)に燃やしていました。

11月の終わりに材料の茅を刈り(茅刈りのブログはこちら)、1月8日に組み立て(どんど焼き作りのブログはこちら)、いよいよ燃やす日がやってきました。

私たちのどんど焼きは、ただ燃やすだけではありません。子どもたちに楽しんでもらおうと、燃やす前にみんなで食べ物を食べます。前もって食券の購入が必要ですが、この頃は100人分くらい当日券も用意しています。
前の日からお母さんたちが食べ物の準備をします。全部で600人分くらい作ります。

定番の豚汁。ほんの一部です。



私たちの得意の焼きそば。



パンさんの得意なチョコバナナ。



あとは、紙パックの飲み物。4品で400円いただいております。

そしてお汁粉、これは別料金100円ですが、食券を買っていない人用に売ることを考えました。


11時半から食べ物類を配り、12時半に抽選会(この時間までに会場に来た人に番号札を渡します)を行いました。賞品は私が選びました。1等1本 お米5kg、2等2本 スポーツドリンク1.5l 1ケース、3等3本 カップ麺1ケース、4等5本 レトルトカレー詰め合わせ、5等10本 タオル、6等10本 お菓子詰め合わせ、7等10本ポテトチップス、敗者復活2本 カップ麺1ケースです。
5等のタオルは運動会の景品で余ったものを使いましたが、あとはすべて食べ物にしました。なにやら品物をもらっても、気に入らないものだったら無用の長物になってしまいますからね。食べ物だったら、食べてなくなって場所いらずでしょ。

次いで、1時から繭玉(お団子)と篠竹を配布(無料で配布します)、繭玉は私たちのところでは和菓子屋さんに注文しています。1個50円もするのですよ。前は40円だったのがじわじわと値上げされてきました。他の地域では、お母さんたちが家で一人20個とか作って持ち寄るところもあるとか。私のところは900個くらい用意しないといけないので、業者にまかせてしまうのです。
配布が始まったら長蛇の列、延々と続きます。今年は例年になく参加者が多く、果たして繭玉が足りるかとやきもきしましたが、何とか間に合いました。でも、あとから来た人には配れませんでした。結局、900個用意した繭玉はあっという間になくなり、繭玉を持っていない人も100人はいたと思うので、今回の参加者は、始まって以来の1000人の大台にのったようです。

みんな、まだかまだかと待っています。篠竹の先に繭玉をつけています。
横にすると危ないので、立てて持つよううるさく言っています。



さて、1時30分になり市長が到着、挨拶の後、いよいよ点火です。

下に火をつけても、あっというまに火が上に走り、上から燃え出します。
周りの人垣に注目してください。まだ、みんな近くにたむろしているでしょう。



ところがこの段階で、あっというまに人垣は後退、熱くて近くに寄れないのです。
火をつける前に、あれほどマイクで、熱くなるから下がるように言っても言うことを聞かなかったのに、火がついたらこれです。まだ1/3くらいしか火がまわっていないのに、火の威力とはすさまじいものがあります。



全体に火がまわりました。



上の部分が崩れ落ちました。



やっと繭玉を火にかざすことができるようになりました。
みんな焼き過ぎないように。
ほんとうは、もっと火がおさまって、熾きになってからあぶるようにして焼くと、焦げないでおいしく食べられるのですが、みんなあせって直火で焼くから、真っ黒焦げになってしまいます。



今年は前の日に大雨が降って、当日は快晴になったので安心しました。
昨年は、非情の雨、ざあざあ降りの中で焼いたという苦い経験があります。
毎年、天気予報にはどきどきしています。8年前は15日が大雪で延期、次の日曜日が大雨で延期、3度目の休日にやっと燃やせたということもありました。
さて、来年もよいお天気に恵まれますように。

追記
おっちゃんさんから、繭玉がわからないとのコメントがありましたので、説明します。

繭玉は、米の粉で、お蚕の繭に似せた形に作るお団子のことです。昔、養蚕をやっていた地方で、小正月の飾り物に、この繭玉を飾って繭の豊作を祈ったのです。そして、どんど焼きで、この飾り物に使った繭玉のお団子を焼いて食べたというところが起源です。うちの実家の秩父でも、昔から小正月の繭玉飾り、行っていました。梅の木の枝に、この米の粉で作った繭玉を突き刺して飾るのです。
私たちのところでは、この繭玉(お団子)を篠竹に刺して、どんど焼きの残り火にかざして、焼いて食べるようにしています。篠竹に刺すのは、熱くてなかなか火に近寄れないからです。

どんど焼き(速報)

2006-01-15 17:27:16 | Weblog
今日は「どんど焼き」当日。
心配していた天気も1日違いで、今日は快晴。
無事に終了しました。
これから打ち上げ会に行ってきますので、もしかしたら今日は更新できないかもしれないので、とりあえず速報ということで。



撮影時間は13:15頃、いっぱい人が集まってきました。
篠竹の先に繭玉を付けているのがわかりますか。
これからいよいよ点火です。

さて、一杯だけ飲んできます。じゃあ、行ってきます。


シモバシラ

2006-01-12 21:50:29 | 自然
この写真はいったい何かわかりますか?



