パン・ド・カンパーニュの部屋

自分で作ったおいしいものを中心においしい話を!

漆器は面白い

2007-02-25 20:55:01 | Weblog
先日の連休で、仕事関係の団体の旅行で能登半島に行ってきました。
詳しい話はまた後日。

で、輪島塗を見たけど、いいのか悪いのかも見分けがつかないので、おみやげには買ってきませんでした。
でも、なんとなく興味を覚えたので、ネットで値段の安い漆器を探していたら、石川県は加賀市の山中漆器という産地のものを探し当てました。でも、中国で作っているのだそうです。山中漆器の仕様で作らせているとか。しかし、安いんです。妥協して安さで買ってしまいました。漆器なんか今まで意識して買ったことなんかないので、まあ入門としてはいいのでは。

今日は久々にそばを打ちました。かみさんがてんぷらを揚げてくれて、天ざるです。



そばをさっそく漆器に盛ってみました。これは根来(ねこそ)塗りという仕様です。少し赤っぽい。

もう一つには、庭の蕗のとうで作った蕗味噌をご飯の上においてみました。



これは曙という仕様です。少し黒っぽい。
どちらも飯椀で、ふちが外側にそっている形をしています。だから、はそり椀という名前がついています。で、補強の意味で布が張ってあります。漆器って手入れが難しそうと思うでしょうが、けっこう手荒に扱っても大丈夫というのが感想です。
あっ、値段を書くのを忘れていました。これで一客1000円です。もちろん木製で、ちゃんとした塗りがしてあります。もう一つ買った汁椀は一客700円です。これなら手軽に使えるというものです。

左側には昨日飲み屋で教えてもらった、砂肝のしょうが焼きが見えます。
おいしいものを外で食べると、家で作ってみたくなるんです。
わかりますよね。