パン・ド・カンパーニュの部屋

自分で作ったおいしいものを中心においしい話を!

西丹沢・檜洞丸青ヶ岳山荘宿泊 (長編)

2005-06-30 21:39:46 | 山登り
6月25日(土)、ふだんの土曜日は仕事だが、この日は午前中に用事があったので、一日休みにした。それを利用して、かねてから泊まりたかった青ヶ岳山荘に宿泊することにした。今回で7,8回になるだろうか。昨年の秋に泊まって以来のご無沙汰だ。

12時半ころ家を出発。道志道へ向かう。途中、土曜日の午後ということもあって混雑している。
2時半ごろにいつもの神ノ川ヒュッテに着き、車を止めさせてもらう。2時40分ころ出発。

矢駄尾根を登り、熊笹の峰を目指す。暑い、とにかく暑い。これは注意しないと熱中症になりかねない。こまめに休憩し水分を取ろう。体に負担がかからないよう歩幅を小さくとって歩く。だんだん高度を上げるにつれ、風が涼しくなってきて気持ちがいい。30分で途中の林道を横切るところまでいけた。小休止。さらに1時間、イタヤカエデの下にある休憩卓で小休止。そこから熊笹の峰まで40分。やっと稜線に出る。あとは檜洞丸の山頂まで、多少のアップダウンを繰り返すが、比較的歩きやすいので楽だ。6月の初めには満開だったツツジも、もう見ることは出来ない。その代わり、バイケイソウの花が咲き始める。今まで何回かこの時期に登ってきているが、今年ほどバイケイソウの花芽が多いのは初めて見た。



夕方6時少し前にやっと山頂直下まで到達。山頂に人影が見える。思わず、「おおーーい」と声を上げる。向こうも答えてくれた。知り合いの人が迎えに来てくれていたのだ。ありがとう。
山頂を通り過ぎ、蛭ヶ岳方向に少し下ると、そこに青ヶ岳山荘が建っている。



山荘の前にも人影が。小屋番のとんぼちゃんとにしさんが迎えに出てきてくれた。うれしい。
挨拶もそこそこに、小屋の裏にいき、ドラム缶に貯めてある水で、水浴びをさせてもらう。あー、気持ちいい。水を浴びたあとは、あれほどかっかしてほてっていたいた体が、ひんやりした。衣服を着替え、まず缶ビールをもらう。ああ、なんておいしいのだろう。地上では味わえないこの美味さ。

さてさて、夕飯が始まる。今日のメインは豚肉のしょうが焼き。ばてばての体には、こういうこってりしたものがありがたい。

ザックからワインを取り出す。今日は発泡性ワインと10年物の赤ワインを担いできた。それにつまみの鴨の燻製。

テーブルの上には、他の人からの差し入れのつまみやお酒がずらーっと並ぶ。私の山の伴侶のよねやん(定年まじかの独り者のおじさんです)は、ポーランド製の馬刺し(ドンキで買ったんですと)と、今は貴重になった鯨のベーコン(3000円位したとのこと)を担いできた。

私は山の上での宴会が楽しみで、いつもこの小屋に泊まるのです。初めて会った人に、私が持ってきたワインを勧める。そうするとそれがきっかけで、話が始まる。私は、こういう人間関係が大好きなのです。

酔っ払う前に、よねやんと今年の夏山の打ち合わせ。やっぱり槍かなと。

ワインを飲んでいると、横から日本酒を飲めとついでくる。まだ、コップにお酒が残っているところに、今度は赤ワインを勧めてくる。もう、何がなんだかわからない。まったく酒飲みってしょうがないですね。
明朝早立ち組は、10時頃お開き。我々は関係ないので11時頃まで酒宴に酔いしれる。さすがに眠くなったので、休ませてもらう。

朝は、6時頃目が覚める。小屋の人たちはすでに朝ごはんの準備。
朝食のメニューは、ゴーヤと鳥肉の炒め物、玉子焼き、納豆、大根の薄味の煮物、味噌汁、ご飯。おいしい、おいしい。ここの食事にはレトルトものもちろん、缶詰さえ出ない。こだわりのおかずたち。

食後はコーヒーをいただく。ここのコーヒーのおいしさには舌を巻く。一番初めに訪ねたときの目当ては、このコーヒーだった。ブルマン800円なり。まさにこの価値あり。さる高貴な山好きなお方が、大学生の頃、ここの小屋にお寄りになり、この自慢のコーヒーをお召し上がりになったそうな。あとあとも、山で飲んだコーヒーの味が忘れられないと言っていると聞いた。わかりますよ、そのお気持ち。 この写真は小屋番さんが自慢のコーヒーをいれているところです。



