パン・ド・カンパーニュの部屋

自分で作ったおいしいものを中心においしい話を!

茅刈り

2005-11-27 15:32:31 | 自然
私の住んでいる地域では、毎年1月の15日前後の日曜日に「どんど焼き」を行っています。今日は、近くの空き地まで、それに使う「茅」を刈りに行ってきました。



「どんど焼き」は古くから、日本各地で行われてきた子どものお祭りです。さすがに、私の住んでいる地域では子どものお祭りはすたれてしまったので、20年位前に地域のお父さんたちで復活させ、今に至っています。

トラックに3台分くらいの茅を刈り、近くの小学校の片隅に積んでおきます。1月にはこの小学校の校庭に「どんど焼き」を組み立てます。まず、竹で骨組みを組み、今日刈ってきた茅で外側を葺くのです。

今日は、朝8時半に集合して、12時半頃帰って来ました。

昼食はお母さんたちが作ってくれた煮込みうどんです。食べるのに一生懸命で、写真撮るの忘れました。ごめんなさい。

来年1月第2週の日曜日にどんど焼きを組み立てます。
その日もいい天気でありますように。

鶏モツ煮込み

2005-11-23 17:36:55 | おいしいもの
今日は、ワインのおつまみに鶏モツの煮込みを作りました。
鶏モツといっても、鳥の心臓、ハツです。
これを大根、にんじん、里芋、玉ねぎと一緒に、例の返し醤油で煮込みました。
これに少しだけ、砂糖、みりん、日本酒、唐辛子を加え、甘辛く仕上げました。
出しは入れません。鶏のハツから出ただけの味です。
この頃は、ワインでも和食に合わせて楽しんでいます。何しろ健康的でいいですね。



この間のボジョレーヌーボーでは、飽き足らなかったので、今日はちゃんとした赤ワインを飲みたくて、南仏はコート・ド・オウベルニュのピノ・ノアールを買ってきました。1700円くらいでした。ピノ・ノアールというブドウの品種は、ブルゴーニュの赤ワインの代名詞で、ブルゴーニュでは、なかなか力強いしっかりとした赤ワインを作ってくれますが、ブルゴーニュ以外の土地では、さほど力強くならず、かえって飲みやすい印象を与えてくれるので、軽いワインがお好きなかたにはお勧めだと思います。それに値段も安いですし。
鶏モツ、満足したつまみに仕上がりました。

ボジョレーヌーボー

2005-11-20 20:14:28 | おいしいもの
この間買ってあったボジョレーヌーボーを、今日開けました。



先日の木曜日、すなわち11月の第3木曜日が毎年のボジョレーヌーボーの解禁日です。昨日、近くの酒屋さんに予約しておいたボジョレーヌーボーを取りに行き、先ほど、夕飯の際に開けて飲みました。

ボジョレーヌーボーは、言うまでもなくフランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区で作られるボジョレーワインの新酒です。普通のワインは飲めるようになるまでに、早くても半年から1年はかかりますが、このボジョレーヌーボーは仕込んでから1ヵ月半くらいで飲めるように作ります。特殊な方法で、ぶどうが早く発酵するように仕向けるのです。

だから、このワインの身上は、フレッシュなぶどうの香りがあふれていることです。そのかわり、熟成した濃くのある味とは程遠い感じです。

それからもう一つ、その年のぶどうの出来を暗示させてくれるという性格も持っています。

さて、今年のぶどうの出来は、すばらしいとのことです。一昨年が近年稀にみるほど最高の出来だったそうですが、それにも勝るとも劣らず今年は良い出来だとか。これからできる2005年産のワインは楽しみです。

今日は、あっさり骨付き地鶏のスープ、中身は大根と里芋、にんじん、セロリを加えて塩味だけ。
そして天然酵母のパンといっしょにこのワインを楽しみました。
若々しいぶどうの香りが、なんとも言えません。1年に1回の至福のときです。

追記、ふだんワインを飲むとき、軽いワインが好きなかたは、普通のボジョレーワインをお勧めします。値段も手ごろ、普通のボジョレーでしたら1500円くらいでしょうか。そしてワンランク上のボジョレーヴィラージュで1800円くらい、一番上のクラスのボジョレーの村の名前のついたものでも2500円くらい。安くていろいろと楽しめるのもうれしいところ。ぜひ、お試しを。

朝霧高原

2005-11-17 21:27:04 | 自然
今日は、妻とチャッピーと一緒に富士山麓の朝霧高原に行ってきました。静岡県富士宮市で、近くには田貫湖や白糸の滝があります。