シモバシラというシソ科の植物の芸術です。

朝日新聞の連載コラム「花おりおり」にシモバシラは、
「名の由来は、写真を見れば一目瞭然。枯れた茎にみごとな霜柱が立つのである。ふつう草が枯れても霜柱はできない。本種で可能なのは茎の構造による。寒さで地上部は枯れても、晩秋から初冬にかけては根はまだ活動していて、水を吸い上げ、それが導管を毛細管現象で昇り、霜の花を咲かせる。」
とあります。

そう、これは氷の芸術なのです。

日によって形が変わります。
こんなのとか、



こんなの。
だんだん元気がなくなります。



秋にはこんなシソのような花を咲かせます。



夏に高尾山に登ったときにこの植物のことに触れました。
みなさん、覚えていますか。
夏の高尾山の記事はこちら。

あの時の約束を今日果たします。
青々とした葉をつけていた植物が、こうした氷の芸術を見せてくれたのです。

茎の根元の部分はこうなっています。

時間がたって、氷が解けてきました。



さらに、時間がたって、氷は全部解け、茎があらわになりました。



見てください、茎の根元の部分は皮が破けて、木肌が見えています。
この破けた部分から、水が噴出し、氷となるのです。
まるで水道管が破裂して、凍ったときのようです。

この現象が見られるには、氷点下の気温になることが必要です。
この冬は平年と比べて気温が低く、そのおかげで12月の下旬には毎日のように見ることができました。
えっ、毎日高尾山に見に行ったのかって? 
ふふっ、これは家の庭の「シモバシラ」の写真です。
妻が、近くの植物園で買ってきて、庭に植えたものです。
ああ、夏の約束は半分は果たしていないことになります。高尾山のシモバシラは見に行ってないからです。みなさん、ごめんなさい。なかなかこの時期は、どんど焼きの準備とかで忙しくて、高尾山に登ることができないのです。
ということで、この写真でご勘弁ください。

私の夢は、このシモバシラの苗を増やして、近くの神社に植えること。そして、シモバシラの名所にしてみたいのです。
さて、この夢が実現するには何年かかることやら。
がんばります。

「どんど焼き」作り

2006-01-09 14:28:14 | Weblog
昨日は、私の住んでいる地域の「どんど焼き」作りでした。
私が「どんど焼き」にかかわるようになってから、早10年がたとうとしています。
上の娘が小学校5年生くらいからでしょうか。その娘が今日は成人式を迎えました。
まったく早いものです。

さて、「どんど焼き」作り。

まずは、骨格となる竹取り。芯になる太い竹を7本、あと普通の太さのものを30本くらい切り倒します。近くの竹林からいただいてきます。
写真はトラックに載せたところ。



近くの小学校の校庭で組み上げます。まずは骨格作りから。



上まで組みあがりました。骨格の完成。



先日、刈っておいた茅を直径20センチくらいに束ねたものを、逆さにして竹の横棒に荒縄でくくりつけていき、茅を葺いていきます。
高いところは、高所作業車を使っています。最後に払った枝を周りにつけて出来上がりです。



こんな感じで完成です。



最後にみんなで記念撮影。さて、私はどこにいるかわかりますか。



今度の日曜日が本番、13:30に点火です。
それまでが緊張するところ。近くのどんど焼きが、2回ほど放火で燃やされてしまったことがあるからです。
何とか無事でいてくれることを願っています。