コーヒーをいただいたあとは、カメラを持って小屋の周りの風景を撮りに行く。
緩やかな斜面の山頂付近は、ブナ林の林床にびっしりバイケイソウやマルバダケブキがはびこっている。

昔は薄暗いくらいにブナが生い茂っていたと聞く。深田久弥の「日本百名山」丹沢山の頁に、「蛭ヶ岳から西に、ズングリした頭の檜洞丸がある。丹沢で第二の高峰であるが、樹木で覆われていて道がなく、怪峰とか秘峰と呼ばれたものだが、今はどうか。」という記述がある。

今はその面影は薄らいで、明るいブナ林に覆われている。私は、その名前に何か言い知れぬ響きを感じる。檜洞丸に初めて登る前に、ガイドブックでその名前は知っていた。西丹沢に下見に行ったときに、檜洞丸の標識を見たとき、思わず武者震いしたことを思い出す。そのときはまさか、この山にこんなにはまるとは想像もしていなかった。これも、今まで、よい思い出を作ってくれている、青ヶ岳山荘のスタッフの皆さんや、そこで知り合った山の友人たちのせいである。ありがとうとお礼を言いたい。



さてさて、お昼頃には下に降りたいので、そうそうゆっくりもしていられない。支度をして、小屋番さんにお礼を言い、もと来た道を引き返す。頂上では、この間の川乗山の頂上でも見たサラサドウダンが咲いていた。ほんとにきれいだ。



頂上を通り過ぎ、一気に急下降。熊笹の峰、遠くに大室山が見える。よく見ると、山の緑の斜面にところどころ白い塊が見える。今頃咲いているのは、ウツギ系の花だろうか。こう見ると、なかなかきれいだ。



熊笹の峰から稜線を右に折れ、一気に神ノ川まで下る。今回はお天気だったので、木の根も乾いており、滑らない。これなら安心だ。濡れているとつるっと滑るので、要注意。

下に行けば行くほど暑くなり、汗がほとばしる。山の上の涼しさが、懐かしい。
2時間ほどで、降りきった。まあまあのスピードだ。これなら夏山も何とかなるかもしれない。

神ノ川ヒュッテで一休みさせてもらい、途中、青根の新しくできた「いやしの湯」で温泉につかり、汗を流す。ああ、さっぱりした。

家に帰る途中、ちょうどお昼時になったので、なじみの食堂により、ラーメンとチャーハンのセットを食べる。山から下りると、なぜかラーメンが食べたくなるパン・ド・カンパーニュでした。

おかげさまで半年間!

2005-06-28 19:54:14 | Weblog

今日で、ブログを始めて6ヶ月たちました。

これまで続けてこられたのも、皆様からコメントをいただいているおかげです。
   感謝!感謝!感謝!

だいたい1週間に2回更新のつもりでがんばってきました。

たぶんこれからも、こんな感じで続けられればと思っています。
そして、自分のスタイルというものが、少しずつ固まってきたかなと感じています。
どうか、これからもよろしくお付き合いください。
お待ちしていますよ。

写真は、昨年の西武ドーム「国際バラとガーデニングショー」で、妻が買ってきたバラ。名前は「AKIKO」。自分の名前と同じで、感激して買ってきたものです。
今年もこんなにきれいに咲きました。妻のイメージとは、ちょっと違うと思うのですが。

ホームビアガーデン

2005-06-26 20:07:32 | おいしいもの

 今日は暑かったですね。

昨日、今日と泊りがけで山に行っていたので、平地のこの暑さにはまいりました。

で、今晩は炭火焼肉です。妻が命名、ホームビアガーデン。

その名前、ブログにいただきっ、と言ったら、「ちゃんと私が命名したことを書いてよ!」だと。

ちゃんと約束は果たしましたよ。

夕方になって日が翳り、心地よい風が吹いて、部屋の中より外のほうが涼しいですね。

 スーパーでカルビの切り身を買ってきて、炭火で焼いて食べました。この七輪、焼き物専用です。ちょっと高かったですが、奮発して買いました。これは優れもので、炭の熱効率が良くなるように設計されており、ほんの少しの炭で、効率よく焼けるようになっています。

ビールは自家製。4月の中旬に仕込んで、1ヶ月、5月の中旬には出来上がっていたのですが、お披露目する機会がなく、今日初めてお目にかけます。種類はブラウンエール。黒ビールまではいきませんが、普通のビールよりも色が濃い。こくがあってなかなかおいしいですよ。市販の大手のビールが薄くって物足りない感じです。

