パン・ド・カンパーニュの部屋

自分で作ったおいしいものを中心においしい話を!

ちゃくちゃくと、

2006-06-29 21:16:19 | 山登り
ちゃくちゃくと、準備は進むよ、夏山のことだけど。

昨日は、出発1ヶ月前ということで、行きの夜行列車の切符を買ってきました。
この頃、なかなか人気で、出発間近かになると希望の切符が買えないので、今回は売り出し初日に買ってまいりました。なんてったって、グリーン車よ。



(写真は昨年秋に剣岳に行ったときの、ムーンライト信州の行き先盤)

といっても、この山用夜行列車、ムーンライト信州号は、車両こそ昔の中央線の特急のものを使っていますが、列車としては鈍行扱いなので、特急料金は必要なし(まあ、ゆっくり寝られるように、鈍行なみにとろとろ走ってくれます)。だから、グリーン車といっても、乗車券4310円に1900円プラスするだけで快適な夜が保証されます。椅子の列は普通片側2個×両側ということで4列でしょうが、このグリーン車は2列+1列の3列のみ。だからゆったり。それに、後ろの席とも離れているので、リクライニングもたっぷり倒せて、気持ちよい。極めつけは、消灯してくれて、小さい電球のみにしてくれること。これが、寝るにはなかなか重要なことなの。普通席だと、夜中もこうこうと明るい照明がつきっぱなし。これだとなかなか熟睡できない。
さて、今回はグリーン車の切符を手に入れることができた。快適な夜が過ごせるように祈るばかりである。。。

天上の宴会

2006-06-18 21:57:40 | 山登り
天上の宴会とくれば、いわずと知れたこと。そう、昨日は久々に丹沢・檜洞丸の青ヶ岳山荘に泊まってまいりました。
今回、私が背負い上げたのは、ロゼワイン1本、もらいもののジンギスカン用の味付け肉と、それに入れるための玉ねぎLサイズ2個、ウインナソーセージ2パック。今回は軽い軽い。

それにしても昨日は蒸し暑かったのなんの。登り始めて、いつもと違うことに気がつきました。まず汗の量が違います。それに比例して、水の消費量も多いです。体もなんとなく重く感じられます(まあ、実際重いんですけど)。ばてばて、ほうほうのていというのでしょうか、やっとこさ登ったという感じ。でも、標高が高くなるに連れて気温も低くなるので、山の上のほうでは暑さは一段落、これだけでもありがたい。

14:30に登り始めて、青ヶ岳山荘17:30着。大体予想時間通り。小屋に着く直前に、雨がぱらぱらと降ってきて、間一髪、助かった。

小屋に入るとすでに大宴会が始まっていました。知った顔も何人かいます。よねやんとTさんは、今回私が誘って来てくれた。それに、この間、ここで結婚式を挙げたご夫妻も来ている。こんなに早く会えるとは思ってもいなかったのでうれしい。

まずは着替える前に、外で水を浴びさせてもらう。そして着替え、さっぱり。
そして宴会の席に着く。よねやんの隣。
まずは冷えた缶ビールで乾杯。 うう、おいしい。この一杯のために今日は暑い中を登ってきたのだ。

よねやん得意の馬刺し。



あとは、よねやんが持ってきてくれた鴨の燻製。
竹の子のキムチなんてものもある。

そして自分が持ってきたワインを開け、よねやんも持ってきたワイン2本も開け、宴会は大いに盛り上がる。

最後の食事は、麻婆豆腐と激辛卵スープ。



団体さん10名は就寝。あと、仲間内だけで小屋番のとんぼちゃんを囲みしばし談笑。発電機を止め、石油ランプのみの光。これがなかなか雰囲気があっていいものだ。眠くなってきたのと、酔いも回っているので、こちらは寝転び肘枕でお話させてもらう。なんて奴だろう、皆さんごめんなさい。
さて、11時も回り、そろそろ就寝。