宮ヶ瀬湖

2006-01-04 19:24:45 | 自然
お正月休みの締めくくりとして、神奈川県の宮ヶ瀬湖に行ってきました。
ダムで堰き止めた人造湖です。



目的は、丹沢・蛭ヶ岳山荘で知り合ったI先生(中学校の先生です)の写真展を見るためです。思えば4、5年前のある秋の雨の日に、丹沢の主脈縦走のため焼山から塔の岳を目指していた途中、宿泊先の蛭ヶ岳山荘で知り合った縁。その日は雨のため、予約客が私のほかは全部キャンセルとなり、一人で夕方のひと時を過ごしていたら、雨の中をI先生が入ってきたのです。聞けば、写真が好きで丹沢を中心に撮っているとのこと。その日は消灯時間まで、いろいろと写真の話を聞かせていただきました。次の日は雨は上がり、雲海が広がっているなかなか面白い日より。何しろ富士山のほうから雲がすごい勢いで流れてくるのです。I先生は、すごいすごいと何枚も写真を撮っていました。先生とはそれを縁に、現在でもお付き合いさせていただいています。檜洞丸のつつじの季節に、ばったり山頂で会ったり、お誘いして檜洞丸の青ヶ岳山荘に泊まったりと。また、私が親しくしていただいている青ヶ岳山荘のスタッフの一人のSさんの子どもさんは、I先生の教え子だったりと不思議な縁です。
そして先生は、宮ヶ瀬湖の年に一回の写真コンクールでは、毎年、賞を獲るほど写真は見事です。宮ヶ瀬湖のカレンダーにも毎年掲載されるような腕前。今日も、その写真を見せていただきました。やっぱり、いつ見てもすごい。私なんか、うなりっぱなしです。私の写真のお師匠さんです、と勝手に思ってます。



写真の中央の建物の右端が水の郷交流館、先生の写真が飾られています。

左側に樅の木。クリスマスの時期、この樅の木にイルミネーションが飾られ、連日11時まで点灯されています。



この間、のんけんさんと水汲みに行った帰り、このイルミネーションを見に行こうとしたのですが、宮ヶ瀬湖への道に入ったとたん渋滞、あきらめてUターンしました。今度は空いているときに見に行きたいものです。

明けましておめでとうございます

2006-01-01 12:57:41 | 山登り
明けまして、おめでとうございます。
旧年中は数多くのコメントをありがとうございました。
また、本年も引き続きよろしくお願いいたします。

さて、元旦らしくおめでたい朝日を浴びる山の写真を一枚。
北アルプスの餓鬼岳に朝日があたりはじめました。
雪のアルプス、安曇野からの一枚です。



じつは、この写真、昨日撮りに行ったものです。急に思い立って、雪が見たいと思い決行(雪国のかたには申し訳ない)。

に気づかれないように朝の3:30に家を出発、6:30に大町に到着、すぐにその足で黒部ダムの玄関口、大町温泉郷まで行きました。さすが、大町まで来ると、道には雪が積もっています。道の脇には山のような除雪した雪が。はじめて見る冬の雪国の風景。

信濃大町駅です。



これは、秋に黒部ダムの入口の扇沢まで行ったときのバス乗り場。遠くには爺ヶ岳が雲に隠れています。



駅前から蓮華岳に朝日があたるのが見え始めました。



隣の池田町からは目の前にアルプスの山々が展望できます。帰りがけに寄りました。
町立美術館の丘から撮りました。

雪の安曇野と餓鬼岳です。



これは信濃富士とも呼ばれている有明山。左側には大天井岳が見えます。



パノラマ写真を作ってみました。



左側に雪をかぶった常念岳の山頂が見えます。右端は爺ヶ岳、さらに右が鹿島槍ヶ岳ですが二つとも雲に隠れています。

帰りがけ、いつもの堀金村の道の駅に寄って、お土産を買おうと思ったのですが、8:30からの営業ということでまだ閉まっていました。今は8:00。しょうがない帰るか、とすぐそばの豊科ICから帰路につきました。高速にのってすぐのSAでお土産に、りんごとワサビ漬を買い、給油をしました。下のすぐそばのガソリンスタンドでは、セルフにもかかわらず138円/lとありましたが、SAのガソリンスタンドでは、130円/lで、高速道路のスタンドは高いという先入観念が覆りました。しかし、長野はガソリンが高いですね。

家には10:30頃到着。何も知らない妻に、大町に行ってきたと告げるとびっくりしていました。今回はとんぼ返りでゆっくりしていられなかったので、来年は、大掃除は年末までには済ませておいて、年末はゆっくり旅行にでも行きたいなと思うパンさんでございました。

いま、チャッピーを連れて近くの神社まで行ってきました。

今年は私の歳です。わん。



これから私の実家の秩父まで行って来ます。今回は、下の娘が明日から塾があるので、妻と留守番。上の娘と行って来ます。娘の運転でです。娘は夏の旅行以来初めての運転です。もっと近場を頻繁に乗って練習してくれれば、あっしー君として重宝なのですが。
帰りは明日になります。では。