わが家のペット、犬のチャッピーがくれくれと大騒ぎ。写真の片隅にわずかに影のような姿が見えます。さて、どこでしょうか。茶色の柴犬の雑種です。


きれいな奥さん

2005-06-26 17:06:27 | 自然
きれいな奥さんといっても、私の妻のことではありません。  あしからず。
この間のトカゲさんの奥さんのことです。この間のトカゲの話はこちら
昨日の朝、紫陽花に目をやると、ほら、このとおり。


まるで、花園の中できれいな花に囲まれて、満足しているよう。
よく見ると、お肌がすべすべで、この間のトカゲとは表面がちょっと違う。
きっとメスですよ。美人でしょう。で、この間のトカゲの奥さんと勝手に決め付けてしまいました。
何でこんなところにいるの? 紫陽花の蜜でも吸いに来たのかな。
満足しましたか?

梅酒の漬け込み

2005-06-23 13:44:24 | おいしいもの

先日、妻の実家の梅を採ってきて、梅酒の漬け込みを行いました。

妻がどっかで聞きかじってきて、梅を冷凍にして凍らせたまま漬け込むと、そのあとのエキスが出やすいんだそうです。本当か?

お酒は、焼酎でなくて、ブランディーです。ちゃんと梅酒用のブランディーが売っているんです。サントリーです。紙パックですよ。初めて知りました。こんなのがあるとは知らなかったので、安いブランディーを買ってきて使えばいいかなと思ってました。我慢できなくて、ブランディーをちょっとだけ味見してしまいました。まあ、ブランディーはブランディーかなってとこ。それだけで飲むにはいまいちですね。

 箱に他の果実酒の作りかたがのっていました。レモン、さくらんぼ、すもも、びわ、夏みかん、かりん、りんご、いちごです。まあ、すもも、かりんは聞いたことありますが、他のものは初めて知りました。りんごやいちごはおいしそう。さくらんぼはもったいない。びわなんかいったいどんな味になるんでしょう。

いずれにしろ、今回漬けた梅ブランディー、3ヶ月たったら飲めるということなので、今から楽しみです。


奥多摩・川乗山

2005-06-19 20:40:50 | 山登り

  今日は、山の会に入っている知人に誘われて、奥多摩の川乗山に行ってきました。

 写真は川乗山頂上で見かけた、さらさどうだん。どうだんツツジの一種です。

 多摩モノレールに乗って、立川へ。立川の青梅線のホームで待ち合わせ。同行者4人。一路、青梅線の鳩ノ巣まで。鳩ノ巣駅で降りて、準備体操。体操をしている脇で、なにやら行列が。聞いてみると、森林ボランティアの人たちで、これから植林帯の下草刈りに行くところとか。今、東京都は財政難で、都有林の枝払いや下草刈りまで、ボランティアを募集してやってもらっているんです。行列している中には、けっこう若い女性の姿を見受けました。みんな偉いですね。お金は貰えないのでしょうが、アウトドアの趣味と実益が合致しているんでしょう、ただ働きなのに、けっこう人が集まるものなのですね。

  準備体操が終わって、いざ、出発。初めから、民家の脇を登山口まで急登。登山口から先は、傾斜が緩やかになり、まあまあ楽ちん。大根の山ノ神、大ダワ、鋸尾根経由で川乗山頂上へ。山ノ神から大ダワまでは、傾斜も緩やかで歩きやすい道。そこから先の鋸尾根が急だった。下りにはお勧めできません。登りだから何とかなったという感じ。まあ、山好きの人にはいいのかも。

  川乗山頂上は混んでいました。場所を見つけて、シートを敷き、昼食。私は、今朝、自分でおかかと昆布のおにぎりを2個づつ握ってきました。さすがの私でも、1個が大きかったので、2個半しか食べられませんでした。頂上で食べる、おにぎりのおいしいことといったらありません。同行者の人からコーヒーや果物をいただきました。私からはキュウリの丸ごと1本漬け。昨晩、キュウリに塩をまぶし、ジップロックの袋に入れ、一晩冷蔵庫にほうっておいたもの。こんなものでも、山で食べたら格別。みんなに喜んでもらえました。

  下りは赤杭尾根。古里(こり)の駅まで、ひたすら下り。途中、少しだけのぼりのところもありましたが、ほとんど下り。同行の人たちの、スピードの速いこと。私も下りには自信がありますが、私でさえついていくのがやっと。5パーティーを抜き、地図の行程表の時間の6割くらいで、降りきりました。そのおかげで、駅で時間があったので、みんなで缶ビールで乾杯。風呂上りの1杯にも及びもつかないくらい、今日のビールはおいしかった。五臓六腑に染み渡るとは、まさにこのこと。この1杯を味わえただけでも、今日山登りをした価値があるというもの。

