うん、結構好き。
監督:湯浅弘章、原作:押見修造、脚本:足立紳
吃音映画は結構あるよね、ただ、このそのままなタイトル「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」はちょっとビックリした。
オレは吃音の人に直接会ったことないし、どうなのか、そこまでは分からないってのが正直なところなんだけど。
そうすな~、吃音を治すには(いや、うまくつき合っていくにはか?)こういうことなんじゃないっすかね。
とにかく今までしゃべれなくて何も出来なかったんだから、カヨちゃんと過ごした数ヶ月は志乃にとって充実した期間だっただろうし、パッと見の欠点からは想像できない歌っていう…うーんなんて言うんだろ?歌ってる間は吃音のことを忘れられるというか考えないですむというかで、私もちゃんと出来る(歌える)ってことがうれしかったんじゃないっすかねぇ。
まあ、志乃の歌唱力も、そこまでものすごいもんでもなくて、「うん…普通」って感じなのがリアリティあるなってちょっと感心したし…映画なんだからその辺は、ものすごい歌唱力でプロをめざすって描くのは簡単だけど、結果的には吃音がテーマなんでこれでよかったんじゃないっすかね。
まぁ、楽しかったんだろ?男一人入っても大丈夫じゃね?とは思うし、文化祭で歌う成功体験は個人的にはさせてあげたかった気はしたけど…ま、あの独白は達成感あったんでないかな?と。
アレで仲戻って欲しかったけど無理だったのかな~。
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