翌日は6時起床。外は今のところ雨がやんで、雲の切れ間から隣の山が見えている。



団体さんを送り出してから、我々は朝ごはん。Tさんが背負ってきたアジの開きを炭をおこして焼く。あじ焼き係をかってでた。なかなかおいしそうに焼けた。

さて、朝ごはんを食べ、帰路につく。9:30発。

今朝までの雨で、道が濡れているので、滑らないよう慎重に下る。

登山道脇に名残のツツジが咲いている。



霧にむせぶブナ林。



中腹ぐらいで本格的な雨になり、脱いでいた上のレインウエアを着る。

下に12:00着。

さて、私の持って行ったジンギスカンはどうしたか。昨日はあまりにも持ち込みの食材がいっぱいあったので、出る幕がなし。今朝もアジの開きで出番なし。で、また持って帰ってきちゃいました。だって、もらい物だから、あとでおいしかったよとお礼を言わなければならず、そのためには自分で食べてみないと、お礼の仕様がないでしょ。せっかく持って行ったが、しょうがない。
今度食べよっと。


夏山決定!

2006-06-14 20:21:39 | 山登り
今年の夏山縦走の予定が決まりました。
7月下旬から8月上旬にまたがって、昨年と同じ「槍ヶ岳へ」です。
ただし、ルートが異なります。
今回は「表銀座」ルートです。

このルートは長野県側の中房温泉を起点に、燕岳(つばくろだけ)、大天井岳(おてんしょうだけ)を通り、ここから喜作新道を経て槍ヶ岳へと向かうものです。



写真は昨年泊まった、ヒュッテ大槍から見た「表銀座」ルートの一部です。
左上の白い山は大天井岳、右の方へ常念岳への稜線が続きます。
槍ヶ岳へは、大天井岳から手前への稜線、ここが喜作新道の初め1/3の部分です。

表銀座とは面白い命名ですが、これは銀座通りのように、人でごった返す登山道を揶揄したものでしょう。今のように上高地へのアクセスが不便だった昔は、槍ヶ岳への最短コースとして人気があったのです。表があれば裏もあるもの。一昨年は裏銀座コースを歩きました(ただし、終点は槍でなく双六)。

昨年は槍ヶ岳登頂の際はガスが出ていたので、まわりの景色は見えませんでした。で、今年、再挑戦。お天気が悪ければ槍の頭には登らないつもりです。

この写真は昨年、ガスの中、槍ヶ岳の頭に登頂し、宿泊先のヒュッテ大槍へ向かう途中、からっと晴れ渡ったなか、降り返って写したものです。



さて、今年のお天気はどうか。
梅雨は降るなら降って、海の日あたりには、からっとあがってもらいたいものです。

槍ヶ岳をあとにしたら、それからは、飛騨側へ下ります。終点は新穂高温泉。今年も最後の夜は温泉につかってゆったり過ごします。
精進落としのビールが楽しみ。
ああ、早く来ないかなあ。

入梅前の。。。

2006-06-04 21:46:23 | おいしいもの
 週間天気予報では、来週の半ばから雨マークが。平年の関東地方の入梅が6月8日というので、いよいよ梅雨が始まるのでしょう。

 そこで、今日は入梅前の最後の日曜日ということで、今までやり残した庭仕事を一気にやってしまいました。草取り、庭木の剪定、妻が剪定して山積みになっていた枝のかたずけ等々。

 でも、午後はビール作りもできました。これで、この夏に自分で飲む分を確保。
どうも市販のビールは物足りないのです。いつも、まずいなと思いながら飲んでいます(山では別ですよ)。

ビールの素・缶詰2種類。



 これを大鍋の煮えたぎったお湯の中に混ぜて、1時間ぐつぐつと煮ます。



火を止める寸前に乾燥ホップ(まるでラビットフード)を入れておしまい。鍋ごと流水で荒熱をとり、発酵容器に移し、さらに水を全部で19Lになるように加えて、ビール酵母を振りかけて、蓋をして、あとは2週間放置しておきます。

発酵容器。



2週間後に瓶詰めして、さらに2週間で出来上がり。都合1ヶ月の我慢です。

今日の夕飯は、妻との合作。



私は野菜たっぷりのカツオのたたき。サラダ感覚で食べられます。野菜は自家畑のベビーリーフたち。この間、種を撒いて間引いた野菜たちです。
妻は久し振りのパン生地からのピザ。
ワインは、ブルゴーニュのアリゴテ。