 と、言いながら、青梅線の終点、立川で降りて、モノレールの駅前で、また1杯。でなかった、正確には、大ジョッキ2杯、中ジョッキ1杯で、ふらふらになりながら、モノレールの駅から、自転車をこいで、家に帰ったパン・ド・カンパーニュさんでした。

下の写真は、登山道のいたるところで見かけた、山紫陽花。ほのかな甘い香りを漂わせていました。

 


カルロ・マリア・ジュリーニ逝く

2005-06-18 18:25:51 | 音楽

   イタリアの名指揮者、カルロ・マリア・ジュリーニが亡くなった。享年91歳とのこと。  

  ジュリーニの実演を聴いたことはないが、ジュリーニがウイーン交響楽団と来日したとき、NHK FMでライヴかライヴ録音だったかを放送したものを聴いたのを覚えている。ブルックナーの7番であったと思う。

  ジュリーニの音を意識して聴いたのは、レコード(その時代には、まだCDはなかった)やFMを通じても、そのときが初めてであった。そのときの演奏は、それまで聴いていたブルックナーの重々しい演奏とは異なり、明るささえ感じる軽やかなサウンドで、何か異質に感じ、少し聴いただけで聴くのをやめた。なんだ、こんなのブルックナーじゃねーや!っていう感じ。 

  しばらく、ジュリーニのことは忘れていたが、レコード評などでジュリーニのブルックナーの9番(オケはシカゴ響)は評判がいいのは知っていた。中古レコード店でレコードを物色していると、ジュリーニ:シカゴ響のブルックナーの9番があるではないか。試しに聴いてみようと思い、すぐに買い求めた。買った理由はもう一つ、ジャケットのデザインが斬新でかっこよかったから。  

  CDしか知らない今の若い人たちにはわからないだろうが、LPレコード(確か直径33センチだったか)のジャケットはCDなんかに比べると、格段に大きく目立つ存在であった。ジャケットを飾るための専用の額縁なんてものも売っていたくらい。

   写真はそのときのLPレコードのジャケット、横に追悼の意を込めて花を飾った。

  それはそうと、そのレコードの、ジュリーニのブルックナー9番は、聴き始めたとたん、鳥肌が立つような、すばらしい演奏であった。たちまち、そのレコードのとりことなり、何度聴いたことやら。

  大事なレコードは、まずカセットテープにダビングして、そのカセットテープを繰り返し聴いたものだ。このレコードもダビングして聴いていた。

  その後、ウイーンフィルを指揮して、ジュリーニはブルックナーの最後の3曲を録音してくれた。自分は7番のCDを買って聴いた。これも名盤中の名盤である。

  ブルックナーを得意とする指揮者がまた一人亡くなった。

すばらしい音楽を聴かせてくれた名指揮者、カルロ・マリア・ジュリーニの冥福を祈る。


かつおの「づけ丼」

2005-06-12 22:39:02 | おいしいもの

 今日の夕飯はかつおの「づけ丼」。

かつおの刺身を、厚さ5~10ミリに切る。これに、返し(醤油3、砂糖1、みりん1の割合で、鍋で温め、1~2週間容器にいれ、空気に触れさせ熟成させて出来上がり)をひたひたに加える。お好みで、ねぎ、しょうが、大葉をみじん切りにして加え、1~2時間漬け込む。これを、どんぶりに盛った寿司飯の上にのせていただきます。

 醤油を返しにして料理に使うと、ぐっと味にまろやかさと深みが加わります。なんといっても、生のつーんとした醤油の香りが消えてしまいます。そして、日本のハーブとも言われる、ねぎ、しょうが、しその葉がかつおの臭さを消してくれます。

 それに極め付けが、寿司飯。かつおのづけを口に入れて、寿司飯をいっしょに頬張ると、その混ざった味がなんともいえません。それぞれを単独で味わうときと比べて、数倍にも味が芳醇になるから不思議です。日本人に生まれてよかったと思う、いっときの幸せ。ぜひ、お試しください。

そうそう、ワインはボジョレーのロゼ。今日は暑かったので、冷蔵庫できりりと冷やして飲みました。ワインを飲もうという気持ちになるのも、せいぜい梅雨明けくらいまで。盛夏はやっぱり、ビールです。