車を毛無山登山口の駐車場に停め、近くをトレッキングしてきました。晩秋を彩る紅葉が綺麗でした。

まずは朝霧高原から見た富士山です。



近くの林はこのとおり。



これは川ではありません。溶岩が流れてきたら、溶岩を流す水路です。人間が人工的に作った川のようなもの。大工事だったことでしょう。



お昼ごはんは、コンビニで買ってきたてんぷら鍋焼きうどん。これをチャッピーに分けながら食べました。気温は7~8度でしたが、食べたあとは体がぽかぽか温まりました。

そのあとは、車で田貫湖に移動。湖の周りを一周しました。

田貫湖はダイヤモンド富士の撮影場所としても有名です。毎年4月と8月の2回にチャンスが訪れます。日の出の際、太陽が富士山の頂上から昇り、まるで富士山がダイヤモンドのように輝くことから、この名前がついたものと思われます。

ここが、ダイヤモンド富士のビューポイントだそうです。湖の一番奥まったところです。



田貫湖を一周しながら、写真をパチリ。

これは、紙の原料となるミツマタです。枝の先が3本に分かれているでしょう。



綺麗な赤い実がなっていました。



富士山に真っ黒い雲がかかり始めてしまいました。



帰りは鳴沢の道の駅に寄って、例のごとくお買い物。野菜をたっぷり買いました。
ついでに、小さい樅の木を根っこごと売っていて、安さにつられて妻が買ってしまいました。1メートルくらいの高さですが、735円でしたので、お買い得でしょうか。クリスマスに飾り物でもつけるのかな。
もう一つ、ついでに富士の名水とか、水が汲めるようになっていたので、ポリタンクに汲んで帰りました。なんでも、日本で一番、パナジウムという成分が多いのだそうです。どんな作用があるのか知りませんが。

で、一路、中央道でわが家への帰路につきましたが、明日までの中央道の集中工事にぶつかり、八王子の料金所あたりで、大渋滞にはまってしまいました。渋滞情報では、3キロ、20分となっていたので、つい安心して下に降りないでのっていたのが運の尽き。何しろ、40~50分というものぜんぜん動きません。これなら、せめて渋滞情報に正確なことを表示してくれればよかったのに、と憤慨したパンでございました。

鱒釣りと芋煮

2005-11-13 19:50:58 | おいしいもの
今日は、ブログ仲間の「のんけんさん」と、八王子の恩方(陣馬山のふもと)に、鱒釣りに出かけました。ついでに芋煮も作ってしまおうということにもなり、材料を持ってのお出かけです。
ついでに、この恩方というところは童謡「夕焼け小焼け」の作詞者「中村雨紅」の誕生の地で、詩はこのあたりの夕焼けの風景を詠んだものといわれていて、この辺は「夕焼け小焼け」の里と呼ばれています。

京王八王子の陣馬行きバス乗り場に7:50に待ち合わせ、8:00発の昔懐かしいボンネットバスは混んでいたので乗れませんでしたが、直後の増発便に座ることができ、ラッキーでした。8:45に陣馬高原下の終点に到着。和田峠への道を右に見て、左の道を歩くこと約10分で鱒釣り場に到着。

辻野養魚場



ここはじつは鱒の養殖場、日曜日と祝日のみ(3月23日~11月23日までの期間)一般のお客さんを受け入れ、釣った鱒を料理してくれ食べさせてくれます。


まずは芋煮の準備から。玉ねぎや長ねぎ、油揚げ、厚揚げはあらかじめ家で切ってもって行き、里芋、大根、にんじん、ごぼうをその場で皮を剥き、切りました。

「のんけんさん」がガスコンロを持ってきてくれ、まずは鍋を沸騰させるところから。まめな「のんけんさん」が丁寧にあくをすくってくれます。

少しお腹がすいてきたので、「のんけんさん」が作ってきてくれたおにぎりを頬張ります。鮭のおにぎりですが、これがなかなかのもので感心しました。まるで売っているような型で作ったおにぎりです。お米のおいしいこともありますが、ちょっと固めの具合がおいしさを増してくれます。

具がだいたい煮えてきてから、味付けです。今日は牛肉を入れたので、醤油ベースの味付けにしました。醤油は例の返し醤油、便利です。隠し味に味噌を少々。これは手前味噌です。さあ、おいしく出来上がりました。



いよいよ鱒釣りの開始です。初めはすぐに餌を捕られてしまうばかり、やはりあわせなければなりません。浮きがチョンチョンと沈んだら、ヒュイッとあわせます。あっ、やっと1匹釣れました。コツがわかればしめたもの。もう1匹はすぐに釣れました。合計2匹。  パンさんの釣り姿でございます。