追記 「返しの作り方」

材料:醤油、砂糖、みりん

醤油 3 : 砂糖 1 : みりん 1 の割合で計量しておく

鍋に醤油を加え、温める。沸騰直前の小さい泡がぶくぶく出るところで、火を止める。そこに砂糖を入れ、溶かす。再び火をつけ、みりんを加え、先ほどの沸騰直前まで温め、火を消す。冷めるまで放置して、別の容器に移し(うちは小さい果実酒用の容器を使ってます)、蓋を密閉しないで、キッチンペーパー とか和紙など空気が通るもので蓋をする。これを冷暗所で1~2週間保存(加熱してあるので、雑菌が不用意に入らない限り、腐らないのです。お醤油やみりん、夏でも常温においておいて大丈夫でしょう?)して、出来上がり。別の容器に移してもいいし、同じ容器で今度は蓋をきっちり閉めて使ってもいいと思います。返しは和風の万能味付け調味料です。もちろん、本当は蕎麦やうどんのおつゆに使うものですが、煮物全般に使えるので、作っておくと便利です。

づけを作るのでしたら、返しを作らなくて、そのときに材料を合わせるだけでもいいと思いますよ。別に、なんでもありです。

 

 


キウイと林檎のその後

2005-06-10 08:00:33 | 自然

梅雨に入る前にと思い、先日のキウイとりんごの状況を写真に撮ってきました。

まず、キウイ。ほんの1週間前にはまだ花びらがついていたのに、今はもうこの通り。花の命は、はかないですが、でもそのかわり、今ではめしべもこんなに大きくなり、キウイの子どもと呼べるくらいに大きくなりました。1週間前はこちら。( キウイのブログ )

さて、こちらはりんごの木。4月の終わりにはこんな感じで花が咲いていました。( りんごの花のブログ )

今はこの通り。ちょうどゴルフのボールくらいの実がついています。 花の数だけ実がなっては大変。木も疲れるし、なんといっても実が大きくなりません。 

で、この通り。下の写真は摘果して落とした実がいっぱい。もったいないとは思いますが、これも立派な兄弟を育てるため。秋には真っ赤な大きなりんごが実ることでしょう。

家の裏の里山には鳥もいっぱい来ます。 今はウグイスが鳴いています。まだいるの?住み着いてしまったようです。あと、ホトトギスの鳴き声も聞こえます。「トッキョキョカキョク」って鳴いていますよ。そのうち、梅雨が明けた頃には、梟も。

動物 2題

2005-06-08 20:58:57 | 自然


今日は、わが家に関連した動物の話。
いきなり、トカゲの写真でびっくりさせてごめんなさい。

これは6日の月曜日のこと。お昼に庭を見たら、ガーデンチェアーの背もたれにトカゲがくっついていました。妻の話によると、午前中にいつものように、バスマットをガーデンチェアーに干そうと思ったら、トカゲが張り付いていたので、別の場所に干したとか。加賀の千代女を真似て、ここで一句。「トカゲに干す場所をとられたバスマット」、ぜんぜんだめ?

さらに、夕方4時頃見たら、まだ同じ場所に居座っていました。でもよく見ると頭の位置が逆。方向転換はしたみたいです。この写真はこのとき撮ったものです。写真を撮るため、レンズを4,5センチのところまで近づけても逃げようとしません。ゆうに4,5時間はここにいたことになります。

きっと、梅雨が近いことを察知して、今のうちに思う存分日光浴を楽しんでいたのでしょう。でも、無用心ですね、鳥にさらわれたらどうするのでしょう。
以上、トカゲの甲羅干しの話題でした。





これは、わが家のぶどう棚に巣を作ったキジバト。毎年この季節になると、わが家のどこかに巣を作ります。鳥が巣を作るというのは、卵をかえすための準備なのです。巣を作って、卵を産んで、温めるんです。この写真は親鳥が卵を温めているところです。

去年も同じぶどう棚でしたが、窓のすぐ真上だったので、人間の出入りが頻繁で、落ち着かなかったことでしょう。それで、今回は端っこの場所に変えたみたいです。

うちにはチャッピーという犬がいるので、カラスとか大きな鳥はやってきません。それをキジバトは知っているのでしょう。そして、人の通りも重要なようです。人が通るところは、カラスはやってこないということも知っているみたい。なかなか賢いですね。

元気な赤ちゃんが生まれますように、がんばってくださいね。


おまけ。 トカゲのアップです。こんな近くからしげしげとトカゲを見るのは初めてです。
だから、感動してしまって。。。 本当、恐竜というか、怪獣というか、そのミニチュアを見ているようです。背中のうろこのぎざぎざなんか、かっこいいですね。
以上、変なところに感心したパン・ド・カンパーニュでした。