釣った魚は、はらわたを取ってくれ、炭火で焼いてくれます。もう1匹はから揚げにしてもらいました。これがなかなかおいしいのです。

さあ、塩焼きの出来上がり。
初めはビール3本、あとは熱燗2杯。酒の名前は陣馬山。ああ、いい気持ちになりました。



これがから揚げ。



芋煮です。



お天気は気持ちいいほど晴れわたり、もみじもこんな真っ赤に映えています。



食べ終わったあとは、洋ナシのラ・フランスを剥き、デザートに。
そして、インスタントながらコーヒーで締めくくる。
気持ちよい食事ができて満足。

14:15のバスに乗るべく、帰路に着きました。バス停の手前にこんなレンガ造りの蔵がありました。



さらに、バス停の前には、今は開いていない昔のお店が。



こけしにゆず洋かんというのが目に目につきました。
このお店が開いていた頃の賑やかさはどうだったのだろうかと、ふと感傷的になったパンでございました。

のんけんさん、面白かったね。お世話になりました。
お疲れ様でした。

あんこう鍋

2005-11-10 20:12:04 | おいしいもの
今日の夕食は、あんこう鍋。



ほんとうは、今晩は牡蠣鍋にしようとスーパーに買い物に行ったら、あんこうが安く売っていたので、思わず買ってしまいました。
980円でしたが、大きなパックに大きなあんこうの身がいっぱい詰まっていたので、つい手が伸びてしまいました。小さな身で少量のあんこうでは、みみっちくて食べた気がしません。今まで何度泣いたことか。でも、今日のものは違います。食べでがありました。
アン肝も少しだけついていましたので、これを味噌とすり鉢で合えて、出汁と合わせて味噌仕立てのあんこう鍋に仕上げました。

本場のあんこう鍋は、今年1月の末に、福島県の小名浜に仕事関係のグループで行き、1泊して食べてきました。お目当ては、この鍋です。さすが、本場のあんこう鍋はおいしかった。味噌仕立てで、肝を味噌と擦り合わせて入れてありました。こうして食べるのをこのとき初めて知りました。
今日のものは、そのときのものと比べ、落ちますが、それはそれ、十分楽しめました。

本場ものは、来年早々に、また食べに行きたいと思っています。

福祉まつり参加

2005-11-06 22:01:31 | Weblog
今日は私の住んでいる市の福祉まつりというイベントがあり、参加してきました。



私の仕事の関係の団体が正式に参加したついでに、私と有志で別働隊として、うどんを売ってきたのです。
うどんのつけ汁は、この地方で昔から作られてきた汁を作りました。
玉ねぎをしんなりするまで炒めて、これに茄子と肉を加えさらに炒め、水を入れ、きのこ類を加えて、だしと醤油、みりんで味付けして出来上がりです。

うどんの玉はあえて冷凍うどんを用いました。冷凍うどんは解凍したばかりだと、手打ちうどんのようなぷりぷり感があるからです。そして、わざと少なめな分量として100gの玉を用いました。これは普通の分量の半分です。このイベントには他にもいっぱい食べ物を売っているので、他の食べ物もお腹に入るように、少なめにしたのです。

今日は曇りで、肌寒かったので、この温かいうどんが飛ぶように売れて、あっという間に用意していた100食分のうどん玉がなくなり、さらに追加で50色用意した分もすぐになくなりました。初めて参加したので、勝手がわからず、こわごわ100食しか用意しなかったのですが、うれしい悲鳴です。食べた人が宣伝してくれて、おいしいと聞いたから食べに来たという人がかなりいて、これもうれしかったです。
来年もやるとしたら、もう少し増量して臨みたいと思います。

さらに、自分たちで食べるようにと、昨晩、眠い目をこすりながら、泣く泣く打った手打ちうどんの玉を販売したら、これもたちまち売れて感激しました。
2kgの小麦粉から小麦粉250g分のうどん玉が8パックでき、これを300円で売ったら、儲けが1700円くらい。手間はかかりましたが、原価の何倍もの値段で売れるのですから、商売って面白いなあと、つくづく感心したパンでございました。

うどんの写真は、忙しかったので、撮らずじまいです。
そのかわり、かわいいヤギの写真をどうぞ。



会場内で、動物の体験コーナーというのをやっていて、そこにいたヤギさんです。

柿・柚子狩り(秋の味覚 その3)

2005-11-03 17:55:19 | おいしいもの
今日は昨日までの天気予報だと晴れのマークでしたが、急に曇りマークになりました。本当は、お天気のもと、軽くハイキング(いま、パンさんは整形外科で膝の治療中で、山登りは控えています)に行きたかったのですが、曇りではと急遽、またまた家の庭の植木の剪定作業を行いました。
棒樫の剪定を行ったのですが、どんぐりが成っているのを見つけたり、またまた、キジバトの子どもが孵って巣に居たりと、いろいろな発見をして、それなりに面白かったです。キジバトは今年3度目のご出産です。といっても、親はどの鳩だかわかりません。今までの親が卵を産んでいるのか、はたまた子どもが卵を産んでいるのか、謎です。

ずっと家にいるのは飽きたので、ちょっくら柿と柚子をもいできました。



見てください、柿は富有柿、そして、柚子。柿と比べて柚子の大きいこと。 
この柚子はとてもジューシーなので、果汁を絞って柚子ジュースを作って飲んでいます。
うちの子どもたちの小さい頃からの好物でした。

うちの裏山のささやかな秋の風物詩です。
その回りでは、りんごが真っ赤な実をつけて成っています。今度の日曜日あたりがりんご狩りかな。
柿やりんごの季節が終わると、駆け足で冬がやってきます。あっという間の一年です。